「キスマイってブサイクじゃない?」というネット上での陰口を発端に、Kis-My-Ft2メンバーが「誰もが認める真のカッコイイ男になってやろうじゃないか!」と一念発起して“脱ブサイク”を目指すフジテレビの『キスマイ超BUSAIKU!?』。

4月8日(木)の放送は、「超BUSAIKU!?ランキング」で、キスマイメンバーの料理の腕が試された。

「ブロッコリーを茹でること知らなかった」宮田の衝撃エピソードに唖然

キスマイメンバーが恋愛の難問に挑戦する「超BUSAIKU!?ランキング」。今回は、抜き打ちテスト「寝坊した彼女から『15分で朝ごはんを作って』」。彼女のマイコが別室で支度をする間に、キッチンにある食材を使って即席クッキング!

宮田俊哉は「マイコはお寝坊さんで可愛いな」とつぶやき、余裕の表情。しかし、ホウレン草を水洗いしながら「野菜は洗えって最近知ったんだよね」と衝撃告白をし「今まで家でさ、野菜洗わなくって、汚いよって言われて。スーパーは汚いもの売ってるのって言い返してたんだけどさ。この前、土ついてる野菜見つけちゃって『これは洗うべきか』って」と、なぜか延々とひとり言。

フライパンにバター、ベーコン、ホウレン草を入れ、塩・コショウでソテーにする。「めっちゃ美味そう」と満面の笑みを見せ、2品目の調理に突入。卵を白身と黄身に分け、白身を泡立て器でかき混ぜていく。そうこうしているうちに15分が経過し、時間ジャストで完成。できあがったのは「ホウレン草とベーコンのバターソテーと、卵かけご飯メレンゲに黄身(キミ/君)を乗せて」。ニッコリ笑顔で「召し上がれ」と席についた。

美味しそうな朝ごはんにスタジオからは拍手が起こり、VTRを見ていた宮田本人も、卵かけご飯は「私の真骨頂」と自信満々。しかし、ゲストで女優の大友花恋は、宮田のひとり言があまりに多く、支度に集中できないと9点にとどめた。

また“野菜を洗っていなかった”問題について宮田が改めて説明すると、ゲストの大久保佳代子はあ然。MCの二階堂高嗣がブロッコリーは洗うかと尋ねると、宮田から「そのまま食べてた。茹でること知らなかった」と仰天発言が飛び出し、スタジオは騒然。

横尾渉から「野菜は洗わないけど、お肉は洗うもんな」と向けられると、宮田は苦笑い。過去にしょうが焼きを作った際、味付けが濃すぎたためしょうが焼きを洗って食べたと激白し「そんなご飯を一人で作って食べてたら、不味すぎて、1年で6キロ減った」と、驚きのエピソードを繰り出し、スタジオからは悲鳴に近い笑い声が起こった。

SNSでは「料理に関してはかなりワイルドだよね!」「ご飯ちゃんと作れるの見ると安心する」「宮田くんの成長がすごい……涙 自炊マジで頑張ってるんだなぁ」と、料理スキルがアップした宮田を、温かく見守る声が集まった。

本音がダダ漏れの玉森、芝居にダメ出しされる北山

北山宏光は、寝起きなのか気だるそうだが「いいよ、いいよ」と快諾。「俺大好きなんだよな〜こういうの」とつぶやきながら、ベーコンと卵をフライパンで焼いていく。別のフライパンでバターを熱して食パンを投入し、美味しそうな焼き目がついたら、マヨネーズと焼き立てのベーコン、目玉焼きを乗せる。北山自身が「はい、絶対美味い」と言うとおり、いい匂いが立ち上ってきそう。

さらに慣れた手つきで、ミキサーにバナナ・ブルーベリー・イチゴ・牛乳・ハチミツを入れてスムージーを作り、最後にコーヒーまで淹れる余裕っぷりを見せた。最後は、マイコに「俺の好きなパン。これ食べて、今日も元気に頑張って」とエールを送った。

このメニューに、大友は「動揺せずに落ち着いて対応してくれて、冷静に準備ができる」と高評価。しかし大久保は「寝起きの芝居ね。私はあれがもう見てられなくて」と、北山の冒頭の演技をイジり、スタジオは大爆笑。北山も苦笑いで認めるが、大久保は「テンション上がりました。で、減点です、あれ」と笑顔でぶった斬って、笑いを誘った。

玉森裕太は、突然のお願いに挙動不審で、マイコがいなくなると「15分で?は?クソめんど」と、思わず本音が漏れてしまう。それでも長ネギをみじん切りにし、ウインナーをカットして手早く進める。

しかし、ご飯(冷凍)を半分床に落としてしまうと、なんと「大丈夫、洗えばいけるよ。バレやしない」とザッと水洗いして、溶き卵とともにフライパンへ。ご飯がカチカチで「硬い、硬い」と、混ぜるのに苦戦するが、具材と塩昆布を加えて美味しそうな「塩昆布チャーハン」を作り上げた。

マイコが戻ってくると、先ほどの本音はどこへやら、玉森は優しい笑顔で「これ食べて頑張ってよ。今日も1日マイコのこと大好きだし、いっぱい愛してるし、たくさん想ってるから頑張って」と、滑らかな語り口で愛を伝えた。

VTRを見ていたスタジオからは、随所で大ブーイングが巻き起こった。ゲストの井上咲楽は「見てないところでめっちゃ雑なのが怖すぎ」と辛口評価。MCの千賀健永が「クソめんど」の真意を聞くと、玉森は「本心だよね」とあっけらかん。落としたご飯を使った点は、宮田が「食べられるもん捨てる方が悪いだろ」と玉森の肩を持っていた。

ファンからは「玉ちゃん可愛いけど口悪い笑」「人間味溢れててサイコーだった」「あんな可愛い顔で毒吐かれても嫌にならん」「玉ちゃんだって本当は手際よくてお料理上手♡」と、素顔の玉森を受け止めるコメントが寄せられた。

「豆腐って女性と一緒」藤ヶ谷の手つきを大久保佳代子が絶賛

藤ヶ谷太輔は、最初こそ焦るものの、鍋を火にかけ、豚バラ肉に塩コショウで味付けし、ホウレン草を切ってと手際の良さを見せる。鍋に和風だし、玉ねぎ、手のひらで器用に切った豆腐を入れ、味噌をきちんと量って投入。味噌汁を作る間に、フライパンで先ほどの豚バラ肉とホウレン草を炒めて「あと納豆とかもあればいいのにな」とポツリ。藤ヶ谷はこれまでのメンバーと違い、ほとんどひとり言もなく黙々と手を動かす。

そして15分ジャストでできたのは「パパッと定食」。ご飯、豚バラ肉とホウレン草の炒め物、味噌汁、納豆という栄養バランスのいい品揃え。寝坊した朝でも「パパッて食べられるように」と、気遣いのこもったメニューだ。

“THE 料理男子”といった藤ヶ谷の対応に、キスマイメンバーからは「手際いいな」「すげえな」と感嘆の声が漏れ、総合84点を獲得。井上は「めっちゃ良かったです。バランスが取れてた。納豆も味噌汁で流し込める」と満点評価。

大久保は「ちょっと肉料理が多い」と8点をつけるも、豆腐を扱う藤ヶ谷の手つきを絶賛。手のひらで立たせて縦に包丁を入れてから、横に直してサイコロ状に切ったのだが、大久保は「豆腐って女性と一緒だから」と前置きして「立たせたのに崩れることなく、すごく安心感をくれた。ずっと立ってられるの」と、独特のワードセンスで褒めちぎり、藤ヶ谷も「すごい深い」と笑い声をあげていた。

そして最後は、料理が得意な横尾。進行役の佐野瑞樹アナウンサーに自信のほどを聞かれると、横尾は笑みを浮かべながら「とりあえず見てください」と流す。それでも佐野アナに詰められると「(自信)あります」と宣言。そのできばえや、いかに?

横尾は、冷蔵庫から迷うことなく食材を取り出すと「やってやろうじゃないか」と気合い十分。「マイコは何が好き?」とひとり言を口にしながらも、手は休まず動く。食パンを、牛乳を入れた卵液に浸してフライパンで焼き、その間にツナ缶・マヨネーズ・ケチャップを混ぜ合わせる。作りながら洗い物も済ませ、無駄がない。味付けしたツナを、焼き上がったパンでサンドして完成。

しかし、これだけで終わらないのが横尾。バナナ・りんご・オレンジを手際よくカットし、ハチミツをトッピングして2品目にデザートを、さらに鍋に顆粒コンソメと溶き卵を入れて3品目にスープを作り上げた。完成したのは「朝からオシャレフレンチ」。食欲をそそる彩りとオシャレな盛り付けで、豪華な朝食となった。

“料理キング”横尾の手作り朝ごはんに、スタジオは「美味しそう!」と大興奮。藤ヶ谷は「これやりたいな」とつぶやき、二階堂は「これで料理の仕事が来ないんだもん。不思議だよ」とコメントして笑いを誘った。総合90点と驚異の数字を叩き出し、超カッコいい第1位に輝いた横尾は、思わず「やったぜー!」と笑顔でガッツポーズ。

大友は「持ち点が10しかないのが悔しい。最っ高でした!」と絶賛。84点を獲得しながらも敗れた藤ヶ谷は「さすがっすよね。あれだけ自信あったら、VTR前ああいうコメントになるわ」と、冒頭の横尾と佐野アナのやり取りを振り返り、スタジオが笑いに包まれた。

視聴者からは「独り言ギャグなのにこの手つき、手際」「さすが!手の動きがきれいだ、食べたい!!」「横尾さんは本当にもっと料理の仕事あるべきだよな…」「無意識かもだけどお料理してる時ちょっと微笑んでるのもかわいい」と、料理姿にホレボレするコメントが多く寄せられた。

次回4月15日(木)は、コント「令和のブサイクな恋」で、藤ヶ谷扮するエトウ・イェーガーが登場!&リベンジ企画「ステキな別れ方」が放送される。キスマイは果たして8年前から成長しているのか?