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「第15回TAMA映画賞」授賞式が11月25日に行われ、佐藤浩市さん、鈴木亮平さん、目黒蓮さんらが登壇しました。

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「TAMA映画賞」は、 東京都多摩市および近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力あふれる＜いきのいい＞作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から表彰するもの。

目黒さんは、最優秀新進男優賞を受賞。授賞式では、目黒さん主演の「わたしの幸せな結婚」が紹介されました。

目黒さんは「撮影が終わった後も、こうして賞をいただけることで、作品が生き続けているんだなというのを実感できて、ありがたく思います」と感謝を述べました。

撮影にあたり、本作の塚原あゆ子監督からは、お芝居のなかで生まれる自然な反応や表情などの「リアルを大切にしてほしい」と言われたそう。

目黒さんは、「お芝居経験がまだ少ない時期に塚原さんと出会うことができて、本当に幸運でした。この作品を撮影した後の作品でも、教えていただいたことが活きたので、感謝しています」と話しました。

そして、本作で共演した今田美桜さんについて、最初は「すごく華やかな方なのかな」と思っていたそう。「キャラクターの悲壮感をすごく表現されていて、僕も演じやすかったですし、役に没頭できました。感謝しています」と述べました。

本作はアクションシーンも見どころのひとつ。そこで司会者から、アクションと、Snow Manとして見せるダンスとのつながりについて質問が。

目黒さんは、塚原監督から「アクションは振り付けっぽくならないように。きれいにやらないでほしい」と言われたそう。

そこで「崩していくような感覚でアクションをやらせてもらいました。お芝居の経験をさせていただくうちに、パフォーマンスの表現の幅も増えた」と明かしました。

さらに「Snow Manでいるときは、“目黒蓮というものを、どれだけ足していくか”という感覚ですが、役を演じさせていただいているときは、“どれだけ自分を引いていくか”。足し算と引き算で全然違うんですが、棲み分けができて、楽しくやらせていただいています」とも話しました。

今後について「ありがたいことに、いくつかお話をいただいているんですけれど、『誰かが』ではなく、『自分が』やるべきだと思える作品、自分の心も動く作品に出演させていただき、皆さまにお届けできればと思っています」と、締めくくりました。

【最優秀作品賞】
「怪物」（是枝裕和監督およびスタッフ・キャスト一同）
「雑魚どもよ、大志を抱け！」 （足立紳監督およびスタッフ・キャスト一同）

【特別賞】
宮崎駿監督およびスタッフ・キャスト一同 （「君たちはどう生きるか」）
上田誠氏、山口淳太監督はじめヨーロッパ企画およびスタッフ・キャスト一同（「リバー、流れないでよ」）

【最優秀男優賞】
佐藤浩市（「春に散る」「せかいのおきく」「仕掛け人・藤枝梅安2」「大名倒産」「キングダム運命の炎」「ファミリア」「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」）
鈴木亮平（「エゴイスト」「劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室」）

【最優秀女優賞】
菊地凛子（「658 ㎞、陽子の旅」）
黒木華（「せかいのおきく」「ヴィレッジ」「映画 イチケイのカラス」「ほつれる」）

【最優秀新進監督賞】
福永壮志 監督（「山女」）
金子由里奈 監督（「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」）

【最優秀新進男優賞】
目黒蓮（「わたしの幸せな結婚」「月の満ち欠け」）
奥平大兼（「君は放課後インソムニア」「ヴィレッジ」「あつい胸さわぎ」「映画 ネメシス 黄金螺旋の謎」）

【最優秀新進女優賞】
山田杏奈（「山女」）
髙石あかり（「ベイビーわるきゅーれ 2 ベイビー」「Single8」「セフレの品格 決意」「わたしの幸せな結婚」ほか）