4月2日(金)、フジテレビで『人志松本の酒のツマミになる話』がスタートした。

『ダウンタウンなう』の特別編として生まれた企画が、レギュラー化。“お酒の席が盛り上がれば、何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合う。

松本人志の両隣でMCを務めたのは、千鳥(大悟、ノブ)。ゲストには、岡部大(ハナコ)、小泉孝太郎、夏菜、矢部浩之(ナインティナイン)が登場した。

松本と矢部の約7年ぶり共演にノブ興奮!

番組冒頭、「ここに(矢部が)おることが変やねん!」と松本。同じ事務所の後輩であるノブも「僕らからしたらビッグマッチなんですよ」と興奮し、一同には乾杯前からそわそわした空気が漂った。

ノブ:(松本と矢部が)共演されるのが『笑っていいとも!』のフィナーレ(2014年『笑っていいとも!グランドフィナーレ感謝の超特大号』)以来なんですって。

夏菜:私、正直、共演NGなのかと…。

矢部:NGではないのよ。NGではないけど、まわりがなんか。気を遣われるというか…。

そして矢部は「昔は、松本さんの本(1994年の著書「遺書」)で…」と語り始める。

ノブ:うわ、聞きたい!それ(と前のめりに)。

矢部:「ダウンタウンのチンカスみたいなナインティナイン」って(書かれていた)。

松本:んはははは!

ノブ:うわぁぁぁ~。

松本:そうそうそうそう。めちゃめちゃ、ええ意味で言うてんねんで!

そんな松本のボケにみな大笑い。矢部は「チンカスって、世の中で最下位のカスやから」と言いながらも、「でも『遺書』に名前載ったら光栄」とコメント。

松本は「いつかここ(松本の両隣のMCに)、ナインティナインで…」と提案したが…。

矢部:ちっちゃいおっさん(岡村隆史)は、ちょっと難しいかもしれないですね。

松本:なんで?なんで?

矢部:ビビってます。

一同:(笑)

松本:(岡村が)楽屋とか来てくれて、2人で話したりとかもすんねんで。

松本はそう言ったが、矢部は何かを含むように「(今は)めちゃめちゃやさしくなられたじゃないですか」とチクリ。松本は「俺、変わってないって!!」と、必死に否定していた。

矢部「浜田さんが僕のパネル写真をバーン!って割った」

ノブが若い世代の岡部に「ダウンタウンさん、怖いっていうのはない?」と振ると、「ないです。『やさしい!』っていう(感じです)」とコメント。

これに矢部は、「僕らくらいじゃないですか。怖いのを身近で感じていたのは」と世代の違いに触れ、ある出来事を振り返った。当時、浜田雅功が番組で吉本芸人の「男前ランキング」をパネルで紹介していたときのこと。

矢部:浜田さんが、(ランクインしていた)僕の写真(パネル)だけ取って、バーン!って割ったんです。

松本:あはははは!

矢部:僕、オンエア見てて。「なんで?浜ちゃん…」って。

一同:(笑)。

矢部は「そういうのが積み重なって、『怖いな、ダウンタウンさんって…』」と当時を思い起こしていたが、松本は「それは、単独で浜田が悪いからな!」と弁解するしかなかった。

大悟に腕相撲で惨敗!ノブの父が見せた威厳

「見たくなかった親の恥ずかしい姿」という話題では、ノブが、自分の父親と大悟のエピソードを語った。

真面目だったノブの父親は、ノブを芸人に誘った大悟に「ブチ切れていた」そうで、ある日、家に来た大悟に「おい、お前が大悟か」「腕相撲せんかい!」と、腕相撲を挑んだという。

だが、当時18歳の大悟に、体ごと持っていかれるほどの瞬殺を食らったノブの父は、「クソが!」と叫びながら、家の近くにある山の方に走って行ったという。

やがて戻ってきた父親は、袋いっぱいの松茸を手に持ち、大悟に向かって「松茸じゃ!」と吠えたのだった。

大悟:「ワシは採ったぞ」と。あの、なかなか採れない松茸を採ったぞ、というのをワシに見せてきたんです。

そんなノブの父親のエピソードに、一同は大笑いとなった。

地方出身者は東京の暮らしをどう思っている!?

また、小泉の「自分は神奈川県民だから、東京という大都会になじめない」という発言から、地方出身の芸能人は、東京の暮らしをどう思っているのかという話題に。

出身地の関西よりも、東京で暮らした年数の方が長いという松本と矢部は、「あまり考えたことない」(松本)、「僕は、大阪のほうがアウェー感がある」(矢部)とコメント。

一方、18歳で秋田から上京した岡部は「今もずっとドキドキの、憧れの東京」を感じているそうで、自身がタクシーから降りて、次に乗ったのがドン小西だったエピソードを「うわ、東京だ!ドンが僕の(降りた)タクシー乗って行ったよ」と、興奮気味に語った。

ノブにとっても、いまだに東京は「田舎者から見たらエグい」らしく…。

ノブ:今日も、広尾を歩いていたら、公園があったんですよ。名前見たら「有栖川公園」って。小説家やん!

夏菜:あはははは。

ノブ:有栖川!?オシャレすぎて、入れません!

と、独特の感性で東京と地方の違いを語り、一同の笑いを誘っていた。。