2月11日、映画「エゴイスト」の公開記念舞台挨拶が行われ、鈴木亮平さん、宮沢氷魚さん、阿川佐和子さん、ドリアン・ロロブリジーダさん、松永大司監督が登壇しました。
この作品は、ゲイであることを隠しながら生きる浩輔(鈴木)と、母を支えながら暮らす龍太(宮沢)との愛の物語。
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鈴木さんは、「この映画に関われたこと本当に誇りに思っております」と感謝。
そして、公開初日に本作を見に行ったそうで、「ちょうど昨日、この(舞台挨拶を行っている)劇場で見ていましたね。2個くらい隣のシートにいた人の携帯のバイブ音がうるさくかったんです。普段は『あ~』って思うんですけど、今回に限っては、『来てくださって、ありがとうございます』と思いましたね」と明かしました。
鈴木亮平が宮沢氷魚にバレずに映画館に行くコツを伝授「ちょっと“猫背”にするんです」
イベント終了後に、鈴木さんと宮沢さんに『めざましテレビ』の小山内鈴奈フジテレビアナウンサーがインタビューしました。
鈴木さんは、「映画を見に行ったときに、観客にバレませんか?」と聞かれると、「バレないですね」と即答。
宮沢さんが、「えっ本当に!?」と驚くと、鈴木さんは「(逆に)バレる?」と首を傾げました。
宮沢さんと小山内アナが「絶対にバレる!」と強調すると、鈴木さんは「大丈夫です!いろいろとコツがあるんです」と力説。
「ちょっと“猫背”にするんです。身長が大きいと、どうしても見られてしまうので、(猫背にしながら)『すみません…』って感じで」と説明しました。
そして、「バレる?(宮沢さんも)大きいからやっぱり見られる?」と返すと、宮沢さんは「(自分は)たまにバレますね。大きい人がいると、『まず見られる』『えっもしかして…』という2段階で気づかれます。でも、“猫背”は参考にします」とほほ笑みました。
本作では、相思相愛だった2人に、小山内アナが、実際の恋愛観をマルバツ形式で質問しました。
「龍太は直球で浩輔に『魅力的です』と打ち明けましたが、『好意がある相手には自分からアピールする』」という質問に、2人はマルと回答。
鈴木さんは、「黙っていられないタイプですね。自分の気持ちを伝えないと苦しい」と明かすと、宮沢さんも「僕も全く同じです。すごく自分勝手ですけど、自分が楽になるためでもある気がします」と同調しました。
小山内アナが、「(相手が)脈ナシかもって思っても言っちゃうんですか?」とさらに尋ねると、2人は「はい!」と声を合わせて答えました。
「幼い頃から実は、バレンタインを楽しみにしている」と聞かれると、鈴木さんは「バツ」、宮沢さんは「マル」で意見が分かれることに。
鈴木さんは、「みんなにバレないように、机の中とか必要以上に(探したり)。それで、毎年…(チョコはない)だよねって。家にピンポンが来るかも…夜になり、(誰も)来なかったとか。あまりいい思い出はないですね」と告白。
宮沢さんは、「僕の学校は、誰が誰にあげるとか関係なく、お互いにチョコレートをプレゼントするっていう風習があったんですよ」と答えると、鈴木さんは「クラス全員から(チョコを)もらうってこと!?」と驚きました。
宮沢さんは、「25~6個もらいます。できる子は、(チョコの替わりに)アイスクリームを差し入れするっていう」と明かすと、鈴木さんは、「差し入れ?撮影現場じゃないよね」と笑いました。
<映画「エゴイスト」作品概要>
ストーリー
14 歳で⺟を失い、⽥舎町でゲイである⾃分を隠して鬱屈とした思春期を過ごした浩輔(鈴木亮平)。今は東京の出版社でファッション誌の編集者として働き、仕事が終われば気の置けない友人たちと気ままな時間を過ごしている。そんな彼が出会ったのは、シングルマザーである⺟を⽀えながら暮らす、パーソナルトレーナーの龍太(宮沢氷魚)。
自分を守る鎧のようにハイブランドの服に身を包み、気ままながらもどこか虚勢を張って生きている浩輔と、最初は戸惑いながらも浩輔から差し伸べられた救いの手をとった、自分の美しさに無頓着で健気な龍太。
惹かれ合った2人は、時に龍太の⺟も交えながら満ち⾜りた時間を重ねていく。亡き⺟への想いを抱えた浩輔にとって、⺟に寄り添う龍太をサポートし、愛し合う時間は幸せなものだった。しかし彼らの前に突然、思いもよらない運命が押し寄せる…。
映画「エゴイスト」は、2023年2月10日(金)公開
©2023 高山真 . 小学館/「エゴイスト」製作委員会
配給:東京テアトル