2月24日(水)、キリンビールの「新しい本麒麟」完成披露イベントが行われ、CMキャラクターを務める杏と、ゲストに市川猿之助が出席した。

イベントでは市川猿之助に加えて、和洋中の一流シェフ3人が「新しい本麒麟」の味を品評することに。まずは一口飲んで、その感想をフリップに書いて発表した。

3人から絶賛の言葉を聞いた杏は、「くだけた言い方をすると『だよね!』って思います」と共感し、「お三方それぞれの感想がうれしいです」と笑顔を見せた。

続いて猿之助が品評する番に。「美味しい!の顔を期待しています」と杏から若干のプレッシャーをかけられた猿之助は、「まだ飲んでいないから、皆さんみたいに美味しいと言えるかは分からない」と焦らしつつ、司会から飲むように促されると「待ってました!」の言葉とともに一口。

すると目を見開き、「うまい!うまい!うまいー!」と絶叫し、杏も「この顔を待っていました!」と爆笑。

「余計な言葉が出てこない、皆さんの言う意味がよく分かりました」と感想を伝え、「役者に例えたら、主役もできて脇役もできる存在」と満足げな顔で評した。

そして、3人のシェフがどういった料理に合うのかを提案。フランス料理の谷は「ビストロ系のベストマッチ」とコメントすると、杏は、「フレンチの中でもビストロが大好きなので最高だな!って思いながら聞いていました」と顔をほころばせた。

和食の林は、「食中酒として優れているので、豚の生姜焼きで豚の甘みを味わうのがおすすめ。ホップの穏やかな苦みが山菜の苦みに合うので、山菜の天ぷらもおすすめ」とコメント。

「職業柄、和食を食べることが多い」という猿之助は、「マリアージュですね、役者としても一緒に演じていて気持ちの良い相手役というのがいる。こっちが変われば向こうも変わる、相手役として理想の存在」と、自身の役者としての立場に置き換えて感心していた。

最後に、「自分ならどんな料理と合わせるか」を問われた猿之助は、「刺身ですね」と即答。杏は、「春野菜の天ぷらです。お蕎麦もいいですね。これから春が来るぞ!という食材と合わせてみたいです」と、春の訪れを待ちわびるような笑顔で語った。