みなみかわさんが、お世話になった先輩芸人の登場に涙を見せました。

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8月11日（金）、『全力！脱力タイムズ』（フジテレビ）に、AKB48の茂木忍さん、お笑い芸人のみなみかわさんが出演しました。

進行は、アリタ哲平（メインキャスター）、キャスターの小澤陽子（フジテレビアナウンサー）が務め、全力解説員として、岸博幸先生、出口保行先生が登場しました。

少子高齢化による働き手不足、AIなど技術の発達に伴う仕事内容の変化など、変わりゆく社会情勢に対応していくため、日本企業にはさまざまな改革が求められています。

そんななか、最も注目されている改革案のひとつが、従来のアドバイス方法とは異なり、若手社員から上司へ助言を行う「リバースメンタリング」です。

そこで今回は、この取り組みを番組内で実践。みなみかわさんが、所属事務所・松竹芸能の若手芸人からの意見を吸い上げ、ベテラン芸人の先輩に伝える「松竹リバースメンタリング」に挑戦しました。

みなみかわさんは、今回参加するメンバーを見て「層薄っ！」「これ、主力メンバーなんですよ」と笑わせました。

別室に集まった若手芸人は、河邑ミクさん、森本サイダーさん、カナイさん、小野島徹（駆け抜けて軽トラ）さん、オタサーのヒメ（阿部高専さん、平野うなぎさん、まつもと抹茶さん）。

まずは、クロちゃんやますだおかだなどの売れている先輩に、若手のライブにも積極的に参加してほしいという意見が出ますが、みなみかわさんは「出ても、先輩、役立たずばっかりやで」などとバッサリ。

スタジオからは、キャスターアリタを中心に「（意見を吸い上げるはずが）押さえつけますね」といった声があがりました。

その後は、なぜか那須晃行（なすなかにし）さんへの、「（飲み会で、妻・濱田准さんと犬のようにじゃれ合うため）後輩の前で犬になってほしくない」（カナイ）、「クロちゃんさんと海原はるか師匠は、冗談で（自分を）口説いてきたけど、那須さんだけほんま」（河邑）と、どうでもいいような愚痴が続出する展開に。

みなみかわさんは「弱い！」「なんで俺、那須さんのエピソード（ばっかり）吸い上げて先輩に上げんの？」と弱り顔。

キャスターアリタから、強制終了を知らせるベルが鳴り響きました。

そして、いよいよ吸い上げた意見を先輩芸人に伝えることに。

リストで紹介されたのは、森脇健児さん、濱口優（よゐこ）さん、増田英彦（ますだおかだ）さん、ヒコロヒーさん、団長安田（安田大サーカス）さんといった、そうそうたるメンバー。

みなみかわさんは、緊張気味で別室へ行きましたが、残念ながら「みなさん、お忙しくて遅れ気味」とのこと。

そんななか、最初にやってきたのは、リストにはなかった、クロちゃん（安田大サーカス）。

あらゆる番組でドッキリを仕掛けられすぎているクロちゃんは、「何？何なん？本当に」「カメラあるけど、何？どういうこと？」とまくしたてました。

結局、11分02秒もの間、促されても座ろうせずに大立ち回り。強制退場となったクロちゃんに、みなみかわさんは「あれが一番売れている先輩なんですよ」と嘆きました。

そして、次にやってきたのは、こちらもリストになかった、木下隆行（TKO）さん。

かつて、松竹芸能に所属していたものの、現在は訳あって事務所を離れた先輩の登場に、みなみかわさんは悲鳴にも似た声をあげて崩れ落ちました。

意を決したみなみかわさんは、「松竹はアットホームだった」と振り返る木下さんに、アットホームだったら、あんなこと起きませんよ…そうでしょう？」と毒を吐き、キャスターアリタは大笑い。すると…。

木下：いつ戻れんねやろ？俺は。いつ松竹に戻れるんだろう？

みなみかわ：えっ？木下さん、戻りたいんですか？

木下：戻るつもり…。今、力をつけてるみなみかわの方から、一言言うてくれたらやな、だいぶ戻りやすなるんや。

みなみかわ：僕が言ったところで、みな首を横に振ると思うんですよね。言うたところで、木下さん、めちゃくちゃ嫌われてるんで…。

スタジオ：（笑）

木下：……（絶句）

みなみかわ：全員に。

木下さんは、ただただ絶句するしかありませんでした。

しかし、今回もこれだけでは終わらず、衝撃の展開が待っていました。

木下：いや、戻りたいって思いがあるのは、俺だけじゃないのよ。

みなみかわ：ああ、それはもちろん！僕も、木本（武宏）さんにはすごくお世話になりましたから。

木下さんが「俺以上に戻りたいって思ってる人がいるよな？」と言って、スタジオの一角を見つめると…。

そこにはなんと木本さんの姿が（映像は首から下）！！！みなみかわさんは、思わず二度見。「うわ～！すげぇ！」「TKOやん！」「TKOがフジテレビにいる！」と驚きの表情を見せました。

木本さんは、いろんな制約があるためか、顔が映されることはなく、スケッチブックを使った筆談で会話に参加しました。

実は、木本さんは、みなみかわさんにとって最もお世話になった先輩。

木下：今のみなみかわ見て、どう思う？

みなみかわ：一番恩のある先輩は、木本さんです！それは間違いないです。

木本：ほんまに！！うれしい！！心から！！（とスケッチブックに書いて見せる）。

このやりとりに、みなみかわさんは目頭を押さえ、「木本さぁーん」「俺、マジ泣きそうです」とウルウル。

スタジオからも「こんなにステキな言葉！」（キャスターアリタ）、「（木本さんの声で）聞きたかった」（茂木）と声があがりました。

最後は、感極まった木下さんが「よし、こっち来て話そう！」と呼び込んでしまい、木本さんがみなみかわさんたちのもとへ駆け寄ろうとしたところで、キャスターアリタがあわててベルを鳴らして強制終了。

スタジオに戻ったみなみかわさんに、キャスターアリタは「言葉とか手紙というのは見たことありますけど、カンペで涙するというのは初めて見ました」と感想を。

みなみかわさんは「万感の思いになっちゃって（笑）」と、目を真っ赤にしながら振り返りました。　

次回、8月18日（金）の『全力！脱力タイムズ』は、総集編が放送されます。

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