八木勇征さんが、『ホスト相続しちゃいました』で演じたMasato役について語りました。
火ドラ★イレブン『ホスト相続しちゃいました』(カンテレ)の最終話が、7月4日23時より放送されます。
このドラマは、叔父の遺言で、突然、歌舞伎町のホストクラブ「MAJEST(マジェスト)」を相続することになった、広告代理店に勤める本橋久美子(桜井ユキ)がヒロイン。
直樹(三浦翔平)、Masato(八木)、夜空流星(宮世琉弥)、神童ルイ(鈴木ゆうか)ら、ひとくせもふたくせもあるイケメンホストたちとともに、つぶれかけのホストクラブを立て直していくオリジナルストーリーです。
八木さん演じるMasatoは、「MAJEST」 のナンバーワンホスト。危険な香り漂う、オラオラ系男子です。負けず嫌いで、オーナーの座に躍り出た久美子を目の敵にします。
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7月3日、最終話を前日に控え、八木さんがオンライン取材会に出席。Masato役を演じた感想や、最終話の見どころなど語りました。
<八木勇征 インタビュー>
――本作の撮影を通して、一番思い出に残っていることは?
久美子さんとのシーンを撮っているときは、Masatoも自分の本心を明かすシーンが多くて。
ナンバーワンのホストではないMasatoを、久美子さんに見せているシーンは、Masatoの本当の気持ちをお芝居している感覚で、印象的でしたし、個人的にお気に入りのシーンです。
――Masatoを演じた感想をお願いします。
最初の方は、Masatoは我が強いイメージがありました。でも、物語が進んでいくと、自分の家族や、「MAJEST」の仲間たちなど、近しい存在の人を大切に思っている熱い思いがあって。
“どんなことでもお金のためにする”というイメージから、がらっと変わっていきました。
Masatoは、そういう面を仲間に見せないようにしていたと思うのですが、久美子さんに、自分の弱い部分を見せた。
物語の中で、Masatoは一歩成長したといいますか、僕自身も演じるマインドを変えていきました。
Masatoの内に秘めている部分を外に出すようなお芝居をやっていたので、Masatoと一体になって進んでいく感覚になっていました。
――Masatoを演じて発見した、自身の新たな一面はありますか?
僕は、そんなにオラオラしているわけではなくて、どちらかと言うと、一歩引いている性格なんです。
物語の中で、Masatoの「経済を回すために課金をしている」というセリフがあって、お金を使うことを惜しまない。
僕もスマートフォンのアプリでゲームをしていて、欲しいキャラクターをゲットするのに、無課金だと厳しい部分があるんです。
もともとは、純粋にゲームを楽しもうと無課金でやっていたんですけど、Masatoのセリフを聞いてから、「気にしなくてもいいかな」と。結構、課金をするようになってしまいました(笑)。
ゲームは、お仕事のスケジュールにもよりますが、プライベートの時間でやっています。
課金の料金について、つい最近知ったのは、1回のイベントのガチャで6万円くらい使ってしまいました(笑)。ビジュアルがカッコよくて、どうしても欲しいキャラクターがいたんですよ。
――ホストクラブに通う姫の立場になったときに、ホストを演じることで意識したことは?
クランクインをする前に、僕、琉弥、翔平さんなど、出演する方々と一緒に、実際のホストクラブに行き、お話を聞く機会があったんです。
そこで感じたのは、姫(女性客)のことを女性としてリスペクトしていることです。ただホストは、来ていただいている方に、「お金を使いたい」と思ってもらえるような相手にならなければいけない。
お店に来ていただいているということは、お金を使いに来てくれているということなので、ホストとして「このシャンパンは高いから(注文しなくて)いいよ」と親切心で言ってしまうのは、必ずしも正解ではない。
それを聞いたときに、「なるほど」と。謙虚さがプラスになるわけではないと思いました。
姫に対しては、「この人とこのお酒を飲みたい」と思ってもらえる男性になるのが一番だ、と。そのように思いながら、目線や声も含めて、演じていました。
――共演者の方との思い出のエピソードを教えてください。
ユキさんとは、頻繁に連絡をとっています。おいしそうな食べ物があると、お互いに写真を送り合って、“グルメマウント”と言いますか、「今日これを食べました。どうよ」みたいな。
ユキさんは食のセンスがすごいよくて、食べてみたくなる写真を送ってくれて、うらやましいんですよ。
一緒にお酒を飲ませていただいたり、お芝居の話を聞いていただいたり、プライベートな時間もたくさんかわいがっていただいていて、本当に大好きです。姐さんみたいな感じです。
翔平さんとも、ごはんやお酒をご一緒させていただいています。撮影中も、お昼ご飯のため抜け出して、近くのカレー屋さん、ラーメン屋さんに行ったりしていました。兄貴的存在ですね。
琉弥も、お互いの家に行き来するくらいの仲ですね。お仕事以外でも、どの現場の方とも近しい交流をさせていただいています。
――家に行き来する関係になったんですね。
琉弥も、最近曲をソロでリリースしたりしているんです。なので、「新曲つくったんだけど」というような音楽の話をしますね。
FANTASTICSのメンバーからの反応は?「リアルタイムツイートをしてくれた」
――先日、豊洲PITにて開催された「ホスト相続しちゃいました」の特別イベントはいかがでしたか?
ユキさんや翔平さんも、「これだけファンの方が集まってくれるドラマのイベントは初めて」だと、おっしゃっていました。
僕も、間近に熱狂的なファンの方を感じられて、出演者、スタッフ含めて、うれしかったです。
あとは、シンプルに共演者の方に久しぶりに会えて楽しかったです。
<「MAJEST」一夜限定オープンに2600人を超える姫たちが歓喜!『ホスト相続しちゃいました』>
――FANTASTICSのメンバーからの反応はありましたか?
僕はSNSを使って、ドラマの実況のような形で、全話リアルタイムツイートをしているんです。FANTASTICSのメンバーの(中島)颯太、(木村)慧人、堀夏喜、(佐藤)大樹くんとかも、リアルタイムツイートをしてくれました。
どのメンバーも、「すごい面白いし、ホストってこんな感じなんだ!」と、僕が出演していること関係なく、「シンプルに作品が面白い」と言ってくれています。
メンバーからは、「作品を見ているときに、勇征って思えない」と言ってくれたのが一番うれしかったです。
普段作品についてあまり言わないチーフマネージャーさんは、ハマりすぎて、全話リアルタイムで見てくれていて、感想を言ってくれます。
――ホスト役を演じきった感想を教えてください。
ホストの方々は、内面も大切にながらビジュアルや見え方をこだわっていると感じています。それは、僕自身、ライブやミュージックビデオで、すごく活かせる部分で勉強になりました。
顔の角度の作り方など、共通点がたくさんあると思いました。
――最終回の見どころを教えてください。
11話の最後で、久美子さんへの好意的な言葉をMasatoが言ったんです。
今まで『ホスト相続しちゃいました』を見てきた方なら、その言葉は、「Masatoお得意の色恋営業なんじゃないか」と思う方もいると思いますが、Masatoの変化があってからの言葉なので、そこが本心なのか、どうなのか…。
久美子さん自身も、ずっと夢に描いていたコピーライターへの道を進み始めていく中で、どのような着地を見せるのか。すごく見どころがたくさんあります!
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