30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。

3月1日(月)は、「自分史上最高のシチューをカスタム。」後編が放送された。

村上はグルメ音痴?疑惑を覆す奇跡のレシピ

前回放送では、関ジャニ∞メンバー考案による究極のカスタムシチューを試食してきた。残るは村上信五考案のシチューだが、なぜか村上は立ち上がって「申し訳ない」と深々と頭を下げる。実は、1人だけロケを敢行したのだ。

これまでのカスタムグルメ企画で、他のメンバーが独創的なカスタムに成功する中、村上だけ一貫して「シンプル」な超オーソドックス料理を提案してきた。そんな様子に番組スタッフから、「本当はグルメ音痴では?」という疑念が。そこで、料理の常識を確かめるべく、村上に実際に料理を作ってもらうことに。

『噂の!東京マガジン』(TBS)の人気コーナーになぞらえ、「料理の常識 たしかめて!TRY」として、村上がクリームシチューコロッケ作りに挑戦。早速食材を切るが、包丁を手にしたままスタッフとのおしゃべりが止まらない。IHコンロの操作に苦戦し、シチュールーを入れすぎるなど不安が募るが、ひとまずシチューは完成。

しかし、このシチューをどう丸めてコロッケにするかが問題。村上は「冷やさなアカン。それか勇気出して手でいくか」と熱々のシチューを指先につけてみるが、当然ムリ。あれこれ考えた後、シチューを水に当てて冷やし、手で丸めることに成功。卵を塗ってパン粉をつけるが、変形して「あぁっと!」と思わず声が。

何とか油で揚げるが、強火なのであっという間に焦げ始め、あせった村上は鍋を持ち上げて小刻みに後退りする。余熱で火を通すことにするが、村上はなぜか鍋を持ったまま90度ターンして、バレエダンサーのような奇妙なポーズに。

出来上がったコロッケは、大倉忠義が「チキンカツみたい」と言う通り、見た目はイマイチ。しかしその味は、メンバーが口々に「美味い!」と唸るほど。村上が親指を立てて“グー”のサインをすると、横山裕もニヤリと“グー”を返し、「2人でエド・はるみ」(大倉)、「夫婦漫才みたい」(安田章大)とツッコミが入り、スタジオが笑いに包まれた。

村上特製クリームシチューコロッケのレシピは、番組HPからチェック!

続いては、シチュー人気がカレーに劣るのは、作り置き2日目のアレンジに幅がないからでは?ということで、2日目シチュー最強アレンジを関ジャニ∞メンバーがジャッジ。

まずは「シチュー×餃子」。シチューに厳しい大倉は、「めっちゃ美味しいやんコレ♡」とニッコリ。他のメンバーも“あり”と認めるが、丸山隆平だけは“なし”とシビア。「シチュー×香水」(シチューの香り成分をエキスで抽出した香水)は、シチューのリアルな香りに驚きの声が上がるも、大倉は「ずっと台所にいたオカンの匂い」、村上は「シチューこぼしたなって思われる」と、満場一致で“なし”。

お次は、手作り石鹸のもとにクリームシチューを加えた「シチュー×石鹸」。この石鹸で手を洗ってみるが、シチューの匂いが弱く評価はまずまず。凍らせたクリームシチューをかき氷機で削った「シチュー×かき氷」には、村上は「前菜でワンスプーンで出てきたらお洒落」、横山も「冷製クリームシチュー」と満足気だが、大倉だけは“なし”判定。

最後は「シチュー×グミ」。シチューを混ぜた黄色いグミに、横山は「チーズに近い」と“あり”評価。他のメンバーも白ワインに合いそうと認めるが、やはり大倉だけは“なし”と妥協を許さなかった。

マリカー対決で大熱戦!はしゃぐ丸山に、横山が大激怒?

丸山が考案していた、もう1つのカスタムシチュー「クリームシチューキューブ」があるという。ひんやりシチューキューブアイスを割ると、中からトロッと甘いシチューソースが出てくる、フォンダンショコラのような一品。番組スタッフが再現したところ、かなりの絶品に仕上がったそう。

この「クリームシチューキューブ」一皿を巡って、関ジャニ∞がマリオカートで対決した。

まずはゲーム音痴の村上vsマリカー大好き安田の対戦。村上は(ゲームのキャラクター/以下同)ロイ、安田はモートンで挑む。大倉が「ヤスうまいわ。ずっとやってたからな」と言う通り、スイスイと進む安田。対して村上は蛇行しながら安田を追うが、画面に釣られて体がクネクネ。大盛り上がりの熱戦となるも、安田が勝利した。

続いては、関ジャニ∞随一のゲーマー横山vsペーパードライバーの丸山。横山はキングテレサ、丸山はヨッシーで、まずは横山が飛び出す。横山の圧勝かと思われたこのレース、丸山が意外なほど食らいつき、抜きつ抜かれつの展開に。そして最後は、最終盤に追い抜いた丸山が制すという大波乱。

丸山は「横山くんにゲームで勝ったー!」と両手を上げて大はしゃぎ。拗ねた横山はゲーム機のコンセントをブチッと引き抜き、メンバーから総ツッコミが。さらに横山は机をドンドン叩き、口を横にイーッと開いて地団駄を踏み、全身で悔しさを表してスタジオの笑いを誘った。

準決勝は、マリカー大好き大倉vs安田。大倉はマリオ、安田はボーイで挑むと、想像以上のハイレベルな戦いに村上も横山も「事実上の決勝」と口を揃え、(決勝を控えている)丸山は「みんなで言うなよ」と肩を落とす。大倉が1位をキープするが、ゴールギリギリで安田が追い抜き見事勝利。手に汗握る大接戦にスタジオからは拍手が。

決勝戦はマリオの丸山vsボーイの安田。順調な安田に対し、バイク捌(さば)きに苦戦する丸山。次々と障害にぶつかり、その差は開いていくが懸命に追い上げる。しかし器用に進む安田に突き放され、横で見ていた大倉からは「何やってんねん、マル!」と檄が飛ぶ。1位を死守した安田が優勝に輝いた。

待望の「丸山特製 クリームシチューキューブ」を食す安田。シチューアイスにナイフを入れると、中からシチューソースがとろ〜り。安田によると、先ほどの「シチュー×かき氷」の「味が整いまくってるやつ」だそうで、「めっちゃ美味い」と満面の笑みで堪能した。

次回、3月8日(月)『関ジャニ∞クロニクルF』は、美容師へ疑問をぶつけたら「なるほど!」な答えに、関ジャニ∞も目からうろこ。美容師ならではの悩みとは!?再びストリートファイターII対決開催で、村上が覚醒?

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