2月24日(水)、キリンビールの「新しい本麒麟」完成体験会イベントが行われ、ももいろクローバーZの百田夏菜子、玉井詩織、高城れにが登壇した。

会場に設えられたレッドカーペットから1人ずつ登場した3人は、「レッドカーペットを歩くこともなかなかないし、1人ずつの登場ですごくドキドキした」と少し緊張気味にあいさつ。

春を感じさせる華やかな衣装について、「大人っぽい雰囲気を出しながらもフェミニンに、泡のようなつやっとした素材を選びました」(玉井)、「春らしい、ラベンダーの香りが香ってきそうなイメージで」(高城)、「優しく温かい色をイメージ、最近は気温も暖かくなってきたので」と、それぞれに選んだ理由をコメント。

1年前の「本麒麟」イベントにも登壇したという百田は、「それまでコクというものを知らなくて『これがコクか!』と、コクに気づけた瞬間に私も大人になったなと思いました」と笑顔。

ここで、キリンビールの醸造責任者である“味の番人”ことマスターブリュワーの田山智広さんが登場し、リニューアルした点について解説すると、「味の番人ってかっこいい!」「早く飲みたい!」とテンションがあがる3人。

そして元気いっぱいに「乾杯!」をして、待ちに待った試飲タイムを迎えると、飲んだ瞬間に目を輝かせていた。

「期待以上でした!」と笑顔を向ける3人に、「これまでの苦労が報われた」と目を細める田山さん。さらに美味しく楽しむためには、グラスの形と注ぎ方が重要になるとのことで、3人が挑戦することに。

「飲みごたえ派」の玉井は、ストレート型のグラスを使用。まずグラスは置いたままにして注ぎ、泡のフタを少し作ったら、グラスを手に持ってゆっくりとグラスに添わせるように注いでいく。「慎重になっちゃう!」と言いながらも丁寧に注ぎ切り、一口飲むと「おおー!泡のフタで炭酸を閉じ込めているので飲みごたえがあります」と驚きの表情を見せた。

続いて「香り派」の高城は、香りが上に昇りやすいチューリップ型のグラスを使用。グラスを手に持ったまま1/3まで注いだら、グラスを置いて泡を少し立たせながら真上から注いでいく。最後に泡を立てることで香りが充満させるのがポイントとのこと。

高城は一口飲むと、「あ!全然違う、ちょっとびっくりしています」とハッとした表情を見せ、「注いだときの香りだけでおつまみに手が伸びてしまいそう」と笑った。

最後は「コク派」の百田が、スリム型の細いグラスに3度に渡って注ぐ方法に挑戦。「実はこないだ、こっそり教えてもらいました」と自信満々で注ぐ百田は、「最初は大胆に!」と豪快に、グラス内を泡の状態で満たしてから泡と液体が半々になるまで待ち、2回目はグラスの際ギリギリまで注ぎ、しっかりした泡を作っていく。

泡が落ち着くまで待つ百田は、「待て!ってされている気分」と焦れている表情。そしていよいよ3度目、そっと注いで泡を一気に持ち上げて完成。一口飲むと、思わずうっとりした表情で「めちゃめちゃ美味しいです、缶から飲むのとはこんなに違うんだ」とコメント。

注ぎ方によっていろいろな楽しみ方ができると知れて、「早速今日から実践してみたいと思います」と喜ぶ3人。百田は、「人に注ぐときに『どう?コクがいい?香り重視?飲みごたえ?』と、注ぎ方のバリエーションを試してみたい」といたずらっぽく笑った。

注ぎ方に挑戦した様子は動画にて!