9月6日(金)にフジテレビで放送された『ダウンタウンなう』に、世良公則が登場。実は今回、ダウンタウンとの初共演にあたり、所属事務所社長から番組に手紙が届いたという。
綴られていた「これまで共演がなかった理由」
そこには「世良本人は、非常にまじめな性格で、浜田さんの芸風的にいつものように叩かれたりすると、反射的に手が出てしまうかもしれず、場の空気が壊れてご迷惑をかけると思った」と、これまで共演がなかった理由が綴られていた。
これを聞いた松本は「怖い、怖い。絶対(叩くの)やめてな」と浜田にクギを刺し、浜田も「手は出さないですよ」と答えるも、坂上が「これは多分、社長さんから浜田さんへの前フリ」だと悪ノリ。すると、松本も「どっちへ転ぶか、賭けやぞ」とあおりまくる。そんな不穏な緊張感を抱え、一行は世良の待つ店へ…。
世良公則&ツイストのボーカルとしてデビューした世良は、広島の出身。世良の隣に陣取った浜田が「広島やもん、タチ悪そうやな」と軽口をたたくと、早くも世良は浜田をジロリ。
若い頃は、連日スタッフとケンカしていたという情報に世良は、当時新人で「何も知らなかった」と言いながらも、音楽番組に出演した時、モニターがなかったり、歌っている途中で後ろに書き割り(セット)が下りてきて、バンドの音が聞こえなくなるようなことがあったと話した。
そこで「『モニターください』とか『書き割りを降ろさずに全員撮ってください』とか、『ギターソロ撮ってください』というお願いをしていた。その話し合いが、傍から見るとケンカをしているかのように見えた」と、なんとも含みのある説明。
これに一同は「いや、いや、いや~」と口をそろえ、「それは言い方ですよ!」と“話し合い”説を否定。世良も苦笑いするしかなかった。
さらに、坂上がかつて、小堺一機が世良の名を「キミノリ」と読み間違えてしまった際の話を振ると、世良は「キミノリじゃねぇよ、マサノリだよ!」とドスのきいた声で再現。松本はファイティングポーズをとりながら「♪何が出るかな、何が出るかな」と面白がった。
世良が暴露した、坂上の若かりし頃の失言
ハスキーボイスと独特の歌唱スタイルで一躍スターとなった世良だけに、相当モテただろうという話にも。
そこで坂上が「好みのタイプを芸能人で例えると?」と尋ねると、突然、「大昔に坂上さん、僕と遭遇したことがあるじゃないですか。『世良、あんなのロックじゃない!』っておっしゃった」と言い始める。
一同が驚き、松本も「それは許せないっすね」と声を上げる中、坂上は慌てふためき「僕、中学生ぐらいです…」と、当時の出来事を振り返った。
ドラマを撮影していた坂上が、とある女優さんと食事に行った際、音楽の話に。「どんな音楽が好きなの?」と聞かれた坂上は洋楽にかぶれていたため、「とにかく、“世良なんちゃらツイスト”っていうのが、キライでキライで。マイクぶんぶんやって。なんすか、アレ?」と言い放った。
すると、「目の前の店員さんが、苦い表情で首を横に振るんです。まさかと思って振り向いたら、ツイストの人が全員いた」と回顧。坂上は「もう、殺されると思った…」と語った。
しかし、坂上は無罪放免だった。その理由は、坂上が一緒にいたのが木之内みどりだったから。世良は「だから僕、キレなかったんです。大の木之内みどりさんファンで、今でも好き」と、明かした。
これを聞いた松本は「(だから)次に出した曲が『銃爪(ひきがね)』なんですね」と、世良公則&ツイストの大ヒット曲を使ってボケ、みな大笑いに。
さらに、世良が「礼儀知らずは、地の果てまでも追いかける!」「仕事相手にリスペクトの気持ちが感じられないと気に入らない」との情報を入手した坂上が、「ある方が世良さんにリスペクトをこのような形で表現されてるんで、見ていただいていいですか?」と振りを。
それは、『ガキの使いやあらへんで!』で、世良の扮装をした浜田が、口パクで熱唱するというかなり失礼なVTRで、世良は「俺はこういうふうに見られてたんだろうな…」と怒るどころか落胆。恐縮&動揺しまくる浜田に、松本は「礼儀知らずは、地の果てまでも追いかける!」とツッコみ、一同爆笑となった。
次回9月13日(金)の『ダウンタウンなう』は、ゲストに三谷幸喜、高橋みなみが登場。