家族と共有したい地震への備えについて、考えました。
女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ!』の金曜恒例コーナー「ノンストップ!サミット」。
1月5日(金)の放送は、NPO法人体験型安全教育支援機構代表理事の清永奈穂さんをスタジオに迎え、「家族で改めて考える地震の備え」というテーマで、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、鈴木あきえさん、「婦人公論」元編集長の三木哲男さんが話し合いました。
避難所に行くべきか…迷ったときの判断の基準
番組ではまず、地震発生から4日経った1月5日午前9時の段階での令和6年能登半島地震の被害状況を確認。
清永さんの珠洲に住む知人によると、トンネルが崩落して集落が孤立し、避難先の体育館のガラスが割れて寒さが問題となっているといいます。また現地では、水やガソリン、乾電池が不足しているそうです。
2023年5月の能登半島地震の際に現地を訪れて調査をした清永さんによると、地震が続いている能登では、日ごろから避難場所を確認するなど地震に備えている人が多いとのこと。
一方で、立て続けに発生した地震の影響で家屋の安全性が低下しているといい、清永さんは「お正月くらいゆっくり過ごそうとしていたと思うので、被災した人たちの精神面も心配」と訴えました。
1月1日、車で移動中に緊急地震速報が鳴ったという鈴木さんは、「震源もわからない状態だったので、こういうときに車を停めるべきなのか、どう行動するのが正しいのかわからず、焦った」と、率直な感想を述べました。
そこで、基本的な避難の流れをおさらい。避難所に向かうかどうかは「火事の危険性があるか」「避難指示が出ているか」などを確認したうえで判断する必要があるといいます。
清永さんによると、避難所に向かうかどうかの主な判断基準には、下記のようなものがあるそう。
・津波が発生しているか
・火災が起きているか
・耐震性の不安があるか
・断水しているか
・ドアの開閉ができているか
清永さんは「環境によって異なるので、判断が本当に難しい」とつけ加え、竹山さんは「何かしてあげたいと思う人も多いと思うけれど、今は素人は無闇に現地に行かないほうがいい。ボランティアが入れる状態になったらアナウンスがあるはず」と別の角度からのアドバイスを送りました。
停電でも、ろうそくはなるべく避けて…その理由
「出火から3分で火は天井に回る。その時点で素人による消火は難しいので避難を」「10分で1棟燃え、12〜13分で隣に延焼が始まる」など、火事の広がり方についても紹介しました。
清永さんは、「出火から30分で街区火災に広がる。家に愛着がある気持ちはわかるが、風向きなどを確認して逃げられるときに逃げて」と火事の恐ろしさを語りました。
火事を起こさないためには、自宅から避難する前に「ブレーカーを落とす」「ガスの元栓を閉める」などを徹底する必要があるといいます。
停電のときには「ろうそくは、なるべく使わないほうがよい」という情報については、清永さんが「余震でろうそくが倒れて火災になった例がある。なるべくLEDランプを用意したほうがいい」と補足し、番組公式SNSには「懐中電灯の電池を確認しなきゃ!」などの声が寄せられました。
被災者を受け入れる「指定避難所」と、大規模火災から人を守るための「広域避難場所」についても紹介されましたが、鈴木さんは「違いを初めて知った」と驚きの表情に。
鈴木さんは何かあったときの集合場所を、家族のLINEグループのノート機能で共有しているそうですが、「スマホが使えないときに備えて紙にもメモをした。私の携帯電話の番号も、子どもに覚えさせようと思う」と、能登半島の地震を受けて起こした行動について語りました。
停電の際に気をつけること&スマホの節電方法は?
「切れた電線に触らない」「太陽光発電設備に近寄らない」「発電機は屋内で使用しない」など、停電の際に気をつけるべきポイントも紹介されました。
各部屋に懐中電灯を用意したうえで、懐中電灯や防災グッズに100円ショップなどで売っている「蓄光シール」を貼っておくと暗闇でも光って見えるという情報を聞いた鈴木さんは、「蓄光シールを廊下などに貼るのも安全かも」と防災へのヒントをもらった様子でした。
災害の情報を集めるために不可欠なスマートフォンの節電には、「画面の明るさを下げる」「起動中のアプリを終了する」などが有効だそうです。
清永さんは、「(自宅の倒壊の様子などの)記録を撮るためにも、スマホは必要になる。災害に備えて電池式の充電器を用意して、まずは何もないときに使ってみてほしい」とアドバイス。
千秋さんは「自分が被災したら充電を求めて走り回るのがわかっているのに、充電器は『まだいいか』と思って買っていない。今度こそ買わなければ」と反省の表情を浮かべ、三木さんも「時間が経つと忘れてしまうので、今週末に防災のための行動を起こしてほしい」と熱弁しました。
体の内部の体温が35℃以下になる「低体温症」には、寝袋が効果的なのですが、竹山さんは「冬用の寝袋は少し高いから、例えば家族で1個用意するくらいでいいのかも。アルミシートもだいぶ温かい」とキャンプでの経験をもとにトーク。
防寒効果が高いと注目されている「雨がっぱ」については、汗をかいてしまうと逆に体が冷えてしまう可能性もあるので、汗をかかないように注意することが必要だとも紹介されました。
子どもと一緒に通学路を歩いて「いざ」への備えを
東京消防庁が公式YouTubeで公開している、首都直下地震のシミュレーション映像も紹介。
こちらでは、「学校」「通学路」「自宅」などのシチュエーション別に、地震のときにどんな被害が予想されるのか、映像で見られるようになっています。
鈴木さんが「CGだとわかっていても怖いくらいだから、自分の身を守るための訓練が必要。落ち着いたら家族みんなで見たい」と語ると、千秋さんも「シミュレーションをしたかどうかで、行動は絶対に変わる。自分ならどうするか、きちんと考えないと」と同意。
清永さんは「実際にお子さんと通学路を歩いてみてほしい。ポイントは、塀や窓から3m離れた場所に移動したうえで、首のうしろなどを守る姿勢をとると教えること」と、冬休みの今だからこそ、子どもと防災について話し合う必要性を語りました。
視聴者から「防災のために用意するものがどんどん多くなって、自分で持って出られるか不安」という声が届くと、清永さんは「薬やメガネ、入れ歯など、ほかの人が持っているもので代用できないものは、必ず持って出る準備を」と助言。
「家に備蓄はあるけれど、外出時はどうやって備えたらいい?」という疑問には、「500mLのペットボトルと小さい羊羹(ようかん)、タオルやウェットティッシュなどをローリングしながら持ち歩いて」と答えました。
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