YouTubeの登録者数86万人以上！Twitter（現・X）のイラスト投稿から生まれた人気の癒し系キャラ「お文具さん」が、現代人の疲れた心を癒すショートアニメ『お文具のアニメ』の作者にインタビュー！
キャラクターの誕生秘話や、制作で心がけていることなどたっぷりお話を伺いました。

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丸くて白い、まるでお餅のような見た目がキュートなお文具さん。ユルくも、心に染み渡るような名言に癒され、励まされる人が続出しています。
今年はZ世代を対象にした「2024年上半期ネクストトレンド予想」にも選出！そんな老若男女に人気なお文具さんの誕生のきっかけを聞いてみました。

ーーまずは 作者さまの簡単な経歴を教えてください
大学を卒業して酒蔵に就職しながらお文具を描き始めました。お文具のお仕事が忙しくなり今は制作活動のみです。

ーーお文具さんが生まれた背景やきっかけはなんだったのでしょうか？
教科書やノートの空いている部分に何かを埋めたくなる、そんな衝動にいつもかられていました。 描きやすくて埋まりやすい物として誕生したのが「お文具」の原型です。
自分で描いて投稿して楽しんでいたのが少しずつ広がっていき、今のお文具になったのかなと思います。

元々は自身の“備忘録”という形で日々感じたことなどを漫画にしてTwitter（現・X）に投稿したのが始まりだという『お文具』シリーズ。

ーー誰かが癒やされるような作品を作りたいと思ったきっかけは何ですか？
自分が癒やされたいなと思って作っているので、まさかこんなにも見てくださる人が増えるとは思っていませんでした。今はお文具のキャラクターの考えを主にしたいので、作者の気持ちを代弁して制作していいものなのかと考えています。

2020年1月からは『お文具のアニメ』としてショートストーリーの投稿を開始。毎週水曜日と金曜日の午後8時に新作が投稿されます。（投稿はお休みすることもあります）その制作の裏側を聞いてみました。

ーーYouTubeに投稿されるお話はどんなところから着想を得ていますか？
部屋でぼーっとして、思いついたものをメモしてそこからストーリーを広げていくのがほとんどです。他から着想を得るとそのままの作品になりそうなので、外の環境にあまり影響されないよう気をつけています。

ーーどんなアトリエで制作をしているのか気になります！何人くらいで制作していますか？
家でずっと絵を描いています。外やカフェなどで描いたりはしないです。
短い動画ですが、ストーリーから投稿まで2-3日くらいかけて1人で制作しています。最近は他の描く仕事も増えて、なかなか投稿頻度が落ちていますが、他の人に制作や編集をお願いしてまで投稿したいとは思わないので1人で活動したいと思っています。

中には「指を置いて楽しむ動画」や「目をつぶって見る動画」など、視聴者参加型のストーリーがあるのも『お文具のアニメ』の特徴。
その他にも、通常アップしている2~3分ほどの動画とは違い、1時間にも及ぶ“作業用/睡眠用”の動画など、自身が「試してみたい」「やってみたい」と思ったものは全てやってみるんだとか。
そんなチャレンジ精神も、『お文具のアニメ』が愛され続ける理由かもしれませんね。

プリンさんをはじめ、ゼリーさんや猫さんなど、お文具さんの個性豊かな仲間たちも作品の魅力の1つ！

ーー個性的なキャラクターを生み出したきっかけを教えてください
お文具さんだけだと色味がなく、まとまりがなくなりそうだったのでプリンさんやゼリーさんなど仲間たちが増えていきました。

ーー新たに仲間に加えたいキャラクターはいますか？
赤と緑のレギュラーキャラクターが居ないので、赤と緑のキャラクターが出てきたらいいなと思いますが、今のバランスがちょうどいいので今のところは考えていません。