金子隼也 デビュー10周年で初の写真集を発売！ラーメン我慢でK-POPアイドル風メイクにも挑戦【推し☆メン】

金子隼也さんが、初となる写真集の裏話を明かしました。

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「推し☆メン」Vol.2は、3月27日に1st写真集「Be Myself」と「金子隼也カレンダー 2023.04-2024.03」をリリースする金子隼也さんが登場。

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2012年から『天才てれびくん』（Eテレ）に“てれび戦士”として出演し、2021年『ウルトラマントリガー』（テレビ東京）で俳優デビュー。その後、『ハマる男に蹴りたい女』（テレビ朝日）などに出演し、活動の幅を広げています。

初めての写真集に込めた思いや撮影を振り返ってもらったほか、10周年を迎えた芸能活動について聞きました。

――写真集の制作決定を知らされて、言葉を失ったそうですね。

（所属事務所である）ホリプロの若手俳優がそろって出演するイベントのパンフレット撮影があるから、「そのために体をしぼってほしい」とマネージャーさんから言われ、少しずつ準備をしていたんです。

そしたら、実は写真集のための体づくりだったとサプライズで知らされ、呆然として言葉を失いました。まさか自分の写真集を作ることになるなんて想像もしていなかったので、かなり驚きました。

――大好きなラーメンを控えるなどして、撮影に備えたのだとか。

顔のラインをシャープにしたかったので、まずは食生活から見直そうと思って、お酒を控え、揚げ物も我慢、炭水化物を控えて、モヤシを3袋だけという日もありました。

そして、ジムに通い、ランニングをして体をしぼりました。体重は3㎏ぐらいしか変化していないのですが、あまりムキムキになるのも僕の顔には合わないと思って、とりあえず脱いでも大丈夫な体を目指しました。

――そんなにラーメンを食べていたんですか？

それまでは週に2、3回食べていたのですが、準備期間に入ってからは週1に抑えました。スタッフさんから「週1でも食べてたんかいっ！」ってツッコまれましたけど（苦笑）。

――写真集のタイトル「Be Myself」について聞かせてください。

これは、中学生のときにやっていたブログのタイトルからとったものです。記念すべき初めての写真集ですし、自分らしさを出したいという思いを込めて、僕から提案しました。

――金子さんにとっての「自分らしさ」とは？

自然体でいることです。僕は何かにハマるとのめり込んでしまって、まわりが見えなくなる性格。それは長所でもあり、短所でもあると思います。基本的にはインドア派で、ドラマを見ることや読書が好きです。

――最近ハマったものはありますか？

ずっと見たかったドラマ『池袋ウエストゲートパーク』（2000年／TBS）をNetflixで一気見しました。すごく面白かったです。

――カレンダーの撮影ではK-POPアイドル風のメイクにも挑戦したそうですね。

「やってみたいことはありますか？」と聞かれて、ずっと聴いてきたK-POPアイドルみたいなビジュアルになってみたいと思い、メイクから衣装までかなり近づけてもらいました。自分で自分を見て感動しました。メイクさんとスタイリストさんのおかげです。

――お手本にしたのはどんなアイドルですか？

TOMORROW X TOGETHERのYEONJUNとTAEHYUNの画像を用意して、メイクさんに見ていただきました。仕上がったときは、「メイクでこんなに変わるんだ」と興奮したことを覚えています。撮影もBGMをかけながらでとても楽しかったです。

――そうして完成した写真集やカレンダーを手にしたときの感想を聞かせてください。

まず、自分の素の感じが出ていたことがうれしかったです。衣装はほぼ自分でセレクトしたのですが、普段、自分が着ているテイストだけだと面白くないかなと思って、スタッフさんに相談しつつ、あえて着たことのないジャンルにも挑戦しました。プライベートでは黒い服ばかりで、紫や黄色はまったく着たことがないので新鮮でしたし、「こんな色も似合うんだ」と新たな発見もありました。

――デビュー10周年を迎えましたが、どんな心境ですか？

特に意識することはなく、「もう10年経ったんだ」という驚きのほうが大きいです。仕事は小学生からしていましたが、お芝居をしたいと思ったのは、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」（2016年）を見た高校生のとき。「僕もお芝居で人の心を動かしたい」と強く思ったあの瞬間がターニングポイントでした。

――この10年で変化はありましたか？

一つ一つの仕事に、より丁寧に取り組んでいきたいと強く思うようになったのは、子どものころと比べて成長したことですが、顔も中学生のときからほとんど変わっていませんし、ベースは変わってないと思います。

――オフはどう過ごしていますか？

自分の中で決めていることがあって、2日休みがあったら、必ず1日は外出するようにしています。友だちに連絡して、都合が合えば食事に行きますが、基本的には家で寝ていることが多く、気を抜くと顔にすぐ出ちゃうので、ジムへ行って運動するようにしています。

――この連載のタイトルにかけての質問ですが、“推し”はいますか？

TWICEのダヒョンを高校生のころからずっと推していて、バラエティにも全力で取り組む姿が好きです。ライブにも行ってみたいのですが、一緒に行ってくれる人がいないので、まだ一度も行けてなくて。今年こそは、TWICEファンの友だちを作りたいですね。

――お気に入りのプライベート写真について聞かせてください。

これは、今年の元旦に母の地元・香川県の屋島で撮った初日の出です。こんなにキレイな初日の出を見たことが初めてで、「今年1年頑張ろう」と気合いが入った1枚でもあります。

――将来の目標と意気込みをお願いします。

作品によって世界観はまったく違うと思いますが、どんな作品においても常に自然体でいられる俳優になりたいです。今後、演じてみたい役はたくさんありますが、まずは一つずつ丁寧に取り組んでステップアップしていきたいです。

撮影：河井彩美