4月9日(金)フジテレビでは『人志松本の酒のツマミになる話』が放送された。

“お酒の席が盛り上がれば、何をしゃべってもOK”というルールの下、普段言えないような悩みや失敗談、心に秘めた本音を語り合う。

MCを務めるのは、松本人志と千鳥(大悟、ノブ)。ゲストには、トラウデン直美、浜口京子、松尾駿(チョコレートプラネット)、溝端淳平が登場した。

溝端淳平の結婚観に松本人志とトラウデン直美がバッサリ!

食べるものへのこだわりが強いという溝端は、「結婚したときに、大人用の辛口カレーと、子ども用の甘口カレー、両方作ってくれるのが僕のあこがれ」と切り出した。

だが、周囲の既婚者からは「(その考えでは)結婚できない。そんなわがまま通るわけない」と言われるのだそう。

溝端が「実際、みなさんどうなのかなと思って…」と問いかけると、松本は腕を組みながらしかめっ面で「結婚って、そんなもんじゃないからね!」と一言。

「ど、どういうことですか?」と困惑する溝端に対して、松本は「カレーが甘いとか言ってる場合じゃないからね!!」と言い放った。

さらに、溝端の隣で聞いていたトラウデンも「それ言うんやったら、奥さんに2つ作れじゃなくて、自分で自分の分作ったらいいじゃないと思っちゃう」と厳しい口調でバッサリ。

「こわい、こわい」(松本)などの声が上がる中、ノブも「いやぁ~、それは…」と、溝端をフォロー。

トラウデンがドイツ人の父を持つことから、ノブは「(トラウデンが)ブロッケンJr.に見えるのよ…」と、「キン肉マン」に出てくるドイツ出身のキャラクターに例えて笑いを誘った。

浜口京子の親子ゲンカに溝端「素敵!」

また、トラウデンは「奥さんとお子さんがケンカしたとき、どっちにつきますか?」と問いかけた。

彼女自身、母親とケンカすると、キレた母親がモノを投げてくるほどの大ゲンカに発展することがあるそうだが、父親は毎回母親の味方につくのだという。

「娘についちゃうかな」という松本は、そもそも「娘のことを怒ったことない」「(娘が)目に針刺してきても、俺怒れへん」と及び腰。大悟も、娘には「怒れない」と言い、息子しかいないノブは「娘さんって、そんなすごいんですね」と驚きの表情を見せた。

一方、浜口家では、母と娘でケンカをし、父親・アニマル浜口を巻き込むまでに発展するという。だが、「空気が悪くなったところで、私がだいたい吹き出してしまう」そうで、親子で笑って終了…というのがお決まりのパターン。そんな親子の関係性を聞き、溝端は「素敵」とうらやましがった。

松本「キスは…、キスは…、あぁ~照れるねぇー!」

話題は、親子の話から、夫婦のキスの話へ。トラウデンの両親は、家の中でもよくいちゃついているという。

ふいに松本から「チュッチュチュッチュしてる?嫁と」と振られた大悟は、「わし?」と言ったまま、照れて何も言えなくなってしまう。しばらく恥ずかしそうにしていたが、「そりゃまぁ、『いってきます』(のキス)くらいはしますよ。まあ、したりせんかったりかな」と答えた。

それを聞いた松尾が、ノブにいやらしい視線を向けながら、ゆったりとした口調で「ノブさんはキスするんですか?」と聞く。

ノブは「なんやねん!その質問」とうろたえたが、「奥さんと?…毎日!」と、もったいぶるように答えた。

松尾は、それだけでは満足いかないようで「どのタイミングでするんですか?」と深掘り。ノブが「うーん、夜更け…」と答えると、浜口が噴き出すなど、一同に笑いが広がった。

結婚して約2年の松尾は「僕はします!家を出る前と寝る前に」とあっけらかん。そんな三者三様の話を聞いていた松本は、「キスは…、キスは…、あぁ~照れるねぇー!」と声を上げる。

松尾:(キス)してないですか?

松本:(大きな声で)キスはあんまりしてないかもしれへん!

松尾:最後にしたのはいつですか?

松本:(さらに大きな声で)最後!?へぁええぇーー!?!?

一同:(笑)。

大悟:もう、そのへんでいいと思いますよ。

ノブ:一番声出てます(笑)。

松本:(叫ぶように)えー、いつかなぁー!?!?

一同:(爆笑)。

松尾:してたほうがいいなぁと思うんですよ。

松本:もちろん、絶対そうよね。ハグとかはするけどね。

ノブ:ハ~グ!?

松本:逆に。

松尾:それは、どのタイミングなんですか?

松本:(再び叫ぶように)どのタイミングやったかなぁー!?

ノブ:うるさ!サンシャイン池崎くらい(声が)出てる…。

大悟:劇場か、ここ!

一同:(爆笑)

松本の大声でオチがついたかのように思われたが、ここから松尾がさらにインタビュアー化!ひとり冷静に「ちゃんと聞かせてください。こんなときじゃなきゃ聞けない」と食い下がる。

松本は「(嫁に)『今日、松尾に言われたで』って、言うわ」とごまかしたが、松尾は「そういうんじゃない!ほんとのやつで…」と、逃そうとしない。

さらに松本が「今日から俺は、お前とは…もうキスプラネットやで」と言ってボケるも、松尾は諭すように「松本さん。そういうんじゃない」と首を横に振った。

ノブが「そういうのでええねん!」とフォローする中、松本が「じゃ、決める。記念日に(キスを)する!」と宣言するも、松尾は最後まで「なんか納得できないな」と不満げだった。

食い下がる記者・松尾「松本さん、最後に手をつないだのは?」

そんな話から、大悟は「手をつなぐほうが恥ずかしない?」と問いかけた。

「つなげますね。彼女と」という溝端。松本は「いやぁ、ちょっと恥ずいか…」と再び照れくさそうにしたが、松尾はすかさず「松本さん、最後に手をつないだのは…?」と容赦がない。

「あのインタビュアー…!」(ノブ)、「あいつ、今後(インタビュアーから)外したほうがいいっすよ」(大悟)と言われながら、松本は「あいつ、腹立つな」とつぶやいたのだが…。

松尾:最後に、手をつないだのはいつですか?

松本:手は…おぼえてないくらいの感じでしてると思うよ。

一同:おお~。

松尾:いや、じゃなくて。明確にいつ、つないだかってのを…。

松本:火曜日やったかな!

松尾:火曜日じゃないはずです。

はぐらかす松本に、食い下がる松尾。ノブに「お前ら(チョコレートプラネット)のコントか!しつこいなぁ!」とツッコまれるまで、2人はやり合っていた。