大ヒットしたBTSの「Dynamite」。そのダンスを動画で披露した人たちは多かったが、このメンバーは演奏で魅せた!

2月27日(土)夜、フジテレビアナウンサーの公式インスタグラムで「フジテレビアナウンサーバンド(仮)でDynamiteを演奏してみました!!」のコメントと共に動画が配信された。登場したアナウンサーと担当は以下の通り。

Vo&Gt 佐久間みなみアナ
Ba 生田竜聖アナ
Key 山﨑夕貴アナ
Dr&Mix 藤井弘輝アナ

コロナ禍ということで、リモート収録に挑戦したという。佐久間アナの美声を中心に、山﨑アナのキーボード、生田アナのベース、さらに、サングラスとヘッドフォンで雰囲気抜群の藤井アナが、パソコンでドラム音を作成しそれぞれの音をMIXしているという本格的なもの。映像も音楽に合わせてテンポよく画面が合成されており、こちらの編集はなんと佐久間アナの兄が担当したという。

映像が配信されると、そのクオリティーの高さに絶賛のコメントが続々書き込まれた。

「佐久間アナうますぎ!」「めっちゃ歌うま!」「メンバ-の皆さんの力がひとつに!元気になりました」「CD出してほしいです!毎日これで目覚めたい」

山﨑アナ「私のわがままに付き合ってくれそうなメンバーを」

そんな力作を完成させた思いとは?今回のプロジェクトのリーダー・山﨑アナに話を聞いた。

――どういう経緯で今回の配信を?

山﨑アナ:言い出しっぺは、音楽大好きな私でして。私のわがままに付き合ってくれそうな生田アナと藤井アナをまず誘いました(笑)。その後圧倒的な歌唱力を持つ佐久間アナをスカウトしたのです。バンドを組んだのは昨年の11月なのですが、コロナ禍で集まって練習することが難しく、リモート収録という形でエールを送れないかと思いつきました。

――それぞれのパートはどれくらいの経験が?

私は3歳から高校生までピアノを習っていました。生田アナは、大学時代にベースを少しだけやったということですが、今回大活躍でした!藤井アナは、中学3年のころからドラムを、MIXは入社5年目から始めたそうです。佐久間アナのギターは中学3年生から趣味程度にやっていたとのことです。

――完成まで苦労した点は?

昨年12月に「Dynamite」でやろう!と決めてから、一斉に練習を始め、それぞれのパートが完成に近づいたところで藤井アナがパソコンでドラムの音を作成し、その音に合わせてそれぞれが収録を行ったんです。テンポが合っていても、音色の雰囲気がなかなか合わずリモートの難しさを感じました。

――藤井アナのMIXが大きな力になったわけですね!

そうなんです。でも実は藤井アナはMIXをやったことがなかったんですよ。「バンドとしてのグルーヴ感を出すために色々と試行錯誤しました」と言っていました。楽器の音とボーカルも単体で聴くのと全体合わせて聴くのでは全然違うので、それぞれがかっこよくかつまとまるようにそれぞれの調整が本当に大変だったそうです。

感じたリモート収録の難しさ「わが子を世に送り出す気持ち」

――佐久間アナの美声に絶賛の声が寄せられていますが、特に推しの部分は?

サビにも注目して頂きたいですが、個人的にはサビ「以外」の部分もかなりこだわりました!普通に歌うとつまらなくなるので、所々セリフのようにして歌うことを意識してもらいました。例えば「ice tea and a game of ping pong」の最後の部分など、少し弾けるようなイメージに仕上がっていると思います!

――完成した動画を見て率直な感想は?

完成まで数ヵ月かかったので、我が子を世に送り出すような気持ちです…。それぞれの個性が表れていると思うので、ぜひ隅々までご覧下さい!