フジテレビでは、4月期の木曜劇場にて、鈴木亮平主演『レンアイ漫画家』が放送される。このたび、新たに片岡愛之助、木南晴夏、竜星涼、岩田琉聖の出演が決定した。

本作は、漫画一筋で恋愛下手なレンアイ漫画家・刈部清一郎(かりべ・せいいちろう/鈴木亮平)と“ダメ男ホイホイ”と呼ばれる崖っぷちアラサー女子・久遠あいこ(くおん・あいこ/吉岡里帆)、恋に不器用な2人の、笑えて、ほろっとくるコミック・ラブストーリーだ。

担当編集、ライバル、疑似恋愛相手、甥っ子…重要人物のキャストが続々決定

片岡が演じる向後達也(こうご・たつや)は、鈴木演じる清一郎の担当編集者。清一郎の才能をいち早く見いだし、清一郎を“刈部まりあ”という売れっ子漫画家に育てあげ、長年支え続けている。

「少女モーニング」の編集部の中でも、唯一、清一郎とコンタクトが取れる存在。元ラガーマンで、もともとはスポーツ誌に配属していたが、訳あって少女漫画誌の担当になった。刈部清一郎にとって唯一無二の担当であり、刈部まりあの第一信者でもある。

昨今の恋愛事情には少々疎く、自身の経験則と勘に基づくアドバイスは時にちんぷんかんぷんで、空回りすることも。清一郎のスランプを察し、漫画のモデルになるような恋愛を誰かにさせようと提案したが…。

愛之助がフジテレビ系連続ドラマに出演するのは、今回が初。今作には、疑似恋愛も含めて一筋縄ではいかない恋愛模様が待ち受けているが、男女の恋愛とは別の“愛”の形もいくつか描かれており、漫画家と編集者という複雑なバッテリー関係もその一つ。

清一郎とあいこの2人に対し、ある意味、三角関係的な心情ドラマのある人物が向後だ。鈴木と吉岡と愛之助のテンポの良い掛け合いも見どころとなる。

木南が演じる金條可憐(きんじょう・かれん)は、「少女モーニング」で連載中の売れっ子少女漫画家。刈部まりあ(清一郎)の後輩漫画家に当たるが、可憐自身は刈部まりあを読者アンケート1位の座を巡る最強のライバルとして強烈に意識しており、ベールに包まれたその正体に並々ならぬ関心を抱いている。

何かにつけて、刈部まりあへ激しい感情をたぎらせる激情家の可憐だが、常に最先端の流行や情報を収集して取り入れる努力家の一面も。作画はすべてデジタル。独自のファッションセンスも光る。あることをきっかけに、刈部まりあへと近づき、ドラマ後半では、清一郎の大ピンチに暗躍し、清一郎とあいこの関係のカギを握るキーパーソンとなっていく。

竜星が演じる早瀬剛(はやせ・つよし)は、真面目で爽やかな元ラガーマンの好青年で一流企業勤務しているエリートサラリーマン。吉岡演じるあいこが初めて疑似恋愛ミッションをする相手となる。

早瀬があいことの朝活デートで見せる胸キュンシーンは必見。また、予想外の展開を見せる早瀬とあいこの関係にも注目だ。

岩田琉聖が演じる刈部レン(かりべ・れん)は、最愛の父を亡くし、叔父の清一郎が引き取ることになった小学生。生まれてすぐに母を失ってから、シングルファーザーだった父・純と2人で暮らしてきた。人の気持ちをよく察し、おとなしく、大人びた性格のレンは、清一郎やあいこと生活をともにするようになり、少しずつその性格にも変化が起きる。

一方、レンの存在はコミュニケーションが苦手な清一郎を徐々に変えていくことに…。また、レンのおかげであいこは清一郎の本質を知るようになっていく。

<片岡愛之助 コメント>

──出演が決まった時の気持ちは?

近年多くの漫画原作が実写化されていることもあり、非常に楽しみにして原作を読ませていただきましたが、自分の役(向後)にとても驚きました。原作ではユニークな髪型でキャラも濃く、すごい役をいただいたなと思いました(笑)。

──ご自身が演じられる役についての印象は?

向後は“刈部くん命!”という人です。刈部くんを世間の目から守り、刈部くんの漫画「銀河天使」のことを一番に考え、そして守り続ける。そのためにいろいろと走り回る姿は滑稽で愛おしいです。

少しちゃらんぽらんで、口八丁手八丁みたいなところがあるので、演じていて楽しいです(笑)。また、あいこと向後の掛け合いも面白さの一つだと思います。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

ラブコメディなのでキュンとするところもあれば、笑えるところもあり絶妙なバランスになっています。日常で嫌なことや、つらいことがあっても本作を見れば「よし!頑張ろう!」と明るい気持ちになって、忘れることができる、そんな作品です。

そして「この続きはどうなるのか」と毎話気になること間違いなしですので、ぜひ毎週欠かさず見ていただけたら、うれしいです。

<木南晴夏 コメント>

──出演が決まった時の気持ちは?

最初に原作の漫画を読ませていただき、漫画に登場する自分の役のクセが想像以上に強すぎて、驚きました(笑)。難しい役をいただいたなと思いました。

──ご自身が演じられる役についての印象は?

最初は可憐をどのように演じていけばいいか悩みましたが、本読みや演出の石川さんからのお話を聞きつつ、徐々に役作りをしていき、可憐が今では自分になじんでいます。

派手な役なので、つい明るい雰囲気になりがちになりますが、楽しいときでも“ねっとり”を意識して演じています。また、あいこをひっかき回したりするので、意外と大きな役目を担っています(笑)!

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

私自身も撮影しながら、どんなドラマになっているか想像がつかないので、出来上がりをすごく楽しみにしています。視聴者の皆さんと一緒に楽しめればと思います。ぜひお見逃しなく!

<竜星涼 コメント>

──出演が決まった時の気持ちは?

フジテレビドラマに出演するのは、本当に久しぶりなので、初心に戻った感じです!共演者の皆さんと良い“美女と野獣”感のある雰囲気に入っていければいいなと思いました。

──ご自身が演じられる役ついての印象は?

今回は二枚目の役です(笑)!今までは三枚目の役が多かったので、試行錯誤しながら王道のエリート会社員で、誰もが「この人と付き合いたいな」と思ってもらえるような人物を骨太に作り上げていければいいなと思います。

(鈴木)亮平さんと吉岡(里帆)さんの間に割って入るライバルなのか、それとも…みたいな雰囲気で見ていただけたらうれしいです。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

キュンキュンしてもらえるような要素がたくさん詰まっている作品だと思います。王道のキラキラとしたハイブリッドサラリーマンを演じておりますので、ぜひとも、まずは第1話でキュンキュンしてもらえたらなと思います!