3月8日(月)21時より、フジテレビで放送される『監察医 朝顔』第17話に、岡崎紗絵が出演する。

岡崎が月9に出演するのは、『トレース~科捜研の男~』(2019年)で警視庁科学捜査研究所の法医研究員を演じて以来2年ぶりのこと。

第17話では、朝顔(上野樹里)たちのもとに生後8ヵ月の乳児の遺体が運ばれてくる。母親の田崎直子(岡崎紗絵)が食事の準備で目を離した隙に亡くなっていたそうで、朝顔たちが解剖をした結果、プラスチック製のおもちゃが気管に詰まったことによる窒息死であることがわかった。

乳児が誤っておもちゃを飲み込んでしまったのではないかと推察する朝顔だったが、野毛山署の刑事たちは虐待の可能性はないかと問う。乳児の遺体で気になるところは、背中が赤く腫れていることくらいで、ただし、これも飲み込んだものを吐かせようと直子がたたいたからだと思われ、虐待を示す痕跡は見られず、なぜ刑事が虐待を疑うのか戸惑う朝顔。

しかし刑事たちは、幼い子どもが亡くなった際には虐待の可能性を考慮する必要があるといい、その上で、直子はシングルマザーで生活が苦しく、さらに乳児が亡くなってからの態度がどこか人ごとのようで悲しんでいるように見えないのだという。

当の直子は、無表情でスマホを打ちながら法医学教室前で待っていたが、解剖が終わったことを告げられると、乳児の遺体には「会いたくない」と言い残して帰ってしまい、そのまま連絡が取れなくなる…。

<岡崎紗絵 コメント>

――『監察医 朝顔』に出演することになった気持ちは?

うれしかったです。それと同時に難しい役でもあったので、緊張感もありました。シリーズで続いている人気作品に携わることができたことをとても光栄に思います。

――シングルマザーという初の役どころであり、田崎直子はかなりの難役であったかと思いますが、いかがでしたか?

葛藤のサイズが大きいので、超えるところがたくさんあってとても難しかったです。手探りでやりながら、キャストのみなさんの空気にも助けていただいて、田崎直子を作りました。やはり相手があってのお芝居だと改めて実感しました。

――上野樹里さんとは初共演となりますが、撮影現場の印象は?

とても明るくて笑顔にあふれていて、チーム感がしっかりある現場だと思いました。上野さんをはじめキャストのみなさんがやさしく迎え入れてくださって、安心して現場にいることができました。学びがたくさんあってとても勉強になりました。

――視聴者のみなさんへメッセージをお願いします。

“当たり前”とはなんなのか。人それぞれの受け入れ方、物の見方があるのだと改めて考えさせられるお話になっていると思います。

私自身、このドラマの温かい空気に触れて気持ちが軽くなるような感覚がありました。このじんわりと温かい空気感が伝われば幸いです。