美元(みをん)という女性を覚えているだろうか?

モデル・女優として活動していたが、「サイコパス」「DV」「浪費家」「ストーカー」など、世間から大バッシングを受け所属していた事務所を解雇された美元。あれから7年。彼女のその後はあまり知られていない。

9月22日(日)21時から放送されるフジテレビ『追跡ドキュメントバラエティ シンジジツ』は、本人の告白と再現VTRで「そう思い込んでいたこと」や「注目・話題の現象」を取材し、“シンジジツ”(新事実・真事実・深事実・心事実)をわかりやすく紹介していく番組だが、ここに美元が登場することが明らかになった。

全てを失った美元は、シンガポールに移住し再婚。本名・芦澤裕子から名が変わり、ユウコ・チャンに。今は「ミセスシンガポール」として12月の世界大会を目指して活動しているというのだ。

その奇跡の復活と、7年前の“シンジジツ”とは…。彼女が、現在のシンガポールでの生活を映像で紹介するのは日本初となる。

彼女は、母の夢であった「ミス・ユニバース・ジャパン」に、2000年20歳の頃挑戦し、準グランプリに選ばれた。その後、世界10カ国でモデルとして活躍し、女優デビューを果たす。

順風満帆な人生と思われたが、7年前の騒動で世間から大バッシングを受ける。マスコミの過熱する取材と捏造された情報や記事。そして当時、彼女が精神的に追い詰められることになった「裏切り」とは? あの時に守り続けた「沈黙」の理由とは?

番組では、本人の告白とともに、過去の映像、そして再現VTRを交えて、あの騒動の“シンジジツ”を伝える。

その後、滞在していたシンガポールでシンガポール人の男性と再婚して移住。ユウコ・チャンとして若い世代に混ざりモデル活動を再開していた。

そして更なるステップアップを目指し今年5月「ミセスシンガポール」に挑戦し、見事グランプリに輝いた。大会では外見の美しさだけでなく、社会貢献活動への取り組みや、妻として母としての資質を問われる。

シンガポールで新しい家庭を築き生活が落ち着いた今も「日本の取材を受けるのは怖い」と語る美元。しかし、ネット上では昔の記事や書き込みがそのまま残っていて、今もなお、自分はもちろんのこと、関係のない娘までも傷つけられてしまうことがあるのだという。「過去のことはそっとしておきたい」と思う反面、避けてばかりはいられないのも現実だ。

7年前の騒動から今の生活まで、時を経てようやく本人から明かされる“シンジジツ”に注目だ。