ドリフに大挑戦スペシャル』の第4弾が放送されます。

この番組では、ザ・ドリフターズを愛してやまない大勢の“ドリフ・ラヴァーズ”の芸能人たちが、ドリフの名作コントに挑戦。体を張ったコントを披露します。

第4弾となる今回も、多くの初挑戦メンバーを迎え、『ドリフに大挑戦!夏だ!コントだ!大笑いSP』と題し、真夏の夜に最高級のお笑いを届けます。

また、時を経ても色あせない名作コントに挑戦するだけでなく、『ドリフ大爆笑』(フジテレビ系/1977年~)などから厳選された爆笑コントも紹介。“ドリフの笑い”に浸れる、2時間スペシャルとなっています。

今回、収録を終えたばかりの加藤茶さん、飯塚悟志さん(東京03)にインタビュー。

第4弾を迎えた心境や、コントで共演した感想などを聞きました。

『ドリフに大挑戦!夏だ!コントだ!大笑いSP』は、7月17日(月)19時よりフジテレビで放送されます。

加藤茶×志村けんのコント「張り込みと酔っ払い」に挑戦!

<加藤茶&飯塚悟志 インタビュー>

――第4弾となった収録を終えて、今の心境はいかがですか?

加藤:自分的には、手応えを感じています。やはり、若い人たちがみんなノリよくコントをやってくれるので、助かっています。

――今回、加藤さんも体を張るシーンがありましたね。

加藤:そうですね。(ツッコミで)頭を叩かれたのは久しぶりです(笑)。もう叩く人がいなくなちゃったので、5年ぶりくらいかな。

飯塚:本番前に「頭叩いてもよろしいでしょうか?」とお話しして、「大丈夫だよ!」と言っていただいたので、結構強めにいきました(笑)。

加藤:遠慮なくツッコミが来ました。逆にうれしかったですよ。

――今回2人で挑んだコントは、加藤さんと志村けんさんが過去に披露した「張り込みと酔っ払い」。挑戦した感想をお聞かせください。

飯塚:加藤さんと志村さんがやられていた映像を事前に見て、「これをやるんだ」という思いと、同じようにはできないので、「僕なりにやらせてもらおう」という気持ちで挑みました。

普段のコントでは、壁が倒れるなどの演出はないので、本当に新鮮でしたし、楽しかったです。夢のような時間でした。

左から)加藤茶、飯塚悟志

――事前に過去の映像を見た上で、飯塚さんが一番大事にした部分はどこですか?

飯塚:本当に2人のお芝居が自然なんですよ。掛け合い以外の部分でも、張り込みの雰囲気がすごくリアルで、改めてお芝居も上手な方なんだなと思いました。

また、コントの緊張感の出し方がやっぱり上手いなと。自分も真似できているかは分かりませんが、勉強させていただきました。

加藤:でも、真似じゃない方がいいんだよ。

やっぱり志村のを見て、その通りにやろうと思うと、それは違うので、飯塚くんの色を出してもらった方が僕も絡みやすい。だから志村と違う色でやってもらえて、とてもうれしいですね。

――実際にコントで共演してみて、いかがでしたか?

飯塚:本当にレジェンドみたいなお方ですし、第一声の声の大きさには痺れましたね。あんなに通る声なんだなと。一緒にできて、うれしかったです。

加藤茶 長年愛される“ドリフの笑い”に自信「間違っていなかった」

――加藤さんはドリフの笑い”が若い世代に受け継がれていることをどのように捉えていますか?

加藤:本当にありがたいなと感謝しています。

自分たちがやってきたネタが、今でも喜んでもらえるということで、「間違っていなかったんだな」と感じ、自信になっています。

――飯塚さんは“ドリフの笑い”の魅力をどんなところに感じますか?

飯塚:やはり普遍的な笑いじゃないでしょうか。

僕らはドリフの皆さんがやっていたフォーマットのままやらせていただいているだけなので、コントの生みの苦しみはなく、ただただ楽しいだけなんですよ。

今日も「こんなに楽しいんだ」と改めて思いましたし、当時は当然の生み苦しみはあったと思いますけど、始まったら楽しいですよね。

加藤:そうなの!本番が一番楽しいのよ。ネタを考える時が一番苦しい(笑)。でも楽しんでくれて、よかった!

飯塚:たぶん(ドリフのコントを)やりたい若手は、まだまだいっぱいいますよ。なので、長生きしていただかないと。

加藤:そうだね。今80歳だから。

飯塚:ぜひ、100歳までお願いします!

加藤:100歳になったら叩きにくいだろ(笑)。

飯塚:さすがに躊躇すると思いますが…でも本番のテンションでいっちゃうと思います(笑)。

加藤茶 飯塚は「ツッコミが上手い!」

――また共演する機会があったら、挑戦してみたいコントはありますか?

飯塚:教室のコントがやってみたいです。机をこうしたらバンってなるの(※)、あれは発明だと思うんですよね。

(※)学校コントや会社コントで、机の手前を強く押すと天板が跳ね上がり、顔面に直撃するという仕掛け

一度体験してみたいと思っていたのですが、「ドリフの皆さんのもの」というのがあるので、誰もやれないんですよ。

加藤:そうなんだ。使っていいんじゃない?

飯塚:本当ですか?次の我々の単独ライブでやってたらごめんなさい(笑)。

加藤:また見に行くから!東京03のコントは、うちと違ったコントをやっていて、それが楽しみでいつも見に行くんだけど、逆に勉強になる。

俺たちが考えつかないことやってるから、やっぱりすごく新しくていいよね。

飯塚:本当ですか!?ありがたいです。

――今回のコントに挑戦するにあたり、本番前に2人でどんな話をしていましたか?

飯塚:それこそライブの感想を言っていただいたり、コントに関しては、ほぼほぼ何も話してないです(笑)。

加藤:ちゃんと決まった台本どうりやりますから。

飯塚:いや、全然台本通りやってなかったですよ!ずっとドキドキでした。

加藤:でもやっぱり、(飯塚さんは)ツッコミが上手いですね。安心してボケられる。

飯塚:うれしいですね。ありがとうございます。