萬田久子さんが、自身の美の秘訣を語りました。
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4月8日(土)からスタートする土ドラ『グランマの憂鬱』は、とある村で代々総領職を務めるグランマこと百目鬼ミキ(どうめき・みき/萬田)が、村の個性あふれるキャラクターたちと、日常で起こる数々の問題を一刀両断していく“痛快ほっこり物語”。
悩める者を愛ある“喝”で導く孤高のグランマを、萬田久子さんが演じます。
凜としたミキを、圧倒的な存在感で華麗に演じる萬田さんに、役への向き合い方や作品の魅力、美の秘訣などを聞きました。
実年齢より年上役は初挑戦も「“Age is just a number”。年齢なんて、ただの数字よ」
<萬田久子 インタビュー>
──本作のオファーを受けた時の感想を教えてください。
「なるほど」のひと言でした。いい意味でですよ(笑)。自分の年齢って、相手の(自分への)接し方で気づいたりしますよね。それで、自分の立場というものが分かってくる。
例えば、私が30代だったらこの役柄は来なかったと思うんです。それは、年を取ったという意味ではなく、世間からこういう役を演じられると思われている年齢なんだなって。
しかも、私にとって自分よりも年上の役が来たのは今回が初めて。それも含めて、「なるほど」と思いました。演じていてすごく楽しいです。
──百目鬼ミキの人物像と共感するところを教えてください。
凜として、強い。そして、温かみのある人ですね。私とミキさんでは、表現の仕方はまったく違いますけれども、お互い愛はあると思っています。愛のある言葉を相手に伝える気持ちは似ているかな。
ミキさんは、自分の意見を言葉に出して正々堂々と言える強さがあるし、言ったことに対して責任を取る覚悟を持っています。それは、パワーがないとできないことなので、カッコいいなと思います。
──ミキを演じるうえで大切にしていることは何ですか?
原作(高口里純さんの同名コミック/双葉社 JOUR COMICS)のミキさんは、数字的には私よりも年上。でも常に私は“Age is just a number”、年齢なんて、ただの数字よ、と思っています。
ただ、見た目は大切なので、髪型や髪色、着物の色などはかなり念入りに相談して、原作に近づけるようにしました。
ミキさんは、心の笑みはあるのですが、顔にはあまり出さないんですね。ですから、演じるときには、笑みを抑えています。そして、なるべく低音で話してくださいと言われましたので、それは意識していますね。
──グレーヘアを結い上げた髪が印象的ですが、地毛なのですか?
地毛もありますけど、私もよく分かっていないミステリアスな髪です。被るというのでもないし…ヘアメイクさんが作り上げてくださっています。
村長役のモト冬樹さんが、いつも興味深く見ているので、やってみたいんじゃないかしら。でも、モトさんがやると意地悪ばあさんみたいになりそうね(笑)。
「100回のエステより、1回の現場」。撮影現場に入ると細胞が生き生きしてくる
──現場の雰囲気はいかがですか?
私の座右の銘は「人生楽しみましょう」。現場も楽しくなければ仕事じゃないと思っていますから、最高に楽しいです。「100回のエステより、1回の現場」ってよく言うんですけれども、撮影現場に入ると細胞が生き生きとしてきます。
共演者の方たちは、みんな家族みたいな雰囲気です。モトさんとは、結構長いお付き合いなので親戚のおじさんみたいだし、嫁役の足立梨花さんは初共演ですけれども、「こういう嫁が来たら心強いな」と思いますし、孫娘役の加藤柚凪ちゃんは本当にかわいくて。しかも、しっかりしていて、私は楽をさせてもらっています(笑)。
──本作は村人たちがミキに相談を持ちかけて、問題を解決していく物語です。どんなところが魅力だと思いますか?
たとえば、「オレオレ詐欺」ならぬ「おらだおらだ詐欺」、高齢者の免許返納問題、SNSでの誹謗中傷など現実に起こっている社会問題や、老若男女が共感できる題材をうまく取り入れています。
それをミキさんが、小気味よい言葉で解決していきます。私自身も引き締まる思いがしますし、生活するうえでいろいろとヒントになると思います。
10年程前から筋トレを開始「筋肉は恋をしても増えないから(笑)」
──萬田さんは、女性が憧れる女性です。カッコいい女性と言われることに対してどう感じていますか?
カッコいいとかキレイだというイメージを持っていただいているので、ありがたいですね。だから、変わったことをしていても「カッコいい」と言われると、申し訳ないと思うこともあります。
逆に、そのイメージが窮屈なこともありますけど、「裏切らないように頑張ろう」と思いますね。
──体型も何年も変わっていないように見えますが、普段、どんなことを意識していますか?
変わってないことはないんですけどね。ただ、努力はしています。10年程前から筋トレをするようになって、筋肉量は増えていますよ。
でも、そんなにストイックにやっているわけではないんです。ホノルルマラソンに出場(2017年)するために走り出してから、ここ5年くらいは、週に1、2回の筋トレをしています。
今までは、スイミングやヨガなどストレッチ系の運動だけで、筋肉はそんなに重要視していなかったのですが、最近は筋肉が注目されているでしょう?筋肉は、お金では買えないんです(笑)。筋肉は自分の努力でしか作り上げられないし、努力を裏切らないですからね。
筋肉が増えると代謝が良くなってお肌が生き生きするし、いいことだらけみたいですよ。実際、私もとっても元気。
アドレナリンは恋をしていれば出るかもしれないけれど、筋肉は恋をしても増えないから、やっぱりトレーニングするしかないですよね(笑)。
──食事に関してのアドバイスはありますか?
筋トレを始めてからは、「炭水化物を摂りなさい」と言われています。ホノルルマラソンで42.195キロ走ったときは、特におにぎりを食べなさいと言われました。お米って、すごい食べ物ですよ。
若いときは、食べないのがダイエットだと思っていましたが、それは間違った方法。でも、年に1回、3~5日間のファスティングはおすすめしますね。
デトックス効果で体も楽になりますし、何より達成感が気持ちいい。ファスティング後の最初に食べるごはんは、本当においしいですよ。
30代40代の美容法は「首も顔」と豪語していたけど…
──素敵に年を重ねていくには、日々の積み重ねが大事なのですね。
何でも日々の積み重ねが大事ですね。新人のころ、先輩の役者さんに、「毎日、1つずつお花の名前を覚えなさい。お花の名前を知っていればいるほど素敵な女性になれますよ」と言われて、「そうですね」と言ったまま何もしなくて…(笑)。
先輩のアドバイスは正しいと思います。お花の名前を知っている女性ってかわいいですよね。それに、花言葉も知っていたら、さらなる魅力になりますし。
美容法でも、30代、40代のころは、「首も顔よ」なんて豪語していましたけど、今は「全身が顔よ」と思っています(笑)。顔と首だけお手入れするより、毎日全身をいたわってあげた方が体も喜ぶでしょう?
だから、コツコツと努力すること。ムダな努力はダメかもしれないけれど…何がムダかというのも、また曖昧ですよね。
私のパートナーは、「ムダは、ラグジュアリーだ」と力説していましたけど、どうなんでしょう(笑)。そういう考えもあるかもしれませんね。
<萬田久子 事実婚のまま約30年連れ添った亡きパートナーの棺に婚姻届を入れたことを告白>
──60代を“セサンテ”(※)と呼んで楽しみたいと話していましたが、60代になった今はいかがですか?
(※)イタリア語で「60」という意味
振り返ればいろいろなことがありましたけど、年代によって違う楽しさがありますね。もうちょっと弾(はじ)けておけばよかったと思うこともありますけど、戻りたいとは思いません。
だから、今しかないと思って楽しんでいます。
──最後に、ドラマを楽しみにしている視聴者へメッセージをお願いします。
このドラマを見たら、どんな方でも全身ボディマッサージを受けたように心のコリがほぐれて、スカッとしていただけると思います。
土曜の夜に、1週間分のエステをして差し上げます。どうぞご覧ください。
撮影:島田香
取材・文:出口恭子
ヘアメイク:福島久美子
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