4月21日(水)、舞台「This is 大奥」の取材会が行われ、越岡裕貴(ふぉ~ゆ~)、小川優(ジャニーズJr.)、出演しながら脚色・演出・構成・振付を担当する玉野和紀が登壇した。

舞台「This is 大奥」は、女性向け恋愛ゲーム「新章イケメン大奥◆禁じられた恋」が原案。“将軍が女性だったら?”“大奥がイケメンの男たちばかりだったら?”という設定のもと、越岡演じるタカツカサをはじめ、さまざまな男たちが、女将軍・トクガワイエミツの心の奪いあう姿が描かれる。

本作は、昨年の4月に公演予定だったものの、公演直前にコロナ禍の影響を受け中止に。今回、約1年越しの上演が決定した。

写真撮影では、取材陣の「上様にアピールするように!」「ステキなポーズで!」というリクエストを受け、順番にポーズを提案(左から)小川優、越岡裕貴、玉野和紀

単独では舞台初主演となる越岡は、「去年くしくも中止になってしまって…1年越しではありますが、待っていてくださったファンの皆さんに思いを届けられたら。まだ幕が開く実感はないですが、この日をずっと待っていたので楽しみです」とニッコリ。続けて、「ステージ上から来てくれるお客さんに、できるだけエネルギーを伝えられたら」と意気込みを語った。

この舞台は、男性キャストのみが出演しており、「エネルギッシュな現場で稽古から楽しかった」という越岡。「(ジャニーズ以外の)いろんなところから来ているので、皆さんの稽古場でのスタイルとかを学べました」と、得るものも多かった様子。

さらに越岡が「歌がうまかったり、ダンスがうまかったり、本当にいろんなジャンルの役者さんがいるので楽しい」と付け加えると、記者から「その中で、越岡さんは何を売りにしますか?」と質問が。

すると「どうしましょうかね…」と考え込んでしまった越岡に、小川が「まだ決まってないんですか!?」と鋭くツッコミ、笑いを誘う。そして、越岡はじっくり考えた末「さわやかさを売りに!」と、さわやかな笑顔で答えた。

テレビカメラに対し、元気にアピールする越岡

観客が“上様(イエミツ)”という設定で進行する舞台とあって、(客席から質問する)記者から「今、“上様”にアピールしてください」と無茶ぶりが飛ぶ場面も。

「ジャニーズ」というお題を受けた小川は、「僕、亀梨くんが好きで尊敬しているんですが」と前置きしたうえで、「亀梨くんがたまにやる動きでアピールします!細目で見てください!」と、体を斜めに倒しながらキメ顔。越岡は、客席の右から左へゆっくりと投げキスをして、取材陣へアピールした。

投げキスする越岡裕貴

越岡は、ふぉ~ゆ~の10周年にも言及。「僕らCDを出していないので、10周年という感じがしなくて…ジャニーズで一番静かな10周年を迎えています(笑)」とコメント。「ファンの皆さんがいつでも見られたり、聞けたりする、形に残るものを届けられたら…」と、10周年を記念した何かを残したいという希望も語った。

最新情報は、舞台「This is 大奥」公式サイトまで。