徳光和夫が得意分野である「音楽」「スポーツ&ニュース」「人情噺」の3つを柱に、ニッポン放送が毎週土曜、朝5時から放送している「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」。

4月24日(土)の放送では、スペシャルウィークのゲストとして、加山雄三が登場。昨年、誤嚥(ごえん)と小脳の内出血によって倒れ、懸命なリハビリ生活を続けてきた加山。今月、本格的に仕事復帰後、初のラジオ出演となる。

活動再開宣言をしたばかりの加山と再会した徳光は、笑顔で肘と肘を合わせて挨拶。言語障害のリハビリを経て、70~80%まで奇跡的な回復を遂げたという加山は、元気な様子を見せた。

先月逝去した加山にとっての盟友・田中邦衛について話が及ぶと、加山は「亡くなったって聞いた瞬間は、『えっ、どうして』って、すごい衝撃でした。寂しいなんてもんじゃないよね」と語った。

また、田中との思い出として、若大将シリーズでの「コレ、この前と同じセリフだよなぁ」と2人で相談しながらセリフを考えた話や、楽しかった撮影現場を回顧。さらには、ユーモアあふれる田中のエピソードも飛び出し、「青大将・田中邦衛さんがいなかったら、あの映画(若大将シリーズ)は今のようにはなっていなかった」と、俳優・田中邦衛について感謝した。