『大奥』シリーズが、連ドラとして約20年ぶりに復活します。
2024年1月スタートの木曜劇場は、小芝風花さんが主演を務める『大奥』が放送されます。
2003年に初めてフジテレビで『大奥』が放送されてから20年以上のときを経て、新たな令和版『大奥』が誕生します。
小芝さんは、徳川家治(とくがわ・いえはる)と愛のない政略結婚を強いられた主人公・五十宮倫子(いそのみや・ともこ)を演じ、本作でフジテレビ制作のドラマ初主演を果たします。
名だたる俳優が主演を務めた『大奥』シリーズ。小芝さんがバトンを受け継ぎ、フジテレビの連続ドラマとして、『大奥~華の乱~』(2005年)以来、約20年ぶりに復活。
本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描きます。
2019年に『大奥』シリーズの完結作として放送されたフジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』以来、約5年ぶりに、より一層進化を遂げ、儚(はかな)いラブストーリーとして帰ってきます。
ときは江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていました。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびます。
そんななか、倫子は第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸の裏にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちが。
たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火蓋(ひぶた)が切られます。そのころ、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて――。
フジテレビで制作された『大奥』シリーズ
『大奥』
(2003年火曜時代劇)主演:菅野美穂
『大奥スペシャル~幕末の女たち~』
(2004年/スペシャルドラマ)主演:菅野美穂
『大奥~第一章~』
(2004年/木曜劇場)主演:松下由樹
『大奥~第一章~桜散る』
(2005年/スペシャルドラマ)主演:松下由樹
『大奥~華の乱~』
(2005年/木曜劇場)主演:内山理名
『大奥~華の乱~ 悲恋の果てに』
(2005年/スペシャルドラマ)主演:内山理名
『大奥スペシャル~もうひとつの物語~』
(2006年/スペシャルドラマ)主演:深田恭子
『大奥 第一部~最凶の女~/第二部~悲劇の姉妹~』
(2016年/スペシャルドラマ)主演:沢尻エリカ
『大奥 最終章』
(2019年/スペシャルドラマ)主演:木村文乃
(敬称略)
第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられる五十宮倫子
小芝さんが演じるのは、東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘であり皇室の血を引く公家の娘・五十宮倫子。
京で育ち、人を疑うことのない、純真でやさしい性格の持ち主だが、その一方で芯は強く、利発でもあります。
しかし、朝廷と幕府の橋渡しとして、次期将軍である徳川家治と政略結婚をさせられたことで、逃れられない運命に翻弄され、倫子の前には、さまざまな試練が立ちふさがります。
先代の第9代将軍・徳川家重(とくがわ・いえしげ)が謎の死を遂げ、家治が第10代将軍となり、倫子は将軍正室として男子禁制の大奥へ渡ることになりますが、そんな彼女は京にいたころからの幼なじみである久我信通(こが・のぶみち)に好意を寄せていて…。
小芝さんの木曜劇場への出演は『早子先生、結婚するって本当ですか?』(2016年)以来、約7年9ヵ月ぶりのこととなります。
全編京都でオールロケ!映像美&荘厳な舞台セット、衣装にも注目
今回は、東映とタッグを組み、豪華で荘厳な衣装やセットはもちろん、全編オール京都ロケを実施し、クオリティの高い世界観と映像美、豪華なキャスティング、圧倒的なスケールで制作。
小芝さんをはじめとした錚々(そうそう)たる顔ぶれのキャストたちが披露する、『大奥』の代名詞ともいえる豪華絢爛(けんらん)な衣装にも注目です。
演出には『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日)、『相棒』シリーズ(テレビ朝日)で高い評価を受けている、兼﨑涼介監督を迎え、脚本は『好きな人がいること』(2016年/フジテレビ)や『グッド・ドクター』(2018年/フジテレビ)を手がけ、登場人物の繊細な心情を描くことを得意とする大北はるかさんが担当します。
木曜劇場『大奥』は、2024年1月スタート!毎週木曜22時より、フジテレビで放送されます。
<小芝風花 コメント>
――本作への出演が決まったときは、どう思いましたか?
これまで、名だたる方々が演じられてきた作品なので、とても身が引き締まる思いでした。 撮影は、すべて京都で行われると聞き、どっぷりと『大奥』の世界に浸かれるのだなと、怖さ半分、うれしさ半分(笑)。 しっかり、しごいていただきたいと思います。
――『大奥』という作品の印象は?
嫉妬、妬(ねた)み、嫉(そね)み、陰謀…。とにかく人間のドロドロとしたものがギュッと詰め込まれているイメージでした。
――小芝さん演じる五十宮倫子という役の印象は?
とてもまっすぐで芯があり、ちゃんと“愛”がある人だと思います。 そのやさしさや愛情は『大奥』の中に入ると、一見、弱さや甘さに見えると思います。
でも、どんな環境に置かれても、何度打ちのめされようと変わらない根のまっすぐさは、家治にとって希望になるのではないかと思っています。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願いします。
これまでも、たくさんの人に愛されてきた作品ですが、今回の『大奥』は「愛」をテーマにしています。
今までとはまた違った、新しい『大奥』をお届けいたしますので、ぜひ楽しみに待っていてください。
<安永英樹(企画)コメント>
『大奥』が帰ってきます。帰ってくるといっても、ただ帰ってくるわけではありません。
切ない恋、叶(かな)わぬ恋、成就する恋、それでも引き剥がされる恋、そして夫婦、夫婦の愛とは何か?欲望とは何か?愛と権力を求めて蠢(うごめ)く江戸城・大奥を舞台に、時代劇であって時代劇ではない、新たに生まれる本物の“大奥”をお届けしたいと思います。
<番組概要>
木曜劇場『大奥』
放送日時:2024年1月スタート!毎週木曜22時~
出演:小芝風花 ほか
脚本:大北はるか
企画:安永英樹
プロデュース:
和佐野健一
清家優輝
出井龍之介
庄島智之
演出:
兼﨑涼介
林徹
二宮崇
柏木宏紀
ほか
制作協力:ファインエンターテインメント
制作著作:フジテレビジョン 東映
(敬称略)
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/ohoku2024/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/ohoku_fujitv
公式Instagram:https://www.instagram.com/ohoku_fujitv
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