花澤香菜 「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ最新作に「こんなに朱ちゃんが、たくましくなっているとは」 

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4月29日、「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」完成披露舞台挨拶が行われ、花澤香菜さん、関智一さん、野島健児さん、塩谷直義監督が登壇しました。

この作品は、人間の心理状態を数値化し管理する近未来社会を舞台に、正義を問われる警察機構を描くオリジナルTVアニメーション作品「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズの劇場版最新作です。

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常守朱（つねもり・あかね）役の花澤さんは、「朱ちゃんに出会った頃は、10年後も朱ちゃんを演じていられるとか、10年後こんなに朱ちゃんが、たくましくなっているとか分からずにやっていました。皆さんが応援してくださったからできた『PROVIDENCE』だと思います。本当に本当にありがとうございます。朱ちゃんが乗り越えてきたいろいろなことを振り返って、思い出しながら見ていただきたいです」と語りました。

狡噛慎也（こうがみ・しんや）役の関さんは、「とにかく最上級の面白さで、監督たちが命懸けでロケハンに行っていたというのが、映像にたっぷりと反映されていました。SFなのに凄くリアリティがあって、僕はあっという間に見終わってしまいました。きっとみなさんも同じように体感していただけると思います」と紹介。

宜野座伸元（ぎのざ・のぶちか）役の野島さんは、「ご覧になったみなさんも感じているところだと思うのですが、一回見るだけではとても取り込めないような、たくさんの情報が入っている作品だと思います」。

「一回目より二回目の方が面白いし、二回目より三回目の方が面白かったりもする、とても特殊な作品だと感じています。みなさんも一回ご覧になったなら、ぜひ『当事者』として二回、三回見ていただければと思います」と呼びかけました。

ストーリー
2118年1月。公安局統括監視官として会議に出席していた常守朱のもとへ、外国船舶で事件が起きたと一報が入った。同じ会議に出席していた厚生省統計本部長・慎導篤志とともに現場に急行する朱だったが、なぜか捜査権は外務省海外調整局行動課に委ねられていた。

船からは、篤志が会議のゲストとして呼んだミリシア・ストロンスカヤ博士が遺体となって発見される。事件の背後には、行動課がずっと追っていた〈ピースブレイカー〉の存在があった。

博士が確立した研究…通称〈ストロンスカヤ文書〉を狙い、〈ピースブレイカー〉の起こした事件だと知った刑事課一係は、行動課との共同捜査としてチームを編成する。そこには、かつて公安局から逃亡した、狡噛慎也の姿があった…。

博士が最後に通信した雑賀譲二の協力を得て、文書を手に入れるべく出島へ向かった一係だったが…。

〈ストロンスカヤ文書〉を巡り、予想を超えた大きな事件に立ち向かっていくこととなる朱と狡噛。その先には、日本政府、そしてシビュラシステムをも揺るがす、ある真実が隠されていた。ミッシングリンクをつなぐ〈語られなかった物語〉が、ついに明らかになる…。

映画「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE」は、5月12日（金）より、全国公開。
©サイコパス製作委員会
配給：東宝映像事業部