4月24日(土)21時より、フジテレビでは『お笑い脱出ゲーム2』が放送される。

「M-1グランプリ」王者や、「女芸人N0.1決定戦THE W」王者のお笑い芸人からジャニーズアイドルまで、総勢11人が屋敷に閉じ込められた。屋敷の各部屋で“お笑いテスト”が出題され、プレーヤーの答えを“主催者”となる、MC3人が「面白いか」判定。

面白い解答をし続けて、3人を最も笑わせた1人だけが脱出できるという新しい形のゲームバラエティ。昨年10月8日(木)に放送され話題となり、今回第二弾の放送が決定した。ここで出される問題には正解はなく、まさに、頭の柔らかさと瞬発力が問われる。

“お笑いテスト”をジャッジする主催者は、前回に引き続き、“お笑い偏差値の高い”バカリズム、山崎弘也(アンタッチャブル)。そして今回、永野芽郁が参加する。

今回、屋敷に閉じ込められた芸能人プレーヤーは11人。前回に続いてのチャレンジは、柴田英嗣(アンタッチャブル)、渋谷凪咲(NMB48)、中岡創一(ロッチ)、西田幸治(笑い飯)の4人。新たなプレーヤーは、春日俊彰(オードリー)、近藤春菜(ハリセンボン)、田崎佑一(藤崎マーケット)、田中卓志(アンガールズ)、宮田俊哉(Kis-My-Ft2)、有輝(土佐兄弟)、吉住の7人。

初参戦となる宮田は、「キスマイ代表として、そしてやるからには一番になりたい」と意気込みを語る。前回、アイドルとは思えないような発想力で大活躍の渋谷は、2回目の参戦。「出演が決まってからずっと緊張していて『面白いことを思いつけ!』と念じていました」という。また、前回は相方・山崎が見守る中、屈辱の一回戦敗退を期した柴田のリベンジなるか。

今回は、4つの部屋があり、“主催者を最も笑わせた一人”が勝ち残る。最初の部屋は、NASAの会議室。お題は「NASAの白熱した議論をまとめてみて!」。

NASAの職員として会議に参加し、世界各国の職員が英語で激論を交わしているところを制して面白いことを言ってまとめる。ゲームの説明は、この屋敷の家政婦である蛙亭・岩倉美里が務める。岩倉は、「プレーヤーじゃないの?」というツッコミにも「恐れ多い」とさらっと交わし、淡々とゲームを始める。

トップバッターで挙手したのは、中岡。前回に続いての出場となる中岡は、どこか余裕があるように見える。続いて挙手したのは渋谷。そして初出場となる春日も挙手。「Hey,hey,hey!」と勢いよくネタをはじめるが…。

そんな中、春菜は迫力のある「Stop!」で、その場を制す。これには主催者・永野も「格好いい」とほれぼれ。ここで田崎が、「本当はやりたくなかった」というあのネタで勝負に出る。

次の部屋は、報道スタジオ。お題は、前回好評だった「ニュース速報の原稿を差し込んでみて!」。今回も、中田有紀キャスターに迎え、一同は面白い原稿を差し込んでいく。

ここで宮田が、まさかのジャニーズ先輩ネタでいち早く満点を獲得。「女芸人N0.1決定戦THE W」王者・吉住も切れのあるネタで満点を獲得。そして、「前回、中田さんは僕の文字がうまく読めなかった(苦笑)」と言う柴田がここで挙手するが…。

続いては、子役の楽屋。お題は「子役に愚痴を言わせてみて!」。ある番組に出演した子役・浦田統に楽屋で面白い愚痴を言わせる。ここでも好調な春菜は「統君のお芝居がすごい!」とべた褒め。

バカリズムも思わず「統君が一番面白いね」。その浦田の演技に助けられ、満点が続出。山崎も「これは、8:2で圧倒的に統君の力」とコメントする。

そして、催眠術ショーの部屋のお題は「ニセの催眠術にかかったフリをしてみて!」。演技力も問われるこのお題も、一同が「すごい」と感心する解答ばかり。そして、ここまで力業で勝負してきた春日にまさかの事態が!?

最後は、学校の教室で「ホームルームで生徒に質問してみて!」。全員に目をつぶらせて「今から先生が聞くことに心当たりがある者は、手を挙げるように」と言い、生徒たちに面白い質問をする。先に2問満点を取ったプレーヤーが見事、脱出成功となる――。

<バカリズム&山崎弘也&永野芽郁 コメント>

左から)山崎弘也(アンタッチャブル)、バカリズム、永野芽郁

――収録を終えた感想は?

バカリズム:今回はさらにセットが豪華になって、エキストラさんもいて、きっちり作り込まれていたので、より楽しかったですね。本当に全員面白くて、脱落者を出さないといけないのがもったいないくらい、全員の答えをずっと見ていたかった。

山崎:特に(浦田)統君の演技力が素晴らしくて、芸人さんの力プラス演者さんという新しい大喜利の形が見えたんじゃないかなと、非常に楽しかったです。

永野:みなさん何を言ってもおもしろくて、すごくぜいたくな経験をここで見させていただきました。

――永野さんのジャッジはいかがでしたか?

バカリズム:45歳のおじさん芸人2人と同じ立場でなかなか大変な仕事だったと思う。俺たちでも(点数つけるのは)大変なのに。僕たちに気を遣っていたところもあると思うけれど、世代的に違うなってところは正直にジャッジしてくれていましたね。

山崎:ある意味、芯があったというか、ぶれない点数をつけていたと思う。

――今回の見どころを教えてください。

バカリズム:今回は、脱落者ルームがあって、笑い声が聞こえていたので、どうやら盛り上がっていたみたいです。その映像は僕たちも収録では見られなかったので、みなさんもオンエアを楽しみにしていただきたい。

山崎:自分もいつ、部屋に急に閉じ込められて何か面白いことを言わなきゃいけないということに遭遇するかわからない。「自分だったらどうするのか?」という気持ちで見てもらいたいですね。

一同:(笑)

永野:おうちにいてこんなに笑えるんだっていうくらい笑えると思うので、ゆっくり楽しみながら見ていただけたらと思います。

<宮田俊哉 コメント>

宮田俊哉

――収録を終えた感想は?

出演の話を聞いた時に、「超面白そう!やってみたい」と思いました。すぐに前回の放送を見て、「面白い」と思えば思うほど、一方でプレッシャーも感じました。

バラエティの話は、メンバーでは、 二階堂(高嗣)とすることが多いので話したら、「いいなあ~」と(笑)。(そういう意味でも)キスマイ代表として参加したので、たとえ、芸人さんの中ででも、やるからには一番になりたいと思いました。

自分の解答に対して満点が3人ともついた時は、すごくうれしくて。芸人さんと同じフィールドで、純粋に誰かが笑ってくれるってうれしいことだなと思いました。でも、プロの芸人さんたちの技術や視点は、やっぱり面白い!とても勉強になりました。

――ジャニーズネタも披露していましたね。

せっかくジャニーズから1人だけ参加しているので、ジャニーズネタも入れてみたいと思いました。普段、みなさんにはわからない世界でもあるので。

でも、そういう情報より、純粋に面白さを求められている番組なんだなと思って、途中からは、自分が面白いと思うことを言おうと思いました。前回の放送を見て、イメトレだけは完璧にしてきたつもりだったんですけれど…。

――悔やまれる点はありますか?

急に答えを求められるので、パッと浮かんだことと対極にあるネタを披露したのですが、今思うと一番離れているからといってネタとして面白いわけではないんだなと。それと違う角度にあるネタを言えばよかったと後悔しました。

実はキスマイは大喜利に対してむちゃくちゃ熱いんです。楽屋でも、「普段つまらないヤツだと思われてもいいけれど、大喜利だけはうまくありたいよね」っていう話をよくするんです。そのキスマイをしょってきたので、“大喜利下手”だと思われるのは悔しいので、機会があればぜひ、また出たいと思います。

――今回の見どころを教えてください。

正直、みなさんのすべての解答が面白くて、全部見どころです!クスッと笑いたい人にも、爆笑したい人にも面白い番組だと思いますので、すべてが見どころです。

上段左から)春日俊彰、近藤春菜、柴田英嗣、渋谷凪咲、田崎佑一
下段左から)田中卓志)、中岡創一、西田幸治)、有輝、吉住

<春日俊彰 コメント>

頭を使った脳の疲れもあり、収録時間以上になぜか疲れています。私の見どころは“催眠術”のくだりですね。(“催眠術”の)指示を出しているのは、絶対ザキヤマさんでしょうから(笑)!(春日)

<近藤春菜 コメント>

子役の統君が天才だと思いました。本当に素晴らしい表現者だと思います。あの子を育ててみたいです(笑)。今は、すべてを洗い流して、すべてを忘れさせてくれるような、熱いお風呂に入りたいです。

<柴田英嗣 コメント>

それなりに準備はしてきていて、過去のいろいろな番組や、若手芸人のDVDをくまなく見て、お笑いのベース、答えのフォーマットみたいなものを自分の頭の中にいっぱい作って、臨んだので成長を見てください。

<渋谷凪咲 コメント>

やっと緊張感から解き放たれました!めちゃくちゃ面白い吉住さんと一緒にサドンデスをさせていただけたことは、すごく幸せでした。

<田崎佑一 コメント>

最初「大阪から僕がなんで?」と、ほんまにドッキリかと思ったんです。藤崎マーケットの「ラララライ」のイメージをこの番組で払しょくさせてもらえたら。

<田中卓志 コメント>

ちょっともうクタクタです…。こんなに頭を使ったのは、今年初ですね。ハイカロリースーパーお笑い番組でした(笑)。

<中岡創一 コメント>

アイドル2人のレベルが高すぎて(笑)。特に渋谷さんの回答で、一つ、めちゃめちゃ面白かったのがあって、「あんなにガチで真っ当に戦われたらどうしよう」という変なプレッシャーが生まれて、ネタを書く鉛筆の手が震えました(笑)。

<西田幸治 コメント>

スタジオの雰囲気が、前回より閉塞感があって怖く感じました。渋谷さん、宮田さんは恐ろしいくらい面白かったですね!あれは、やばいでしょ(笑)。

<有輝 コメント>

ガチすぎて正直、キツかったし、怖かったです。正直、芸人人生で一番しびれました。

<吉住 コメント>

お弁当にうなぎが出たんですけれど食べられないくらい緊張しました。渋谷さん、宮田さんがめちゃ強かったので刺激をもらいました。