阿部華也子 誕生日を迎えた心境告白「アラサーながら、まだまだ若輩者です」

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阿部華也子さんが、誕生日を迎えた心境を明かしました。

『めざましどようび』（フジテレビ）のメインキャスターを務めている、阿部華也子さん。

フジテレビュー!!では、そんな阿部さんのフォト＆コラム「かや通信」を連載中です。

＜阿部華也子のフォト&コラム「かや通信」記事一覧＞

『めざましどようび』の舞台裏や、阿部さんがネクストブレイク＆最新トレンドを紹介するコーナー「かや予報」の取材エピソード、さらにはプライベートなことまで、“ちょっぴり大人”な、ひとり語りとなります。

※「かや通信」は3ヵ月に一度の連載となります。

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連載フォト＆コラム「かや通信」第5回

みなさん、こんにちは。阿部華也子です。

早いものでもう7月、いよいよ夏本番ですね。本当に毎日、暑い！

私はといえば、先日（6月18日）誕生日を迎え、27歳になりました。25、26歳のときには感じなかった“大人感”が、27歳にはありますね。自分がその年になったのが信じられないというか、精神年齢が追いついてないなぁ、というちょっとした戸惑いも…。

なんといっても、アラサーです（笑）。これもちょっと信じられない。

同級生の友人は、この年齢で結婚したり、親になったりしている人が結構、多いんです。着々と新たなステージへ行っている人たちを見ると、「ああ、そういう年齢なのか」と漠然と思います。ただ、焦るような気持ちはなくて、「あの子がお母さんになったのか！」などと尊敬する一方、「私はまだまだ若輩者だな…」と思うくらい。

将来のことを考えても、具体的には何も想像できないし、まだまだ自分のことで精一杯な私です。

それと、20代前半までは、誕生日を迎えた深夜0時に、バーッとメッセージが届いたものですが、最近は、グッと減りましたね。両親からのお祝いも、以前ほど盛大ではなくなっていて（コロナ禍でしたし）、そういうことに少しの寂しさはあるものの、それが大人になるってことかな、と（笑）。受け入れている自分がいます。

ちなみに、『めざましどようび』は、生田（竜聖）アナ、西山（喜久恵）アナ、私というメインキャスター全員が6月生まれのうえ、ニュース担当の松村（未央）アナも6月生まれなんです。

この偶然は、本当にすごい！「縁があるなぁ」と思いつつ、オンエア当日が誰の誕生日にも当たらない、というのは、「ちょっと持ってないな」とも思ったり（笑）。

目標は立てないタイプの私なので、年を一つ重ねても、変わらず日々を楽しく過ごせたらな、くらいに思っていますが、あえて言うなら、「決めたことを長く続けられる人になりたい」ということ。

この連載でも、毎回、ハマっていることやマイブームの話をしていますが、それがまあ、続かない（笑）。『めざましどようび』を担当するようになり、生活リズムが変わったというのはあっても、やっぱり続かない、というのがありますね。

それから、一人でできることを増やしたい、というのも。たとえば、自宅のシャワーヘッドを交換するのに、いろいろな部品や工具が必要だったんですが、それを自分で調べて購入して一人でできたくらいで、自分を頼もしく思ってしまった…というレベルなので、そろそろちょっとしたDIYくらいできるようになりたい。

そう思うと、それなりに目標はありますね（笑）。

そして何より、やっぱり健康が第一。以前、かなりやっていた“宅トレ”も中断を経て、2ヵ月ほど前から再開しました。竹脇まりなさんのYouTubeを見ながら40分ほど動くトレーニングで、以前と同じメニューなのですが、それがものすごくきつくなっていて、「これが体力の衰えなのか？」と焦りました（苦笑）。

でも、2週間くらい続けたら、以前のように動けるように。運動は毎日すると気持ちいいし、その日、どのくらい動けるかによって、“体調の指標”にもなるからいいですよね。

ジョギングは辞めちゃったので（笑）、宅トレはしっかり続けられたらいいなと思っています。

番組のことでは、前回もお話したように、ガチガチだった緊張が少し緩和され、本番でもちょっとだけ余裕が生まれ、アドリブに対応できるようにもなってきました。生放送ですから、急きょ伝えなければいけないことが入ってきたりすると、結構テンパっていたのですが、そこも落ち着いて伝えられるようになってきました。

「BUZZエンタ」のコーナーで、SixTONESのみなさんのインタビューに行った際も、急きょだったのですが、楽しんでお話をうかがうことができました。もちろん、メンバーのみなさんのトークの面白さがあってのことですが、会話のキャッチボールができていたのが、自分なりに少し成長を感じたところです。

その前に、映画「怪物」でインタビューさせていただいた永山瑛太さんが、取材に決まりはないんだから、自分らしくリラックスしてやればいい、というようなアドバイスをくださって。「そういう柔軟さを持っていいのか」と気づいて、ちょっと余裕が出てきたのかもしれません。

「かや予報」で印象的だったのは、昨年も行かせていただいたUSJのロケです。今回は、いかに外国からのお客さまが増えているか、という調査を1泊2日でやったのですが、すごく濃い時間でした。体感で言うと、6割くらいが外国人で、そういった方々に、出身国や目的などをインタビューしました。

英語でのインタビューは、以前も経験していますが、やっぱり違う脳みそを使うといいますか、試行錯誤しながらになるのが、新鮮な体験でとても刺激になりました。取材を受けてくださるみなさんが、私のつたない英語の意図を汲もうとしてくださり、通訳の方のご協力もあったりしてのことですが、なんとか自分でやり切った感があって、とても印象に残っています。

あとは、草津のロケで、石に絵を描くというアート体験で、生田さん、西山さん、私の顔を描いたことがあったのですが、オンエア後に、祖母から「あれは、今までで一番怖い。どうしちゃったの？」みたいなLINEが来ました（笑）。自分的にはいつもの感じで描いたのですが、怖かったみたいです。

あの石は、スタッフの誰かが文鎮（ぶんちん）として使ってくれてるみたいです。

これからも、番組を通じて、さまざまな体験をしていければいいと思っています。そのためには、本当に体が資本ですよね。ここからグングン暑くなっていきますので、みなさんも体調を崩さないように十分注意してくださいね。

ではまた、次回お会いしましょう。

撮影：今井裕治