3月6日(土)23時40分より、池脇千鶴主演、フジテレビ系オトナの土ドラ『その女、ジルバ』第9話が放送される。
第8話では、主人公・笛吹新(池脇)の勤める物流センターのチームリーダーで、“シジュー3人娘”のうちの一人、スミレ(江口のりこ)が結婚し、美しいウエディングドレス姿を披露した。
スミレは、不愛想で意固地、人から誤解されやすい性格だったが、新と友情を深めるうちに徐々に変化し、BAR「OLD JACK&ROSE」で偶然出会った石動(水澤紳吾)と恋に落ちる。第8話では序盤から妊娠判明、結婚と急展開が訪れたスミレ。その幸せを応援する新やホステスたちの姿に「涙なしでは見られない神回!」とSNSで話題となった。
改めて江口に感想を聞くと「これだけ急にいろんなことが起こると、(スミレが)戸惑うのは当然なことじゃないでしょうか。タイトなドレスだったので息苦しかったですが、スミレの夢が叶って良かったと思います」とコメント。
今回は、スミレが幸せをつかむまでをセリフやシーンとともに振り返る。
<もう一度見たい!スミレちゃんのハッピーウエディング>
「石動さんと連絡がとれない?どうして」(アララ)
「どうしてかわかんない。でも、もう一日半連絡ない」(スミレ)
妊娠を告げたきり、出張中の石動と連絡が取れなくなってしまったスミレは心配でBAR「OLD JACK&ROSE」に駆け込んだ。音信不通は、石動が携帯電話をなくしていただけの騒ぎだったが、出張から帰ってきた石動はスミレの気持ちも知らずに店の近くで突然のプロポーズ。心では感動するが、気持ちの整理がつけられないスミレは次第に結婚に不安になっていく。
「結婚していただけますか」(石動)「こんなところで言うな~!」(スミレ)
「我慢しなくていい。誰でも幸せになる権利を持っているんだから」(くじらママ)
石動との仲を一方的にこじらせ、「やめたから。結婚」と意固地になったスミレ。「スミレちゃんのそういうところ、よくないと思うよ」と、新とスミレは衝突してしまう。「OLD JACK&ROSE」のくじらママ(草笛光子)は、スミレを店に呼ぶように新に提案、一役買うことに。
今までひとりでたくさん辛い思いをしてきたスミレの気持ちを察していたくじらママは、スミレをやさしく抱きしめた。「あなたは、幸せになるのが怖いのね」「人を、人を信じるのよ」。ようやく素直になれたスミレは、新とも仲直りして結婚を決意する。
「家族できたね。(スミレのお腹をなでて)ほんとよかった…おめでとう!」(ナマコ)
BAR「OLD JACK&ROSE」で開かれた結婚パーティ。新が化粧を施し、ベールはひなぎく(草村礼子)、ウエディングケーキはナマコ(久本雅美)と、ホステスたちがそれぞれ手作りし準備は完了!同僚やバーの常連、“シジュー3人娘”の一人、島根の実家に帰ったはずのミカ(真飛聖)まで駆けつけ、温かく2人の門出を祝った。
施設で育ち家族を知らないスミレに、同じく親がいない環境で育ったナマコは人一倍思い入れがあったよう。ウエディング姿を見て思わず涙を流した。江口が「セリフじゃないですけど、スミレに対するナマコさんの涙は印象に残っています」と振り返るイチオシのシーンだ。
「私たち内気なんで、歌います!」(スミレ)
結婚パーティは、滞りなく順調に進行。新からの祝福の言葉に続いて、新郎新婦の挨拶…と思いきや、石動・スミレ夫妻は「私たち内気なんで、歌います!」と、ド迫力の大熱唱。
最後に、スミレを演じる江口のりこから、世の悩める女性たちにメッセージが!
「よく寝てよく食べて頑張りましょう」
<第9話あらすじ>
スミレ(江口のりこ)の結婚パーティの夜、突然くじらママ(草笛光子)が倒れ、「OLD JACK&ROSE」は騒然。
検査の結果、ただの飲みすぎだとわかり、胸をなでおろす新(池脇千鶴)だったが、くじらママは腰を強く打っていたため、念のため店の一室で新が看病することに。
すると連鎖するように、エリー(中田喜子)やナマコ(久本雅美)ら店のメンバーが相次いで調子を崩してしまう。そんなピンチの中、颯爽と現れたのは…。