それから1週間ほど後、雪乃は天国へと旅立った。

火葬を終えて家に戻った雨は、司からボイスレコーダーを手渡される。雪乃から預かったという。

その夜、雨はボイスレコーダを再生し、かつて雪乃とやり取りした声の交換日記を聞く。すると最後に、雪乃が病院のベッドで録音した最後の交換日記が流れ出した。

「どんなにつらくても、苦しくても、一瞬一瞬を大切に生きてね。そうすれば、幸せだなぁって思える瞬間に出逢えるはずだから」。雪乃の温かい声に包まれた雨は、「ばあちゃんの孫になれてよかった。幸せだった。だから忘れない」と雪乃へのメッセージを録音し…。

あくる朝、雨は、今日から自分のことを「雨」と呼んでほしい、と太陽に頼む。自分の名前を好きになることが、雪乃にできる最後のことだから、と。

仕事のために「朝野煙火工業」へ戻った太陽のもとに、司から電話が入る。そこで司は、知り合いの医師に聞いたが、五感を失うような病気はないと言われた、と言い…。

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