高橋恭平 撮影で脚の毛を剃ることに抵抗「剃ったら濃くなるのが怖かった」

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高橋恭平さん（なにわ男子）が主演を務める映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の公開前夜祭舞台挨拶が、3月2日に行われ、高橋さん、畑芽育さん、板垣李光人さん、莉子さんが登壇しました。

この作品は、亜南くじらさんによる同名コミックが原作。モテモテなのに周囲には塩対応な千輝くん（高橋）と、人生初の告白に玉砕した高校2年生の失恋女子・真綾（畑）との“片想いごっこ”青春ラブストーリー。

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公開を前日を迎えた感想を高橋さんは、「初主演ということで、畑ちゃん、りひちゃん（板垣さん）、莉子さんたちと、いろいろなことをやらせていただきました。全力でこの映画を盛り上げることが楽しかったです。皆さんにどう届くのか楽しみです」とコメント。

また、「俺が前に行くというよりも、全員が“座長”で、横一列でやっていました。『One for all, All for one』という感じです」とほほ笑むと、板垣さんも「それはみんな感じてると思います」と同意しました。

畑さんは、「撮影期間中から、今日にいたるまで、莉子ちゃんとはずっと会っていたんです。『莉子と会っていたら、もう公開だ～』みたいな（笑）。この映画でお友達ができて、映画のことを考えていたら、この日があっという間に（公開が）来てしまったという感じです」と振り返りました。

また、本作の内容にかけて、登壇者で“ヒミツ”をテーマにクロストークを行いました。

板垣さんは、「ヒミツというのではないんですけど、撮影初日に、恭平さんと並んで歩いていたんです。実際の学校で撮影をしていたのですが、（その学校に通う生徒が）部活をしていたんです。その時に、僕が日傘を差していて、ふとそっちの方を見たら、ブスっと恭平さんに刺してしまって」と告白。

そして、「今から映画を撮影していくのに、なんて幸先の悪いスタートなんだろうと思ってしまいました」と笑うと、高橋さんは「そこから、僕たちの絆が始まりましたね」とニッコリ。

続けて、高橋さんは「それまでコミュニケーションがなかったので、そこから（距離を）詰めれたと思います」と明かすと、板垣さんは「僕は人見知りなんで、グイグイ来てくれると助かります」と感謝。

高橋さんは、「（グイグイと）行き過ぎるとよくないんですよ。その塩梅はみています」と言うと、板垣さんは「それはすごく感じます。周りのことをすごく見ているんだろうと思いました」と語りました。

また、高橋さんは自身のヒミツについて、「（撮影の）どこかのタイミングで脚の毛を剃ったんですよ」と発表。

陸上部のエース・千輝くん役として、脚を露出するシーンが多かったことから、脚の毛をどうするか、撮影スタッフと相談したそう。

しかし、高橋さんは「脚の毛を剃らなくても、俺は薄いんですよ」と拒否したといいます。

畑さんは、「（高橋さんは）脚の毛を剃りたがらなかったんですけど、メイクさんに押されて除毛していました」と明かすと、高橋さんも「剃ったら濃くなるというイメージなんです。更地になると、そこから新たな根が生えてくるじゃないですか。それが怖くて、戦っていたんですけど、最後は折れて、メイク室で剃りました」と説明。

このやり取りに板垣さんは、「少女漫画原作で、これだけ毛の話を広げるのって」とツッコミ、周囲を笑わせました。

あらすじ

人生初の告白に見事に玉砕した高校2年生の失恋女子・真綾（畑芽育）。親友の小原知花（莉子）に慰められるも、落ち込んでいるところを陸上部のエースで学校一のイケメン男子・千輝くん（高橋恭平）に見られてしまう。

モテモテなのに周囲には塩対応な千輝くんが、なぜか真綾に提案したのは、なんと“片想いごっこ”！
「好きな人、無理に探すくらいなら、俺に片想いすれば？」。

片想いごっこの条件は、絶対に好きにならないことと、まわりにバレないこと。好きになってはいけない約束なのに、自分にだけ優しくて甘すぎる千輝くんに、真綾の気持ちは次第に揺れ動いていく…。

そんな中、真綾に密かに想いを寄せるクラスメイトの手塚（板垣李光人）に、秘密の関係を知られてしまい…。

千輝、真綾の片想いごっこの行方は―？！

映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」は、3月3日（金）より、全国公開。
©2023「なのに、千輝くんが甘すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
配給：松竹