3月2日(火)21時より、フジテレビ系『青のSP(スクールポリス)—学校内警察・嶋田隆平—』第8話が放送される。

このドラマは、学校内警察(スクールポリス)が試験的に導入されたという設定のもと、公立赤嶺中学校にスクールポリスとして配属された嶋田隆平(藤原竜也)が、校内外で起こるさまざまな問題に立ち向かう学園エンターテインメント。

学校内に警察官がいる異常な状況に浅村涼子(真木よう子)ら教師陣から反発を受けながらも、嶋田は想像を絶する解決方法でトラブルに対処する。

第7話では、貧困と祖母の介護に苦しむ境遇、そして空腹のあまり万引きをし、追ってきた店員を突き飛ばして殺人未遂事件にまで発展するという絶望的な境遇に置かれた生徒を救うため、スクールポリスとなった三枝(山田裕貴)と嶋田が活躍した。

絶望的な生徒の状況にやさしく寄り添う三枝、三枝とは対照的に口には出さないが態度で示す嶋田のやさしさ。そして生徒を救うため単身、弱者を食い物にするヤミ金業者の元へ乗り込み成敗する嶋田の姿に「やっぱ嶋田だな」、「かっこいいアクション」などのコメントが投稿されトレンド入りした。

第8話放送を前に、ドラマのみどころについて、体育教師で野球部顧問の阿部裕亮役を演じる音尾琢真に聞いた。

<音尾琢真が語る『私の、東京物語。』はこちら>

音尾が演じる阿部は、野球の強豪校で厳しい練習を強いる教師。過去に、行き過ぎた指導から部員をビンタし鼓膜を破裂させてしまったこともある。

一方で、ブラック職場がテーマの第6話では、職場改善を木島校長(高橋克実)に要求する新津(須賀健太)に味方するなど、実は正義感の強い一面ものぞかせた。第8話では、そんな野球部が舞台となる。

音尾は、第8話のみどころについて「現代の中学校でも問題となっている部活動の問題(闇部活)や、指導が行き過ぎてしまい、体罰にまで発展してしまう顧問がニュースでも話題になっています。8話は、そんな部活動をフィーチャーしています。私が演じる阿部先生も、その熱血さゆえに体罰疑惑をかけられてしまいます。今のリアルな中学校を切り取った題材なので、このドラマとしてのメッセージを感じ取っていただければと思います。意外な阿部の秘密も明らかになりますのでどうぞご期待ください」と語った。

そして、嶋田の元恋人・小川香里(明日海りお)を死に追いやった犯人が、ついに明らかに! 嶋田が配属されることで、隠されていたさまざまな事件が明らかになった赤嶺中学校。教師たちが隠す香里の死についての真相。ネット上では、さまざまな憶測が投稿され予想合戦が繰り広げられているが、いったい誰が何のために罪を犯したのか…衝撃の結末が待っている。

<第8話あらすじ>

野球部のピッチャー・矢島裕(長島令玖)が、試合中に頭部にボールを受けて脳しんとうを起こす。矢島によると、マウンドから投球する際、目にレーザーが飛び込んできたという。

矢島は、友達からの信頼も厚く、恨みを買うようなタイプではない。そのことから隆平(藤原竜也)は、学校へ報告なしで部員たちに休みなく厳しい練習を課す“闇部活”を常態化させたり、いきすぎた指導で部員の鼓膜を破裂させたこともあるという顧問の阿部(音尾琢真)に対する嫌がらせではないかと考える。

さらに、亡くなった香里(明日海りお)が、熱中症で部活帰りに誤って道路に出て、事故にあった野球部員がいると話していたことを思い出した隆平は、事故以来、学校に来られなくなった坂木司(山時聡真)の家を訪ねて…。

一方で、自らの携帯電話に送られてきた、香里と涼子(真木よう子)が口論する音声データの送信元をたどると、野球部の一件と意外なつながりが見えてくる。