伊藤英明×中村獅童×松岡昌宏「気づいたら現場で一番年上だったりする」

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先輩、後輩に対する思いが明かされます。

2月5日（日）の『ボクらの時代』（フジテレビ）は、伊藤英明さん、中村獅童さん、松岡昌宏（TOKIO）さんが登場する後編を放送。

今回も2012年に『ボクらの時代』に出演した3人の映像を交えつつ、語り合います。

前回の出演では「先輩にはずっといてほしい」と、先輩の存在のありがたみを語っていた3人。10年の時を経て、自分たちが「先輩」になってきていることに言及します。

松岡：後輩が増えてくることは、しょうがないじゃん。当たり前じゃん。自分が年をとっていくんだから。それは、どの世界にいても一緒だよね。

伊藤：うん。

松岡：ただやっぱり、先輩がいなくなっていく寂しさってありません？

獅童：ある、ある。

松岡：だって、気づいたら現場で一番年上だったりするじゃないですか。

獅童：歌舞伎もそうだもん。

松岡：そうですよね。

獅童：一番大事な世代の先輩、（十代目 坂東）三津五郎兄さんにしてもそうだし、先の（十二代目 市川）團十郎兄さんにしてもそうだし。みなさん、早くに亡くなって。で、気がつけば、だんだん自分も立場が上になってくるから…。

伊藤：やっぱ、勘三郎さん（十八代目 中村勘三郎さん）？獅童くんの中では。

伊藤さんは、獅童さんがよく名前を挙げる、十八代目 中村勘三郎さんについて「ああいうふうになりたいの？」と質問。

すると、獅童さんは「大好きな先輩で尊敬している先輩だけど…」と、現在の思いを明かします。

また、3人は後輩たちを見ていて思うこと、若い世代との関わり方なども語ります。

松岡さんが「老眼がひどい」と打ち明けると、伊藤さん、獅童さんも「俺も」と声をそろえますが、そこから思わぬ会話に発展。

伊藤：飯、まずくない？

松岡：え？

伊藤：老眼だと。見えないとさ。ぼやけて。

松岡：だから、ちゃんと老眼鏡するもん。

伊藤：すると、うまくない？

松岡：わかる。ちゃんと見えるからね（笑）。

伊藤：はっきり見えるから。

伊藤さんは「でもさ、独りもんだとご飯どうしてるの？」「寂しくないの？」と、独身の松岡さんに、結婚願望について突っ込んでいきますが…。

また、伊藤さんは公開中の映画「レジェンド＆バタフライ」への出演を通して、ある思いが強くなったといいます。

獅童：ヒデ（伊藤さん）は、今、若い子もそうだし、先輩もそうだけど、いろんな人からいろんなことを吸収しようっていう肉体になったんだね。

伊藤：やりたいことが決まったんだよね。夢を持ったんだよ。

獅童：おお。

伊藤：海外で生活していて、グリーンカード取って、海外でも挑戦したいなって気分になったの。

獅童：アメリカでやりたいことは何なの？

伊藤：なんていうのかな。すごいクリエーターたちがいっぱいいる。いろんな考え方の人とか…。

伊藤さんは、海外で活動することへの夢や、一方で、日本の撮影（現場）の良さなどを語ります。

ほかにも、家族を持って変化したお財布事情や、どんな最期を迎えたいか、獅童さんが50歳になって気づいたことなど、気心の知れた友人同士がさまざまな話題を展開します。