倉悠貴さんが主演を務める映画「OUT」の初日舞台挨拶が、11月17日に行われ、倉さん、醍醐虎汰朗さん、与田祐希さん(乃木坂46)、水上恒司さん、與那城奨さん(JO1)、大平祥生さん(JO1)、金城碧海さん(JO1)、庄司智春さん(品川庄司)、渡辺満里奈さん、杉本哲太さん、品川ヒロシ監督が登壇しました。
この作品は、品川監督の中学からの友人・井口達也さんの青年時代を詰め込んだ実録漫画が原作。”狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也(倉)が、少年院から出所し、暴走族の抗争、新しい仲間・家族との出会いを体験しながら、更生の道を歩むストーリー。
<醍醐虎汰朗 映画「OUT」でカリスマ総長役!「ピリッとした空気を漂わせるようにしました(笑)」>
<【写真32枚】この記事の写真を見る(アザーカットあり)>
與那城奨 品川監督からのプレッシャーを感じながらガラス割り「緊張感のある、いい経験」
與那城さんは、撮影を振り返り「『1発で決めてください』と監督に言われたシーンがあって、ガラスを割るシーンなんですけど、『1回しかできない』と。その『1発で決めろよ』を監督が何度も言ってくるので、ちょっとプレッシャーだったんです」とコメント。
ガラスを與那城さんが直接割るのではなく、アクションにあわせて、スタッフがスイッチを操作して割っていたそうで、「結局、計3枚割ったんですけど、1枚目は上手くいって。2枚目にいこうとしたら、足場が滑るので、スタントの方の体がガラスに触れてしまったんです」。
「その時に、割れてしまうんじゃないかとヒヤヒヤしましたが、割れなかったのでよかったです。緊張感のある、いい経験ができました」と明かしました。
イベントでは、映画のタイトルにかけて「OUTなエピソード」を発表しました。
品川監督は、「JO1の3時出し(3時までに現場から上がらせなければいけない)」と回答。
「工場でみんなが戦うシーンで、大平くんと碧海が拳を突き出すカットは、もともと脚本になくて、急に撮りたくなって、僕があの場で指示を出したんです」。
「そのときの時間が2時50分。ただ、3時出しだったので『撮れない…』となりましたが、2人のマネージャーを呼んで『実際のところ、次の現場は何時入りなの?絶対にJO1ファンであるJAMが喜ぶカットを撮るから、30分ちょうだい』とお願いをして、何とか撮影をしたんです」。
「そのカットをマネージャーに見せたら『ありがとうございます!』と。あのシーンは本当に撮っていてよかった。そのあとは、メイクをしたままの2人を送り出して…撮り終えたら用はないので(笑)。僕の中ではアウトと言うか…ぎりぎりセーフでしたけど」と明かしました。
また、舞台挨拶終了後のフォトセッションの時間では、大平さんの汗を気にする品川監督。
大平さんが、「舞台挨拶に出ると、毎回汗をかくんですよ」と答えると、品川監督は「照明消してもらう?」と冗談を。
與那城さんは、手うちわで風を送り、大平さんを涼ませる仲間思いな場面もありました。
映画「OUT」は、全国公開中。
配給:KADOKAWA
(c)2023『OUT』製作委員会