女性が気になる話題について、スタジオで生討論を繰り広げるフジテレビ『NONSTOP!』の金曜恒例コーナー「NONSTOP!サミット」。
3月5日(金)の放送では、「日常の小さな幸せ」「女同士のモメごと」というテーマについて、MCの設楽統と三上真奈フジテレビアナウンサー、千秋、カンニング竹山、坂下千里子、婦人公論前編集長の三木哲男が徹底討論した。
「保育園で初めてできたママ友の距離感が近すぎる」
「女同士のモメごと」というテーマでは、「保育園で初めてできたママ友の距離感が近すぎる。心地よい関係でいたいのに」という30代女性のお悩みが登場した。
千秋が「子どもの入園や入学は、出産後孤独だったママにとっても同じ境遇の人と集まる久々の機会。距離感を読み間違ってしまうことも多い」と指摘すると、竹山は「中学1年や高校1年の入学時と同じ状況か」と納得。
番組公式SNSには「ママ友とは挨拶程度で、あまり仲良くなりすぎない方がいい」「トラウマ級の体験をしてから、ママ友付き合いは一切辞めた」「学生時代、面倒だったよな」などの声が多数届いた。
嫉妬深い親友に、オンラインの習い事を報告したほうがいい?
また、「嫉妬深い親友に、オンラインの習い事を始めたことを報告したほうがいいか?」という20代女性のお悩みに対しては、視聴者の意見を募る「せきらら投票」で、「報告するべき?」「報告しなくていい?」と問いかけた。
坂下は「相手が嫉妬深いとわかっているなら、絶対報告したほうがいい。言わないと厄介なことが起こる」と主張したが、投票は「報告するべき=31%」「報告しなくていい=69%」という結果に。
「報告しない派」だという千秋は、「報告する人が31%もいるとは!」と驚きの表情を浮かべた。
「Aちゃんからの結婚報告が遅かったからと、Aちゃんをずっと無視しているBちゃんに失望した」という30代女性のエピソードでは、坂下が「無視し続けるほうがパワーがいるのに…」と呆れ顔に。
千秋が「頻繁に会う仲でなければ、無視されていることにAちゃんも気付かない。それでBちゃんの気持ちが収まるなら、いいのでは?」と突き放すと、「ザキヤマ(山崎弘也)の結婚を最後まで教えてもらえなかった」という竹山は、「仲間はずれにされたと感じる気持ちもわかる」とBちゃんにも理解を示した。
「オンライン同窓会を地味だった女子が仕切っていて、“第1グループ=クラスの中心メンバー”だった女子たちが後で文句を言っていた」という30代女性の体験談については、千秋も竹山も「悪いことだとはわかっているけど、(文句を言う)女子の気持ちもわかる」と苦笑。
そんな中、「“第1グループ”なんていうものがあるんですか?私はどのグループだったんだろう?」と坂下が言うと、スタジオから「“第1グループ”のトップ!だから自覚がない」と総ツッコミが入った。
「3歳年上の姉は自分たちを仲良し姉妹だと思っているけれど、妹の自分が我慢しているだけ」という30代女性のエピソードでは、「投稿したのは私の妹?」と千秋が言うと、SNSにも「ウチの話?」「私の姉がまさにそう!」「まさかウチの妹も…」という声が続々到着。
「自分が王様で妹は家来」だという千秋と「姉に甘えっぱなし」という坂下は、「それでも妹は私を好きだと言ってくれる」「ウチの姉妹は仲がいい」と主張。
しかし、竹山と三木は「ケンカしたら修復不可能だから我慢しているだけ」「我慢していない側は、姉妹間にある不満に気付かない」と指摘した。
手料理よりテイクアウトのほうが子は喜ぶ!?コロナ禍の小さな幸せ
「日常の小さな幸せ」というテーマでは、YouTubeで40代独身男性の等身大の日常生活を配信している“やっちゃん”を紹介。動画が多くの人に支持される理由を、千秋は「インスタにアップされるキラキラした日常と違って、自分と同じだと思って楽しんでいるのでは?」と分析した。
また、「疲れている時は無理に夕食を作らず、デリバリーを頼むようにしたら気が楽になった」という40代女性の“小さな幸せ”が紹介されると、坂下も「テイクアウトのほうが、子どもは喜んでくれる」と大きくうなづいた。
「夫がベランダで家庭菜園を始めて、洗濯物が干しづらい」(50代女性)、「帰宅時間が早くなった夫が、子どもと決めたゲームの時間を延長してしまう」(40代女性)と、夫の“小さな幸せ”に悩む女性の声も登場。
しかし千秋も坂下も、「コロナだから特別だと理解していれば許す」「夫が子どもの相手をしてくれれば、自分もゆっくりできるから、ダメとは言いづらい」と夫をフォローした。