向井康二「Snow Manに誘われなかったら辞めていた」孤独だった過去とメンバーとの絆

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向井康二さんが、Snow Manとしてデビューするまでの苦悩、メンバーとの仲の良さを語りました。

7月30日（日）の『ボクらの時代』は、津田篤宏（ダイアン）さん、金田哲（はんにゃ.）さん、向井康二（Snow Man）さんが登場しました。

津田さんを慕う「津田軍団」のメンバーである金田さんと向井さんが集まり、テレビでは初めてという鼎談が実現しました。

向井さんは、津田さんのギャグ「ゴイゴイスー」を、たびたび披露していますが、津田さんは「最近『ゴイゴイスー』言ってくれてへんな」と突っ込みました。

向井：めちゃめちゃ言ってますよ。

津田：ホンマ？事務所から、一時期禁止されたらしいやんけ。

向井：一時期、禁止令出ました（笑）。

金田：そうなの！？なんで禁止されたの？

向井：一時期ね、「ちょっと『ゴイゴイスー』言い過ぎちゃうか？」って。

津田：代わりのギャグあるやん。なんか…。

向井：はい。3つくらいあります。

津田：何、何？

向井：もみあげを投げる「もみあげ手裏剣」。

金田：ああ、流行りそう。

向井：あとはポーズですね。ギャグというより。動脈にピースする「動脈ピース」（と言って、指で作ったピースサインの先端を自身の首に向かって刺す）。

津田：うはははは！なんやねん、それ！なんで、動脈にピースすんの！わけわからんよ！

金田：何それ！いつ使うの？

向井：写真（撮影）で。今年は「オッケーカフ」。

津田：「オッケーカフ」？

向井：耳にカフ（※）をして「オッケーカフ」っていうの。

（※）カフ…アクセサリーの一種。

金田：それ、めっちゃ流行ると思うよ。

向井：これが、3年やってるんですけど、全部インスタの流行語大賞（流行語部門の）1位なんですよ。

金田：…「1個も入ってない」とかじゃなくて？

向井：はい、1位です。

金田：え、ちょっと引いた。

金田さんは「普通に今聞いて、めっちゃいいじゃんって思ったもん。（知らなかったことが）すごい恥ずかしいわ」と苦笑い。向井さんのギャグセンスに脱帽しました。

金田さんは、芸人仲間とよくするという話を披露しました。

津田：金田は、（ブレイクしたの）めっちゃ早かってん。デビュー何年目で売れたん？

金田：一応、2年目の終わりくらいですね。

津田：2年目で。めちゃくちゃ早いやん。NSC卒業して？

金田：僕らは、（同期に）オリラジ（オリエンタルラジオ）がいたんで。

津田：同期、オリラジや。

金田：オリラジが在学中に売れてたから、当時、出遅れてた感じはあったんですけどね。

津田：それで？

金田：はい。出て、もう2年目の21、22歳くらいですね。

津田：何きっかけ？「ズクズンダンズクズクゲーム」？

向井：（笑）。なんかちょっと違いますね。

金田：「ズクダンズンブングン」です（笑）。

ネタ番組をきっかけに「ズクダンズンブングンゲーム」でブレイクしたはんにゃ.ですが、金田さんは、芸人仲間と「早めに出た大変さと、苦楽を経てのちに売れる（大変さ）。どっちがいいのか、って話になる」と語りました。

「最初にドンって衝撃が来るほうも、きついんですよ。徐々に…劇場とかで下積みして、仲間たちと飲んで。そのあと賞レースとかで（入賞して）。（その後）バラエティで同世代と一緒にできるっていうのは憧れ」と、デビュー早々にブレイクした苦悩を明かしました。

一方、「ジャニーズ事務所に入ったのは、2006年。Snow Manに加入したのが、2019年」という向井さんも、思わぬ告白をしました。

津田：それは、下積み長い方なん？

向井：長いですね。6個くらいグループあったり（所属したり）、辞めたりでいろいろ変更して。

金田：めっちゃ大変じゃん。

向井：だから、何回か（事務所を）辞めようかなって思う時期が。

津田：あ、そうなん？

向井：あります、あります。僕は、Snow Man誘われなかったら辞めてました。

津田&金田：ええー！

向井：「辞める」とも言っていたんで。

津田：このままやったら、辞めるみたいな。

向井：もう居場所ないんで。僕も年上の方だったんで、関西（ジャニーズ）Jr.の中で。

「孤独な時間がしんどかった」と振り返る向井さんに、津田さんは「良かったな、Snow Man。今、めっちゃ楽しいんちゃう？」と、声をかけました。

向井さんは、「メンバーとも、本当に仲がいい」と語り、昨年のツアー中は、目黒蓮さんが出演したドラマ『silent』をみんなで見たり、最終回を一人で見終わったあとは涙が止まらず、目黒さんに感想を伝えたいとホテルの部屋を訪ねたところ、メンバーがみんないた（しかも、みな号泣）エピソードなどを披露。さらに…。

金田：こないだもね、こうやって（このメンバーで）ご飯食べてたら、宮舘（涼太）くん、来て。

向井：舘さん、はい。

津田：来てくれてな。

金田：すごい、仲良いんだね。

向井：はい。

津田：宮舘くんは、もともとSnow Manやん。どうやって仲良くなったの？

向井：舘さんは、もともと先輩で、（自分が）後輩でしたね。

津田：でも、飲みのときとかさ、すっげーフレンドリーで。

金田：ね、ラフな感じで。

向井：もともとは、キャラが違ったんですよ。

津田：どういうこと？

向井：ロイヤルキャラ、みたいなのがあったんです。

金田：ちょっと、王子様的なね。

向井：普通にかっこいいんですけど、「これ、面白いな」って思っちゃったんですよ。「なんでみんなこれ、突っ込まへんねやろ？」って。関西の血がね（笑）。

金田：なるほどね。

向井：1回ちょっと、突っ込んでみて。「何やってんねん！」みたいな感じで言うたら、ちょっとギクシャクしちゃって。

金田：あはははは！

向井：「なんだよ。何がしたいの？」って。

津田：わははは！

向井：で、1回、2人で飲みに行って。初めて。その会からなんですけど。舘さんが俺に「康二さ、好きなことできてる？」って。

津田：おお、熱い。

向井：正直、（上京して）関西と東京でちょっと、なんていうんやろう。空回りもしてたし。

津田：はいはいはいはい。

向井：自分を出せてなかったとこもあって。それをちゃんと、お互いキャッチボールしながら、涙流しながら、飲んで、ハグして。

津田：お互いが？

向井：はい。

金田：熱いね。

津田：めちゃめちゃ熱なってるやんけ！

向井：そこから、俺は、舘さん、すごい、好きだなぁって。

津田：信用できるよな。

向井：はい。舘さん今、めちゃくちゃバラエティ出てるじゃないですか。もともとのポテンシャル高かったんで…。

津田：「ポテンシャル」って…、（宮舘さんは）先輩やぞ。おまえ、先輩に対してなんて言い方してんねん（笑）！

向井：（笑）。

金田さんは「いい化学反応で、めちゃくちゃいい関係」、津田さんも「めちゃくちゃいいと思う」と、2人の関係性を絶賛しました。

金田さんは、津田さんの現在の仕事ぶりに対して「津田さんの『あがり』はどこですか？」と尋ねました。

金田：全部（やりたいことが）やれてません？

津田：どこがやねん！

金田：プライベートも含めて。

津田：俺の理想ってな、さまぁ～ずさんやねん。

向井：ああー。

金田：なるほど。確かに、（今日の）服の（柄シャツの）感じもね。

向井：はい、確かに（笑）。

津田：（笑）。三村（マサカズ）さんっぽいけど！

金田：潜在意識の中にあったんですかね。

津田：さまぁ～ずさんの、力の抜け加減とか。ああいうのは、すごい憧れんねん。

金田：みんな、さまぁーずさんになりたいけど、なかなか、なれないんですよね。

津田：なられへんのよ。でも、憧れではあるよね。

津田さんは「関西版のさまぁ～ずさんになりたい」と、今後目指すところを語りました。

津田：康二とか、どうなの？

向井：「あがり」ですか？

津田：「あがり」というか、「こうなっていきたい」。

向井：グループ自体もこの関係性を続けたいし。でも（今は）Snow Manってグループ名が上にあるので。プラス個人名があって。

金田：はい、はい。

向井：これがちょっと並びたいな、というところの…。

津田：なるほど！

金田：グループだけじゃなくて、個人も上に上がっていく、と。

向井：個人が大きくなったところに、Snow Manがついてくる、くらいの。だから、Snow Manって目指す場所でもあるんです。

そう語った向井さんに、津田さんは「めちゃくちゃカッコええやん！俺も同じこと言いたいわ！」と感嘆しました。

最後は「『津田軍団』を芸能界最大派閥にしたい」と野望を語り、金田さんも「一応今、最小派閥だって言ってますけど、業界の方で『津田軍団』に入りたいという方がいたら、津田さんまで（笑）」と募集をかけて、鼎談が終わりました。

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