アニメ『セスタス -The Roman Fighter-(ザ・ローマン・ファイター)』のマスコミ試写会にお笑い芸人・マヂカルラブリーが登場した。
このアニメは、古代ローマを舞台に、過酷な運命に苦悩しながら闘う少年の成長物語。マヂカルラブリーの2人も“古代ローマ風”の衣装に身を包み、主人公・セスタスと同じ赤いハチマキをつけて登壇した。
セスタスは格差社会の中で、拳を武器に奴隷の身から這い上がっていくが、マヂカルラブリーも、所属する吉本興業の芸人の中で虐げられてきた中、“笑い”を武器に頂点へ這い上がってきた。
そんな2人は、都心から少し離れた埼玉県・大宮にある劇場を拠点に「大宮セブン」として活動していたことも。当時の境遇について、村上は「渋谷のホールから卒業させられたら(新宿の)ルミネへ基本は行く。でも、そこに行けなかった地下ルートが大宮ですね。小さな狭い劇場にお笑い奴隷たちが集まって殺しあっている(笑)」とコメント。
野田クリスタルも、「(セスタスたちと同じように)泥飯を食ってきました」と苦労した大宮時代を振り返った。
さらに、このイベント開始前にコンビ内でも格差を感じたという村上。私服を着て1人で会場入りしようとすると、警備員から関係者ではないと思われて止められたそう。しかしそんな村上の横を、野田クリスタルはなんと「顔パス」で入っていったのだとか。その状況を面白おかしく話す村上に、会場からは笑い声が上がった。
続いて、本作ヒット祈願のコーナーでは、格闘シーンアドバイザーを務める元プロボクサーの亀海喜寛が登場。セスタスが屈強な男たちにも負けず這い上がっていく姿にちなみ、マヂカルラブリーには、亀海が繰り出す強烈パンチに耐え抜いてもらう。
亀海が80%程度の強さで何発かパンチを打ち込むと、野田クリスタルは「これ(ミット)、綿入ってるの?」と苦しそうな顔を見せながらも、必死に耐え抜く。そして野田クリスタルに無理やり勧められ、村上もパンチを受けることに。
最後は、亀海の100%本気のパンチを野田クリスタルが見事に耐え抜き、ヒット祈願を成功させた。
『セスタス -The Roma Fighter-(ザ・ローマン・ファイター)』は、4月14日(水)より、フジテレビ「+Ultra」ほかにて毎週水曜24時55分から放送開始、FODにて同日より配信スタート(毎週水曜日24時55分、最新話配信)。
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