池松壮亮「シン・仮面ライダー」の公開を迎え「本当に長い旅だった」

めざましmedia編集部

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池松壮亮さんが主演を務める、映画「シン・仮面ライダー」の全国最速公開記念舞台挨拶が、3月17日に行われ、池松さん、浜辺美波さん、柄本佑さん、西野七瀬さん、塚本晋也さん、手塚とおるさんが登壇しました。

この作品は、仮面ライダーの誕生50周年を記念して製作されたオリジナル作品。脚本・監督を務める庵野秀明さんとキャスト・スタッフが心血を注ぎ生み出す、新たなる仮面ライダーの物語。

本郷猛／仮面ライダーを池松さん、緑川ルリ子を浜辺さん、⼀⽂字隼⼈／仮面ライダー第2号を柄本さん、ハチオーグを西野さん、緑川弘を塚本さん、コウモリオーグを手塚さんが演じます。

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池松壮亮「庵野作品ですから、一筋縄ではいかない」公開を迎えた気持ちを語る

池松さんは、公開を迎えて「庵野作品ですから、一筋縄ではいかないかもしれません。皆さんが、映画を鑑賞するのが、1回では済まないかもしれない。とにかく堪能してほしい」とコメント。

浜辺さんは、「試写会は、終わった後に感想会などがあって、緊張するんです。でも、『今日最高の日だね！ワクワクするね！』と、現場に向かったくらい、高ぶりがありました。映画を見た人が、『いい日だな』と思ってもらえれば」と語りました。

柄本さんは、「僕自身、初見が10日ほど前なんです。通常は、映画が出来上がってから半年後とかに公開が普通なので、それまでに気持ちがいったん落ち着くんですけど、10日前に見た気持ちの高ぶりのままいます。なので、ちょっとぼーっとしています（笑）」と明かしました。

西野さんは、「私も初めて見たあと、（気持ちが）上がりっぱなしだったので、（鑑賞した人が）これからそれを体感してもらえると思うと、うれしいです」と呼びかけました。

また、「アクションシーンをずっとやってみたくて、この作品で戦うことができてうれしかったです」とほほ笑みました。

イベントでは、入場者特典「シン・仮面ライダーカード劇場版」（全10種／1パック2枚）を登壇者の皆さんで、開封しました。

池松さんが、「仮面ライダーと緑川ルリ子」の当たりを引き当てると、柄本さんは、「スタッフ、仕込んだんじゃないの？」と冗談を言い、周囲を笑わせました。

西野七瀬全国行脚で地元に凱旋「一番テンションが高いかもしれない（笑）」

また、このイベントを皮切りに、18日と19日には、池松さん、浜辺さん、柄本さん、西野さんが全国の劇場をそれぞれ周る「ゲストビジット全国行脚」（北海道～九州）が行われます。

九州エリアを担当する池松さんは、「（出身地でもあるので）凱旋と言いますか、『（映画が）できたよ』と言ってきます！」と意気込みました。

浜辺さんは、出身である石川県からスタート。「コロナ禍もあって、いろいろな劇場に行かせていただく機会が減っていたので、どこか恩返しのような気持ちになりました。普段いけないような劇場にもお邪魔できるそうなので、ワクワクしています。スケジュールがかなり決められているので、ミッションとして完遂してきます」とニッコリ。

2日間というタイトなスケジュールに、柄本さんは、「俺なんて着替える時間がないくらいだよ！北海道の函館からなんで、（この舞台挨拶が終わったら）新幹線で向かいます」と明かしました。

北海道から東北のエリアを担当するそうで、「仕事でもあまり行ったことのないところがあるので、非常に楽しみです。最後に、東京に集まるので、その時までには、『2キロくらい太ってこようかな』と思っています。おいしいものだらけだと聞いています」と笑わせました。

西野さんは、「私は、地元の関西エリアに行かせてもらいます。新神戸から始まって、名古屋にお邪魔します。一人で舞台挨拶するのは初めてなので、不安ですけど、楽しんで頑張りたいと思います」とコメント。

続けて、「学生の時に一番見に行っていた映画館に、今回訪れるので、それが一番うれしいですね。その時が、一番テンションが高いかもしれない（笑）」と笑いました。

最後に池松さんは、「この作品は、なにかターゲットがあるような映画ではないんです。願わくば、誰もがアクセスできるような、仕上がりになったと思っています。実験性のあるプロジェクトで、長い時間を苦しんだり、楽しんだり、スタッフやキャストと過ごしてきました。本当に長い旅だったと思います。今日を迎えられて本当にうれしいです」と締めくくりました。