KinKi Kids(堂本光一さん、堂本剛さん)が出演する、マクドナルドのサイドメニュー「ベーコンポテトパイ」の新TVCMが、4月11日より放映開始されます。
この新TVCM ベーコンポテトパイ「いまさら青春」篇は、マクドナルドのCMに初めてKinKi Kidsの2人を起用。
「いまさらサクッとデビューしよう」をテーマに、青春時代を歌と踊りに捧げてきた光一さんと剛さんが、青春を謳歌(おうか)する高校生を眺めながら、「やっとく?青春」というセリフとともにマクドナルドの店内へ駆け込み、ベーコンポテトパイと一緒に青春を味わいます。
堂本光一 新CMの青春時代を振り返る設定に「ある意味、リアル」
撮影は、マイクロバスの窓からKinKi Kidsの2人が外を眺めるシーンからスタート。
マクドナルドで楽しそうにベーコンポテトパイを食べる若者の姿を見つめ、「あんな青春なかったもんなぁ…」「えぇなぁ…」と羨ましそうにつぶやく表情は臨場感たっぷりで、セリフであることを感じさせない演技を監督が、「素晴らしい!」と絶賛。
忙しく過ごし続けた青春時代を振り返る設定について、光一さんは「ある意味、リアル」と懐かしみ、剛さんも「ほんのり切ないストーリーだな~」と感想を話していました。
バスを降り、通行する人々の間を縫うようにマクドナルドへ向かうシーンでは、商業施設敷地内に再現した“撮影用のロケ現場”と、本当の撮影スペースの境界線がわかりづらく、予定の位置を越えて突き進むように歩き続けてしまうひと幕も。
凍てつく寒さと強風に見舞われていた撮影現場ですが、「あれ?」と気づいて笑いながらバスへ戻っていく2人の笑顔に励まされ、スタッフやエキストラも「まるで空気が温まったみたい」と元気な表情で撮影を続行していました。
KinKi Kidsの楽曲の世界観を表現したアドリブも披露
“食べカット”撮影では、温かいベーコンポテトパイを前にテンションが上がり気味の2人。
カメラが止まった後も「初めて食べた~」「う~ん、うまい!」と余韻を楽しむように味わう姿が印象的でした。
「このCMの『青春のかたまり』って、オレたちの歌のタイトルにかかってる?もしそうなら、そのイメージに合わせてやってみます」と監督に提案した光一さんは、「思い切り抱き寄せてやる」とアドリブのセリフを披露。
さらに剛さんが間髪入れず「やさしくしてね」とアドリブで続くと、撮影現場が大きく盛り上がりました。
声の収録でもKinKi Kidsならではのコンビネーションが際立っており、CMのエンドカットの「タラッタッタッタ~」の収録では、「『あなたでよかった♪』って歌うのもいいね~。その後に『タラッタッタッタ~』って言ってみるとか」と、光一さんが独自のアレンジを提案。
「たぶん合うと思うよ」と自信たっぷりでテストを行うと、剛さんも完璧にタイミングを合わせ、監督を驚かせました。
その後も「青春の味、ベーコンポテトパイ」などナレーションの収録が続きましたが、どれだけテンポを早めてもズレる気配がない驚異のシンクロで周囲を圧倒しました。
<堂本光一&堂本剛 コメント>
――マクドナルドCM初出演の感想、またマクドナルドの思い出を教えてください。
光一:すごくうれしかったよね。マクドナルドといえば…ジャニーズJr.のころ、レッスンをしてるとジャニー(喜多川)さんがすごい“大量買い”してくるんですよ(笑)。先輩からまず取って、後輩が取りに行き…すごかったですね~。
剛:なので、かなり人生でいただいてます(笑)。
小さい頃の思い出でいったら、地元の駅の近くに店舗がありましたので、朝マックもよく食べてましたし、マクドナルドを食べるとその時を思い出すのと、ジャニーさんがめっちゃ買ってきてたなって、この2つが鮮明に思い出されます。
ちょっとクサい言い方ですけど、“タイムマシーン”的な雰囲気があるんですよ。名曲を聴いたときに戻るような。めちゃくちゃ不思議なんですけど、「そういう“力”があるかな~」と思って。
光一:子どもの頃から知ってる味だし。本当にホッとするんだよね、食べると。無性に食べたくなるし。
剛:だから(CM出演の)お話をいただいた時、「とうとう来たな」って。
光一:うれしかったですね。
──ジャニーさんが買ってきたというのは、どんなバーガーや商品でしたか?
光一:何種類かあって、先輩方が好きなものを取っていくという。暗黙の了解で、ありましたね(笑)。
剛:ビッグマックⓇとかも入ってるんですけど、やっぱり先輩がそれを取っていっちゃう。
光一:そうそう(笑)。でもね、僕は普通の(ハンバーガー)が好きなのよ。普通の!
剛:おいしいね。僕は、最近ちょっと変わってきてる傾向あるんですけど、だいたいてりやきマックバーガーと普通のハンバーガーとナゲット、ポテトSくらいで。
それでコーラみたいな感じで。いろいろな商品が出て食べてみるんですけど、最終的にやっぱり普通のハンバーガーが、めっちゃおいしい。
光一: おいしい!だから、先輩方がビッグマックとか取っていく分には、僕的には全然問題なかったですよ。
剛:逆にね!(大好きなハンバーガーが食べられるから)問題なかったっていうね。
――ベーコンポテトパイを食べた感想をお聞かせください。
剛:これはウソとか言ったらよくないので…ベーコンポテトパイ、初めて食べたんです。僕は“アップルパイ派”だったんですよ。アップルパイはよう食べてたんですけど。
光一:私も、初めてです。ベーコンポテトパイは昔からありましたよね…1990年?「なんで食べてこなかったんやろ?」っていうぐらいおいしかったですよ。
剛:アップルパイにいっちゃってたんで…。友達に「ベーコンポテトパイ、マジでおいしいですよね」って言われて、「僕は食べたことないねんな」って答えたら、「すごい引きますわ。こんなおいしいもの食べてないんですか?」ってすごいイジられて(笑)。
光一:撮影でもね、スタッフの皆さんも気を遣ってくださっていたのか、食べカットに関しても回数を重ねないで撮ってくださったかもしれませんけど…「もうちょっと食べたかったな」っていうのが本音のところですよね、もうちょっと(笑)。
KinKi Kidsが“やりたくてもできなかった青春”を明かす
――CM内の「#いまさらサクッとデビューしよう」にちなみ、2人が今デビューしたいことはありますか?
光一:なんだろうな~それこそ“マクドナルドのCM”がね、そんな感じだったよね(笑)。
剛:(他のCMに出演している)木村(拓哉)さんに連絡するか迷いましたもん。してませんけど(笑)。
「連絡されたところで」って、言われちゃうんでしてませんけど、「お兄さん、僕もマクドナルド行きます(出演します)わー」みたいなことを(笑)。
光一:木村兄さんがハンバーガーを持つとき、カッコいい持ち方しますよね。(僕らも)ベーコンポテトパイをね、“カッコいい持ち方デビュー”しようかなと思ったんですよ。
撮影のときちょっと考えたんですよ「どうやって持ったらいいかな?」って。でも、普通に持ちました、私は(笑)。
そこの“サクッとデビュー”はできませんでしたね~。「似合わんな~」と思ったんですよ。やっぱり(木村)兄さんだからカッコいい。
剛:もし次のシリーズがあるとしたら、バリバリ芝居したいですよね。われわれ(KinKi Kids)でいっちゃってるんで、頃合いも難しいじゃないすか。
(マクドナルドCM出演時の)お兄さんも、“お兄さん”じゃないから、木村拓哉じゃないから。
そうすると、それは僕らだって、カッコいい持ち方できますからね。今日は逆に封印したぐらいですよ(笑)。
光一:カッコいい持ち方デビュー(笑)。
剛:そうそう。だから次、“サクッとデビュー”できたらいいなと思います(笑)。
光一:そんなん言うてたら、次がもしもあった場合、「やってんなー!」って思われるだけやで(笑)。
剛:それはもう、やったらいいんですよ。カッコいい持ち方を開発したらいいんです。
――CMでは「あんな青春なかったなぁ」というセリフが印象的ですが、2人が“やりたくてもできなかった青春”を教えてください。
剛:(できなかったこと)だらけやからな~。やっぱり運動会とか修学旅行とか、行事ごととかまともには参加できてないですしね。
光一:もう大人になって、車に乗って信号で止まって、パッと横を見ると、学生のカップルが一緒に学校に通ってるとか。
「おいおい、青春しとるなー」みたいなのを感じるよね。
剛:本当にないので…「これだけはできなかった」とかじゃないから。もう、何もできなかったのでね。
そういう意味では今回のストーリーの中にある“(あんな青春なかったなーという)あのフレーズ”は重みもありますし…。
ジャニーズの合宿所で何かふざけたとかはありますけど、学生時間の延長とかはないですからね。だから、「ほんのり切ないストーリーだな~」と思いながら。
光一:ある意味、リアルでしたね。
――逆に、“KinKi Kidsとして活躍してきたからこそ体験できた青春”はありますか?
光一:ずっと、青春し続けてます(笑)。この仕事をやっているからこそ経験できることって、この仕事をやってなかったらできない経験はたくさんありますから。
剛:苦しみももちろん比例してあるんですけれども…。喜びとか達成するものとか、学びとかたくさんありますし。
一生懸命、自分たちらしく頑張っていこうみたいな、そういう気持ちになれるようなことが、独特な青春時代の記憶にあるので、大変ではありましたけど経験してよかったのかなと思います。
光一:この仕事ってさ、現場に行けば変わるじゃない。ライブもそうだし舞台もそうだけど、それを乗り越えたときの達成感とか、常々あるじゃん。
それがある意味、「青春なんじゃないの?」って(笑)。
剛:大人になりすぎると物事を頭で片付けてしまって、達成しない方向にいってしまうっていうのは、いちばんクリエイティブしていてつまらないなと思ってるんで、「自分だけでも予算とか時間とか、いろいろあるかもしれないけど…」と思いながら発言する立場でいなきゃいけないなと思って。
もう子どものように童心に帰って、いろいろファンの方々に対して叶えたいとか、こうしてほしいんだ、だから力を貸してほしいって説得するときに、ちょっと“青春ドラマ”の主人公くらいの勢いで言ってるかなっていう気はしますよね。
光一:多くの人と関わるから、一つひとつ乗り越えていくものだと思うんで、それも青春なんじゃないかなと思いますけどね。
剛:これからも青春していきたいと思います。
――マクドナルドファンやベーコンポテトパイのファンの皆さまにメッセージをお願いします。
光一:1990年に初登場して以来、毎回大好評の人気サイドメニュー、ベーコンポテトパイが今年も登場です。
剛:青春の味、青春のかたまりです。
光一:「あなたでよかった」と、歌うの?
剛:歌いましたね。
光一:あの頃、歌って踊って忙しく過ごしていた僕らも、ほんの少し青春を思い出せるような、アツアツでサクサクのパイです。
剛:皆さんも青春、やっておきましょう。
光一:マクドナルドのベーコンポテトパイで。
剛:皆さんも、いまさらサクッと青春しましょう!
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