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2018年より毎年、エンターテインメントのバックステージに長期密着し、好評を得てきた『連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME』。そのSeason5の第5弾として、関西ジャニーズJr.特集が放送されている。

3月10日（金）の放送は、Episode2「初めての大舞台へ」。

関西ジャニーズJr.のユニットの一つAぇ! groupは、2019年に結成。2022年の夏、東京で初の単独公演を控えていた彼ら。このチャンスに向け、さまざまな準備を進めていたが、メンバーが新型コロナウイルスに感染し、全公演が中止となった。

＜Aぇ！ group 初の東京単独ライブが全公演中止に！悔しさにじませながらも「ありがとうございました」＞

その悔しさを胸に、彼らは再び前へと歩き出す。新たに決まった単独でのアリーナ公演「西からAぇ!風吹いてます！ ～おてんと様も見てくれてますねん LIVE 2022～」のリハーサルや本番に密着した。

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2022年8月。Aぇ! groupは、ジャニーズWESTの東京ドーム公演にバックダンサーとして出演。関西ジャニーズJr.からCDデビューを果たし、ドームのステージに立つ先輩を憧れのまなざしで見つめるメンバーたち。

正門良規さんが「いつかドームでやるつもりでいるんで。早く来たい場所ではあります」と野望を語る場面も。

そんななか、彼らに朗報が。Aぇ! group初となるアリーナ公演が決定したのだ。さっそくジャニーズWESTの桐山照史さんと中間淳太さんに報告をする佐野晶哉さん。「すごいね！」「（公演する）ぴあアリーナMMはでかいよ」という祝福とアドバイスを受けた。

自身最大規模の“1万人キャパシティ”のステージに挑むことになった彼ら。末澤誠也さんは「勝負の公演になると思います」と言い、草間リチャード敬太さんは「僕らを見に来ているお客さんだけ。100％の僕らを届けたい。それがこの規模で実現するのは楽しみです」と心を躍らせる。

そして、演出にも参加することになった福本大晴さんは「この前“サマパラ”が中止になって、落ち込んでいるというイメージを、元気にしたい」と、テーマを掲げた。

しかしスタッフから「唯一無二感ってどうやって出るんだろう？（メドレーも）オリジナルに忠実じゃん。結局はオリジナルには勝てない」という指摘が。福本さんをはじめ、メンバーは頭を悩ませる。

その翌日、Aぇ! groupのもとに事務所の先輩である大倉忠義さん（関ジャニ∞）がやってきた。大倉さんは「タイトル考えたんやけど」と切り出し、メンバーに1枚の紙を見せる。そこに書かれた「西からAぇ!風吹いてます！ ～おてんと様も見てくれてますねん LIVE 2022～」というタイトルに、Aぇ! groupから笑いが起こった。

「（今回は）楽しいライブのほうがいいんじゃないかな。かっこいいライブは誰でもできる気がするから。『すっげー盛り上がってんな、この人たち』っていうライブは、誰にもできない気がする」と、グループの特色などを考えアドバイスを送る大倉さん。その言葉を受け、メンバーはリハーサルへと臨む。

関ジャニ∞やジャニーズWESTのメンバーからさまざまなアドバイスを受けるAぇ! groupの姿に、SNSでは「先輩に愛されているのが分かる」「ステキな先輩に囲まれてよかったね」「こうして受け継がれていく関西のイズム」と感激する人が続出。

また、「Jr.のうちからステージを作り上げていく環境にいられるのってすごい」「舞台とリハが重なって大変だったと思うけど、これはすごくいい経験だよね」「Aぇにとって大きな一歩」というコメントも見られた。

課題の一つとなっていた、先輩グループの楽曲のメドレー。その演出や構成に大きな影響を与えていたのは、関ジャニ∞が昨年開催したライブ「18祭」で披露した、なにわ男子の「初心LOVE（うぶらぶ）」だ。

佐野さんは「（他グループの曲のはずが）あの時間は完全に関ジャニ∞さんの曲になっていて。“自分たちにしかできへん”ってこういうことなんかと実感した」と、衝撃を受けたという。

そんな先輩の姿からヒントを得て、メンバーの個性を生かした演出を追加。“自分たちらしさ”を表現していく。

一方、コントパートを担当する小島健さんは、自分のこだわりを貫こうとしていた。「本気のカンフーアクションをやりたい」という彼に対して、稽古を見に来ていた横山裕さん（関ジャニ∞）からは「モヤモヤする。すごいのをやってるのは分かるんやけど、笑いも1個入れてほしいな」と意見が。

アドバイスを受けて“すごい”を目指しながら、尺をコンパクトにする作戦をとる小島さんは「『お前らやったらいける』と言ってくださることはうれしいです。でも、もっともっとできるようになりたい」と、横山さんへの思いを語るとともに、気合を入れる。

9月28日、ライブ当日。開演まで25分を切った楽屋には、正門さんのギターとメンバーの歌声が響く。

そして、開演直前にメンバー全員で円陣を組むAぇ! group。小島さんが「初アリーナですよ！もっともっと騒げんだろ！」と呼びかけて6人は気合十分。“明るさ”や“楽しさ”をテーマに準備してきたライブの幕が開いた。

自身のオリジナル曲や先輩の楽曲、かわいさもかっこよさも詰め込んだ2時間のライブを終えたメンバー。

「僕たちとお客さんの間で高め合いができているのはステキな環境やなと思います」「これだけの人たちが支持してくれてるんだなと思うと、僕たちのやっている意味ってあるんだなって」「全部粗削りですけど、それが今のAぇ! groupの武器なので」と語るその表情は、充実感に満ちていた。

SNSには、「おてんと魂、めちゃくちゃ楽しかったな」「ライブ中のメンバーの楽しそうな顔忘れられない」と、コンサートに参加したと思われるファンの声が。また、「すごくステキな6人！」「改めてついていきます！」「ドーム、いつか立とうね！」と応援コメントやメンバーとともに気合を入れるファンの声も多く見られた。

次回、3月17日（金）は、関西ジャニーズJr.新世代の戦いに密着。小さなアイドルたちにのしかかる期待と重圧、そして試練を乗り越えた先に見える景色とは？

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