3月31日(火)、俳優の唐沢寿明が起用された電子印鑑サービス「ShachihataCloud(シヤチハタクラウド)」の新CM発表会が行われた。

電子印鑑とは、紙に押していた承認印をデジタル上で実現したもの。「シヤチハタクラウド」は、コロナ禍でのリモートワークの普及により、ペーパーレス化が進む中で、場所を問わず簡単に文章への決裁が可能になるサービスだ。

CM出演について唐沢は「電子印鑑のCMと聞いて、どういうものなのか…。なんとなく、見たり聞いたりはしたことがあったんですけど…。興味は持ちました、新しもの好きなんで」と印象を。

CMの内容については、「(自分の)セリフがないんですよね(笑)。顔の表情と体の動きで、シヤチハタクラウドの手軽さ、メリットなどを伝えてほしいと言われまして。そこは『どうしようかな…』とは思いましたね。言葉でごまかしがきかない企画でしたので」と回顧。

また、「こういうタイプのCMは初めてです。(絵)コンテを見て全く分からなくて、撮影当日に監督から『どうやってやるのか』と聞いて、初めて共有できたという感じですね」と言い、「結構撮りましたよ。撮影中終わらないんじゃないかと思いました」と苦労を明かした。

しかし、撮影は予定よりも2時間早く終わったそうで「あの日は何かが自分に降りてきた感じですよ。まぁ、現場に行ったらやらないと終わらないですから(笑)。一生懸命考えてやりますよ、毎回毎回」とコメント。

イベントでは実際に唐沢が電子印鑑を使う場面も。

「(唐沢が食べる)楽屋に用意されるお弁当を豪華なものにさせていただく」という内容の契約書が会場のスクリーンに映し出されると、唐沢は「これ契約しないと、お弁当食べられないんですか?」と苦笑い。

「何でもかんでも、印鑑を契約書に押したら大変なことになりますよ」とやや引き気味に話したものの、シヤチハタの舟橋正剛社長が登場し、正式にお弁当のための契約を結ぶことに。

「なかなか豪華なお弁当食べる機会もないので…。しょうがないですね、やるしかないですね」と腹を決めた唐沢は、用意されたタブレット端末で契約書に捺印。

無事に契約を結べた唐沢は不思議そうな顔で「すげえ!今っぽいなぁ。簡単!どういう仕組みなんだろ」と感嘆しながら、社長に向かって「ありがとうございます!」とうれしそうに一礼した。

最後に「電子化しても書類に印鑑を押すのは緊張しますし、特別な瞬間ですから。いくら便利になっても印鑑を押す文化は日本の文化ですから、いつまでも残って欲しいと思います。サインだけってなると、日本ぽくないなと、印鑑にはいろいろなストーリーがありますからね…おそらく(笑)」と締めくくった。

唐沢寿明の渾身の表情に注目!