山本舞香 20歳で変わった仕事への思い「ひとつのものをみんなで作るって大好き」

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山本舞香さんが、自身に訪れた変化を語りました。

10月22日（日）の『ボクらの時代』は、池田美優さん、山本舞香さん、長谷川忍（シソンヌ）さんが登場しました。

「バラエティ番組で一緒になることが多い」という池田さんと長谷川さん。

長谷川：（池田さんに）バラエティもそうだけど、だいたい会う人が同じじゃない？

池田：そうですね。あんまり新しい出会いもないから。

長谷川：でも、後輩がちょっとずつ出てきたじゃない。

池田：きましたね。

長谷川：そういう同世代のこと、気になるの？

池田＆山本：（即答で）なんない。

長谷川：「なんない」（笑）。

池田：だって、そんな…別に意識しても無駄だしみたいな。

山本：女優さんもそうだけど、この役ってその人にやってほしいから声かけられてるだけで。「私がやりたかった。なんであの人なの？」っていうのを言う人たちもいるじゃん。その感覚が、マジでわかんなくて。

池田：わかる。（長谷川さんに）芸人さんは、意識するか。

長谷川：芸人は、やっぱり気になりますよ。仲のいいやつらが、どのへんのラインの仕事してるんだろうとかさ。

そう語る長谷川さんに、池田さんは「MCとか、冠番組とかって持ちたいですか？」と尋ねました。

長谷川：俺、実を言うと、やっぱりコンビで持ちたかったのよ。それは、ずっと思ってたんだけど。

池田：へー。シソンヌで。

長谷川：でも、2人とも向いてない。俺も、結局イジられてないと、どうにもこうにも。で、「できないことを頑張るのは、もうやめよう」って思って。俺らの場合、番組はないけど単独ライブがあるから。それがもう、2人の番組だと思ってる。帰るところは、もうここでいいかなっていう。

長谷川さんが、そう思えるようになったのは「バラエティに呼んでもらえるようになった、ここ2、3年」と語ると、池田さんは、長谷川さんの相方・じろうさんについても質問しました。

池田：じろうさんも「トークバラエティにも出たい」みたいな感じは、ないんですか？

長谷川：じろうも、「出たい」もないけど「出たくない」もないのよ。呼ばれりゃ行くし。

池田：長谷川さんが、これだけバラエティに出てることをどう思ってるのか。

山本：確かに。

長谷川：いや、でも結局2人で出てる番組でちゃんと…なんていうの？

池田：爪痕を残すわけですね。

長谷川：そう。役割もわかっているから。俺らの場合は、そこでギクシャクするようなこともないし。

池田：なら良かった。

長谷川：そう。

山本：もう、本当に大好きだもん、シソンヌ。

長谷川：いや、そうね。ありがたいよ、それは。

池田：ね。（山本さんがシソンヌの）YouTubeも見てるの、すごいですね。

長谷川：おまえも見ろよ、ちょっとくらい（笑）。

長谷川さんが「もう10年近い付き合いの、あなたと、指原（莉乃）っていうのがいるんですけど。この2人、1回も単独ライブ来ないですからね。花だけ出して終わり」と嘆くと、池田さんは「ちょっと、行くのは違う」と返し、笑い合いました。

スカウトをきっかけに芸能活動を始めた山本さんは「お芝居を楽しいって思えなかった」と10代を振り返りました。

山本：向いてないんだなって、ずっと思っていて。で、20歳くらいで「SUNNY 強い気持ち・強い愛」という映画をやったときに、初めて役に入れて。泣かなくていいシーンで、ぶわって涙が出たの。役に入れて。そこから「あ、楽しい」って思って。

長谷川：なるほどね。

池田：その前から、作品には出てたじゃないですか。それは「向いてないな」って思いながら、ずっとやっていた？

山本：そう。毎日落ち込んでた。やっぱり、周りの人のお芝居がどうしてもうまいから。テレビ出たりとかバラエティとかも、強いとか、ストレートとか、怖いっていうイメージに。それは、そのときやってる役によって性格が変わっちゃうから、なりたくなくてもなっちゃうの。

長谷川：キツイ役やってると…。

山本：なんか、そうなっちゃうの。

池田：へえ。そうなっちゃうんだ。

山本：あんま、しゃべんないとか。

長谷川：ああ、なるほどね。

池田：最初のころのバラエティ、「あ、やる気ないんだろうな」って、すげえ思ってましたもん。

山本：でしょう。そうそう。

池田：役だ。

山本：役もある。

池田：でも、最近、バラエティでも笑顔ですごく楽しそうにしてる感じがして。

山本：そう、楽しいって思う。

長谷川：そこのチャンネルも、少しやれるようになったってこと？

山本：そう。だから、20歳になってから全部が変わった。自分の中での、この仕事。ひとつのものをみんなで作るってこと自体、今日もそうだけど、もう大好きなの。

長谷川：ああ。じゃあ、本当に興味を持ち始めて、ちゃんとそっちにグッと気持ちがいくようになったんだね。

長谷川さんは、山本さんの話を聞いて「俺も、そういう話したかったんだよな」とポツリ。しかし、池田さんから「あります？そんなの」と突っ込まれました。

長谷川さんが「結婚しても財布は別々。（奥さんとお互いの）給料も知らない」と明かすと、池田さんは、夫の大倉士門さんと「財布は別々ですけど、給料はお互い知ってます」と言って2人を驚かせました。

長谷川：知ってるの？

山本：なんでなんで？

池田：別に、教えてとか、言い合ったわけじゃなく、自然とそうなったというか。

山本：だって、収入も違うじゃん？

長谷川：絶対、違うでしょう。

池田：もちろん、全然違います。

長谷川：ぴったりなわけないわけだから。

山本：それって、なんかテンション下がったりとかないの？

池田：そうですね。でも、もうお互いわかりきってるし。

山本：慣れてるんだ。

長谷川：長いからか。

池田：そうそう。もう一緒にいて8年とかそんなもんなので「そういうもんじゃん？」っていう。

山本：すごいね。

池田：逆に、むしろ、今はもうこういうイメージかもしれないけど、最初の出会いは、あっちのほうが全然先輩だし。

長谷川：そうだよね。稼いでたしね。

池田：もう、すごい人だったから。逆転しただけで。

長谷川：逆転（笑）。その逆転が、「気まずくないの？」って話をしたの。こっちは、気遣いながら言ったんだよ！

池田：だから、芸能界ってこういうもんじゃん？っていう。

長谷川：はっきり言うな、おまえ。みんな、気遣って言うことを。

池田：私も、いつまでこうなっているかもわかんないしっていう。ずっと言ってるし。

長谷川：ずっとだもんな。それ、みちょぱな。

池田：そう。私は、もういつでも消えると思ってるから。

長谷川：そればっか言ってるもんな。「私は、もういつでも消える準備はできているんで」って。

山本：でも、私もそう。

長谷川：10代のころから、ずっと言ってるよ。

池田：そういうもんじゃないですか。突然（仕事が）なくなったりとか、だんだん少なくなってっていう。

長谷川：まあね。自分の趣味のものとかに自分のお金使うのは当たり前だけど、例えば、ご飯を食べに行くことになったときに、どうしてるの？結婚する前は？

池田：前？今も、前も、変わらずに、じゃんけんとかしてます。

長谷川：仲良いな（笑）。

山本さんは、池田さん夫婦の仲睦まじい様子を聞き「いいなー！」と声をあげ、「財布は絶対別がいい」「給料も知りたくないし、家ご飯は私、外ご飯は向こうって決めたい。全部を彼に出させるっていうのは嫌だから。付き合ってなくても、食事行くときに出してもらうのもちょっと嫌だ。次から会うのに気遣う」と自身の考えを語りました。

鼎談の最後は「（3人で）割り勘で焼肉に行こう」と盛り上がった池田さんと山本さんに対し、長谷川さんが「1回くらい『ごちそうしてよ』とか言ってよ、かわいくさ。ちょっと、そういうの覚えてよ」と苦笑いしました。

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