自炊が面倒だから外食…の前に、冷凍食品や惣菜を使って上手に手間とお金の節約を！

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パートナーとのお金の使い方の違いについて、話し合いました。

女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『ノンストップ！』の金曜恒例コーナー「ノンストップ！サミット」。

9月8日（金）の放送は、「家族の金銭感覚のモヤモヤ」というテーマで、MCの設楽統さんと三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋さん、カンニング竹山さん、鈴木あきえさん、『婦人公論』元編集長の三木哲男さんが徹底討論しました。

物価の上昇が続くなか、この9月だけでも2067品目が値上げ。10月には、4533品目の値上げが予定されており、2023年の累計値上げ品目数は10月までで3万1036品目と、家計を圧迫しています。

鈴木さんは「食費以外の場所で節約しなければと、水道代が節約できるシャワーヘッドに買い替えた。携帯電話の料金などもすべて見直した」と、最近の節約事情を告白。

千秋さんは「一度の買い物がだいたい3000円台だったのに、最近は同じものを買っていても4000円を超えるようになった。塵（ちり）も積もれば山となるという感じ」と実感を語り、番組公式SNSには「そろそろ限界」「月末は毎回カツカツ」など切実な声が届きました。

節約志向が進むなか、スイーツやビール、アイドルのグッズなどへのパートナーの出費に、モヤモヤしている人が多いようです。

竹山さんが「うちの場合は、妻がモヤモヤしているかもしれない。ネットで服やスニーカーをポンポン買ってしまうし…」と言うと、鈴木さんも「夫も服が好きでよく買っているのだが、全部同じ服に見える！こちらは頑張って節約しているのに」と不満が爆発。

「競馬とかにもお金を使っちゃう」という竹山さんは、「でも、競馬は本気でやらないと当たらない。生活のためにやっているのだし、ある意味仕事だ」と開き直りました。

視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「パートナーの出費にモヤモヤしたことがある？」と問いかけると、
「ある＝67％」
「ない＝33％」
という結果になり、三木さんは「似た者夫婦でも、お金の使い方は違うことが多い。『ない』と答えた33％は、しっかり協力して節約しているのかも」と推測しました。

千秋さんは「あまり使わない調味料を夫が買いそろえている。主婦なら、ほかのもので代用するのに」と、夫に感じたモヤモヤを告白。

番組には、「妻が特売品を買いに車でスーパーに行くのだが、ガソリン代のほうが高いのでは？」「冷蔵庫の中を確認せずにそれぞれ買い物をしたら、ソーセージのストックが大変なことに…」などのエピソードが寄せられました。

「夫が1本1000円近くするビールを買ってくる」という妻の不満に対して、三上アナは「ほかのことで頑張って節約しているのだから、ビールはしょうがないと思う」と持論を展開。

竹山さんの「それでも1000円のビールは高くない？」というツッコミにも、「特別な日に飲むんじゃないですか？」と擁護の姿勢を崩しませんでした。

「節約したいのに、夫が飲み会で気前よくおごってしまう」という、30代女性のエピソードも登場しました。

鈴木さんは「付き合いがあるのはわかる。でも、おごったという事実を知りたくないし、レシートも見たくない」と、夫の態度への不満を口にしましたが、竹山さんは「金払いが悪い男は、絶対に陰で悪口を言われる」と反論。

三木さんも「金払いが悪い男は出世できない」と賛同し、「お金を払えば出世する。出世すれば給料が上がるから、結果的にお金が戻ってくる」と主張しました。

「子育て中の共働き夫婦。妻が疲れたからと週末は外食をしたがるのだが、節約のためにできれば自炊してほしい」という夫の不満では、スタジオの女性陣が大爆発しました。

千秋さんが「だったらお前が作れ」と口火を切ると、鈴木さんも「妻は平日ギリギリのところで時間をやりくりしていて、土日は“（食事を）作りたくないスイッチ”が入ってしまう。夫に文句は言われたくない」と同意。

三上アナも「外食して奥さんがハッピーなら、夫もそのほうが幸せなのでは？どうしても節約したいなら、夫が作ればいい話」と、節約よりも家族の幸せを優先してはどうかと提案しました。

節約アドバイザーの丸山晴美さんは、「食事にかかる費用と手間について、しっかり考えるべき」とアドバイス。

「自炊がイヤ＝外食」と一足飛びに結論を出すのではなく、自炊よりはコストが高くても外食よりは節約できる「レトルト」「冷凍食品」「惣菜」などを上手に使うことで、手間も出費も抑えることができるといいます。

千秋さんは「妻がお茶漬けを作ると夫は文句を言うけれど、妻は夫がお茶漬けを作っても文句は言わない」と、「自炊」に対する夫と妻のハードルの違いを指摘。

「妻はなんでも完璧にやろうとしすぎ」と千秋さんの言葉を受け止めた竹山さんは、「唐揚げを買ってきて、ご飯を炊いて、千切りのキャベツを添えれば十分」と手間と節約を両立するレシピの例を挙げ、三木さんは「買ってきた唐揚げだと言わなければ、夫も気づかないかも」とつけ加えました。

丸山さんによると、パートナーのお金の使い方に対するモヤモヤを解消するためには、夫婦がそれぞれ自由に使うことができる金額を決め、趣味やお酒やお菓子などの嗜好品はそこから出すと決めるとよいのだそう。

そうすれば、決まった金額の中で優先順位を決めてお金を使えるようになるので、節約につながるとのこと。

大切なのは「家族の食費」に「嗜好品」を含めない方向でお金の使い方を考えることだという、丸山さんのアドバイスに、鈴木さんは「（パートナーが自分のお金を自分で使っている限りは）いい感じで無関心でいたほうが、幸せに暮らせるのかも」と目からウロコの表情で語りました。

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