井上祐貴 鍛え上げた腹筋を写真集で披露!「今はもっといい仕上がり」
井上祐貴さんが、写真集の撮影の裏側を語りました。
<【写真11枚】この記事の写真を見る(アザーカットあり)>
特撮ドラマ『ウルトラマンタイガ』(テレビ東京)で主演を務め、その後、映画「明け方の若者たち」、ドラマ『silent』(フジテレビ)といった話題作に出演。今年1月には3本のドラマに出演するなど、活躍を見せている井上祐貴さん。
このたび、ファースト写真集「井上祐貴 1ST写真集 いま」(KADOKAWA刊)が、2月3日に発売されました。
地元・広島で撮影された写真集は、キャンプやサイクリングなどで見せる素顔から、モードな衣装をまとったエモーショナルなショット、鍛え上げられた肉体美がまぶしい海でのショットなど、等身大の“いま”を切り取った表情が凝縮された1冊です。
フジテレビュー!!は、井上さんにインタビュー。ファースト写真集に込めた思いやお気に入りのカットのほか、俳優としてのスタンスや今後の目標などを聞きました。
<【眼福♡男子】井上祐貴 女性の髪を結ぶ姿にキュン♡気になる人を誘う方法は…「教えて!」>
“いま”の自分を出すために、これまでの人生を振り返ったことは大きかった
<井上祐貴 インタビュー>
──まずは、写真集を制作すると聞いたときの心境を聞かせてください。
写真集を出すことは、ずっと目標の一つでした。だから、めちゃくちゃうれしかったですね。同時に、ちゃんと写真集と言えるものを作ることができるのかという不安もありました。
写真集には“素の自分が出る”という怖さがあって。ただただ楽しんでいるだけでは伝わるものがないし、薄っぺらくなってしまう。そうなるのが怖かったので、いろいろな人の写真集を見てイメージを膨らましていきました。
自分の過去の写真も見ました。“いま”の自分を出すために、これまでの人生を振り返り返ったことは大きかったですね。だから、地元・広島で撮影するということが、自分の中ではポイントだった気がします。
──写真集のタイトル「いま」は、井上さんご自身が決めたのですか?
そうです。今のこの瞬間の井上祐貴を、ありのままお見せできたらいいなと思って、そのまま「いま」にしました。
最初は、「井上祐貴ファースト写真集」でもいいかなと思っていたくらい、タイトルを考えていなかったんです。でも、スタッフさんたちと話し合ううちに、やっぱりタイトルがあったほうがいいということになって。ただ、あまり凝ったものではなく、シンプルなものがいいと思っていました。
仕上がった写真を見たときに、想像していたよりも楽しそうな自分や、広島だから見せる表情をしている自分がいて。そういう今の自分を、育った広島で撮った写真を見ていたら、「だから今の自分があるんだ」と気づいたんです。
まさに“いま”だなと思ってタイトルを決めました。
──広島での撮影で、「ここに行きたい」とリクエストした場所はありますか?
「100m道路」と呼ばれている平和大通りです。平和記念公園の南側にある大きな道路で、道路幅が100mあることからそう呼ばれています。大きなお祭りが開催される場所なのですが、子どものころ家族とよく行きましたし、学生時代には友だちともよく行った場所なので、可能であれば撮影したいと提案しました。
あと僕はずっとサッカーをやっていたので、ボールを蹴っているシーンも撮れるといいなということもリクエストしました。スタッフさんがいろいろ探してくださった結果、フットサルコートで撮影したのですが、そこはよく友だちと使っていたコートで。懐かしさもあって、すごくうれしかったですね。
日が落ちる瞬間を狙った海での撮影は、まるで青春
──さまざまな表情の写真が満載ですが、お気に入りの1枚を選ぶとしたら?
1枚を選ぶのは、すごく難しいんですけど…海での一連のショットは好きですね。撮影は、昨年の8月末でしたが、その時期にしか撮れないショットが撮れたと思います。
写真集にはないのですが、カメラマンさんと一緒に海に潜って撮ったりもしました。
何より印象的だったのは…日が落ちる瞬間って、すごく短いじゃないですか。「絶対に、その瞬間の写真を撮りたい」というカメラマンさんの思いがあって、日が落ちる瞬間に一気に撮ったんですけど、まるで青春を感じましたね(笑)。思い出としてもすごく印象に残っています。
──海でのショットのなかには、鍛えた腹筋が見えるセクシーなショットもありますね。
ありがとうございます(笑)。普段から体を動かすようにはしていますが、写真集となると意気込みも違いましたし、トレーニングを増やして臨みました。ただ、写真自体には満足していますが、筋トレは続けているので、今ならもっといい仕上がりなんじゃないかって思っています(笑)。
──「anan」の表紙のオファーが来るかもしれないですね。
もっと鍛えないと、まだこれじゃダメです。「anan」の表紙は、いつかやりたいという目標の一つですから、中途半端なまま叶ってしまったらダメです(笑)。
──写真集の中のファッションは、モードやカジュアル、カラフルなものもあって多彩ですが、何かこだわりはありますか?
「こういう場所で撮りたい」というイメージをみんなで話し合っていたので、衣装合わせの際たくさんの衣装を着て、その中から撮影場所に合ったものを選びました。
たとえば、田園風景の中の1枚は、緑の田園の開けた場所で撮影するということは決まっていたので、その中で映える色で、でも景色を邪魔しないのは何色だろうという選び方をしています。
逆に、「これだけは絶対に着たい」という衣装があったら、それに合う場所を探すこともありましたね。
──表紙の白い麦わら帽子は、違う衣装のショットでも被っていて、とても気になりました。お気に入りのアイテムなのでしょうか?
お気に入りといえば、そうなんですけど…。ハットやキャップ、麦わら帽子などいろいろと用意していただいた中で、白い麦わら帽子が一番しっくりきたという感じです。被り物を一つに限定するつもりはなかったのですが、いろいろな衣装に合うし、さまざまなカットでこの帽子を被っていたら、ちょっと面白いかなって。
気にしていただけたのならうれしいです…が、意味はないです。すみません(笑)。
──改めて、写真集を手に取る皆さんにメッセージをお願いします。
この写真集には、“いま”の井上祐貴をこれでもかっていうくらい詰め込むことができていると思います。これまでにさまざまな僕を見ていただいている方にも、見たことがない新しい一面を確実にご覧いただけると思います。
もちろん、今まで僕を見たことがない方にも、見ていただけたらうれしいです。
撮影しながら、また、できあがった写真を見て、新たな発見がいっぱいありました。ぜひ、期待してください。
「分からないことがあったら監督に聞く。ガツガツいっています」
──2022年は5作のドラマ、2023年はすでに3本のドラマに出演していますが、ご自身のなかで芝居や仕事に対しての向き合い方で変化したことはありますか?
向き合い方に関しては、現場ごとに変わるかもしれないです。いろいろな監督、共演者、スタッフさんと出会って、新しい知識などがどんどんインプットされて、「こういう見せ方や考え方もあるんだ」という発見が現場ごとにあるので、それがすごく楽しくて。
全部をうまく取り入れることができているかは分かりませんが、この現場で頑張ったら、次の現場で声をかけていただける可能性もあるので、さまざまなことをインプットして次につなげていけるように頑張りたいと思っています。
──仕事をするうえで、意識していることはありますか?
はたから見るとフレンドリーに見えるかもしれませんが、実は人見知りです。でも、現場では意識的に人見知りをしないようにしていて。もっと芝居をよくしたいので、自分から共演者に話しかけたり、分からないことがあったら監督に聞くようにしたりして、ガツガツいっているほうだと思います。
『ウルトラマンタイガ』で主演をさせていただいたとき、そんな大役を任されるのは初めてで、右も左も分からない状態でした。でも、分からなくて当たり前なのに、「こんな当たり前のことを聞いていいのか」と、周囲に聞くのを恥ずかしがっていたんです。
「できないところは言ってくれるでしょ」くらいの感じで、言われるのを待っていましたが、それではダメですよね。
「あの時、もっと聞いておけば、今知っていることがもっと多かったんじゃないか」と、ふと気づいて、そこからちょっとでも分からなければ、恥をかいてもいいから聞くようにしています。
──最後に、俳優としての今後の目標を教えてください。
俳優としてもっともっといろいろな人に知ってもらいたいし、いろいろな作品を届けたいです。
演じてみたいのは、刑事役。子どもの頃ヒーローが好きで、中でも、警察官を題材にしたヒーローものをよく見ていました。特に、ハマっていたのが『特捜戦隊デカレンジャー』(テレビ朝日系)。とにかくかっこよかった。
でも、ヒーローになりたかったわけではなくて、警察官になりたいと思ったんです。ただ、子どもですから漠然と「なりたい」と思っただけで、現実的になりたいわけではなくて…。
その後、小栗旬さんが好きになり、刑事を演じられている小栗さんがかっこよくて、今は刑事役を演じたいと思っています。アクションもやりたいと思っていますが、それも小栗さんの作品を見た影響です(笑)。
そんな僕の今年のテーマは、「感謝と挑戦 悔いなく生きる」。このことを念頭に置いて、全力で頑張ります。
撮影:河井彩美
取材・文:出口恭子
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