4月12日(月)、サントリー「ボトルtoボトル」ペットボトルリサイクル取り組み発表会が行われ、キャンペーンの新キャラクターを務める佐藤二朗と、同社の製品「やさしい麦茶」のキャラクター“ムギちゃん”が登壇した。

「麦茶のムギちゃんです」と元気よくあいさつしたムギちゃんに、佐藤は終始ニコニコ。「いい意味で、ムギちゃんは正しい子どもさんという感じで、可愛らしい」と絶賛。

リサイクルについて紹介するコンセプトムービーで共演した2人。今回初めて“ペットボトル”役を演じた佐藤は、「51歳になってすべり台に挟まるとは思わなかった。しかも逆さになって挟まった」とペットボトル役ならではの(?)苦労を語った。

しかし、ロケ地となった伊豆の公園のすべり台は「僕のために作られたのかと思った」というほどにピッタリ挟まることができたそうで、「宙吊りになったり大変でしたが、なかなかできない体験で楽しかったです」と撮影を楽しんだと笑顔で語った。

コンセプトムービーの中で好きなシーンを聞かれたムギちゃんは、ペットボトル(佐藤)をリサイクルボックスに入れて、「またね」とお別れするシーンをあげ、「そこで大事なことを教えてもらえた気がしました」と模範的な回答を。

すると、佐藤は「いいねムギちゃん、カンペ通りだね!好きなこと言っていいんだよ、いつも友達と話す通りでいいんだよ!カンペ読んでもいいけどね!」と、ちょっかいを出して、ムギちゃんの笑顔を引き出していた。

ここで、コンセプトムービーを壇上で再現することに。ムギちゃんは「佐藤さんが協力してくれるならできると思うので、頑張ります」とやる気満々。対する佐藤は、「歩きスマホとこういう場所でやる実演が死ぬほど嫌い」とボヤきながらも、「ムギちゃんがやるというなら…どうもペットボトルです」と素直に準備に向かう。

ムギちゃんがリサイクルの手順を説明していると幕が用意され、佐藤が変身の準備を。ムギちゃんからの「おじさーん!」の呼び声で登場したのは、ペットボトルに変身(?)した佐藤だった。

「どうもこんにちは、ペットボトルです、フォルムがあまり変わりませんが」とあいさつする佐藤にムギちゃんが、「リサイクルはとっても気持ちいいです!」とハキハキした声で伝えると、「こうして何度も生まれ変わるのは気持ちいいね!」と佐藤も同意した。

ここで、佐藤にムギちゃんが聞きたいことを聞く質問コーナーを開催。答えづらい質問のときにはペットボトルに変身してOKというルールが設けられた。

ムギちゃんからの「生まれ変わっても、もう一度俳優になりたいですか?」という質問に佐藤は、「お芝居が好きだから俳優がいい」言いながらも、「最近、農業に興味がある」と考えが変わってきたと明かした。

続いて、「人生の中で再生したいことは?」という質問には、「20代は暗黒の時代だった。大変だったから戻りたくはない」と語りつつ、「…ペットボトルで何を真面目なことを答えているのか」と思わず苦笑い。

そして、ムギちゃんに「やり直したいこと」を聞いてみると、「2年生のときに九九の“七の段”が覚えられていなくて…」と回答。ムギちゃんに「七の段を言ってみて」と佐藤が促して一緒に七の段を言っていくが、途中で言い淀んでしまったムギちゃんは思わず、佐藤をペットボトルに変身させて表から消して笑いを誘った。

最後に2人は、「ペットボトルは何度も生まれ変われるんです」とイベントをアピールして笑顔で締めくくり、佐藤はムギちゃんを抱きかかえて退場し、仲の良さを見せた。

イベントの様子は動画で!