はい!僕の、大好物ゾーン来ましたッ!!!

いやー、まさかね、第3話でこんなテンション爆上がりの話になるだなんてね!!

だって前回の<試写室>…

僕的、ナンバー1ジャストフィットだったのは、“絵にかいたような好青年=早瀬”を、見事に純度100%!で演じちゃった竜星涼さんだよね!!普通だったらちょっと裏があるんじゃ?…って、バイアスかかっちゃう怪しいキャラ造形になってもおかしくないのに、純度100%!を、見事、違和感なく、表現しちゃうんだからね。

つってたのに次回予告…「次は略奪愛だな!!」「教師との禁断の恋」、新たなターゲットはレンくん(岩田琉聖)の担任、大倉先生(稲葉友)!?!?!

っておいーーーッ!!“絵にかいたような好青年”で、純度100%!な竜星涼くんどこ行った!!??俺たちの竜星涼くんどこいった!!??もっと竜星涼くんの話、見せろや!!なんじゃこのドラマ、クソ、ボケ、ゴルァァァァァッッッッ!!!って、ちゃぶ台ひっくり返しそうになってた僕の、実は憤慨しまくりだった僕の内心を、『どういうことやねん!!…次回、試写室で、熱く語り合いましょう!!』っていう、オブラートに包みまくって、勢いでとりあえずフィニッシュさせ、もう次回は、中身に納得いかなかったら、竜星涼くんの思い出だけを熱く語って終わろう、うん、だって、そうじゃないと、嘘は書けないし、読者の皆さんにテンション低いのバレちゃうし、何よりあの純度100%!だった竜星涼くんに申し訳が立たないもんね!!そうだ、絶対にそうしよう!!

…って、のぞんだ第3話…。

うん…、だけど…、ごめん…、竜星涼くん…じゃない、早瀬…。もう…、君のこと…、忘れちった!!(テヘペロ)

ハイ最低ッ!!自分、最低ッ!!あんなに、散々、上げるだけ上げといてからのこの変わり身!ハイ、マジ、自分、最低ッ!!

だけど、だけどね、もうね、このドラマね「そういう感じなんです!!」っと言わんばかりに、第3話で、一気に、これまでの出来事をひっくるめた上で、急にギア上げて突っ走っていくので、僕のテンションも爆上がり!!もうこんな、この先楽しいんなら、早瀬も成仏してくれるさッ!!って気持ちにさせてくれるのです。うん…、楽しい!…ってさ、罪だよね…。

っというわけで、古い恋の傷を癒すならば新しい恋…とはよく言ったもんです。あんなに前回のラスト、憤ってたはずなのに、今回になって急激に、テンションを爆上げさせてくれたのは…、新たなターゲットとなる…そう!大倉先生なんです!!

よくもまあ、竜星涼くんに匹敵する、純度100%アイズの人物=稲葉友くん、連れてきたよね!?で、前回、登場したとき、一瞬の登場とは言え、早瀬と同タイプの爽やかイケメン枠に大倉先生…何か匂う…この登場だけのはずがない…うん、だけど、レンくんがらみでこれから多く出て来る感じなのか?…なんて、ちょっといろいろ軽めの想像はしてたんだけど、まさか、早くも第3話で、こんな物語が用意されているとはね!!

そして、今回の大倉先生、早瀬とは同じようで違う何か…、純度100%アイズを持ちながら、結構、結構で、結構な男…、それはつまり…、こいつ…“やりおるん”です!やりおる男なんですよ!奥さん!!!(誰)ちょっと何言ってるかよくわからない、含みまくりな表現になっているかと思いますが、見ていただければわかります!!“やりおる”の意味が!!そして、“やりおる男”こそ、僕の餌食!大・好・物!!絶対お見逃しなく!!

でね、その、大倉先生の、“やりおる”描写がね、まあ秀逸だこと!!ストーリーライン的にみると、大倉先生の描写って単純ではあるんですよ。だけど、大倉先生が放つ細かい仕草とか、インスタ的なSNSから醸しだす、こいつ…絶対やりおる…、絶対やりおる男に違いない!…っていうチラ見せの小ネタがもう、絶対“やりおる男”なんで、ニヤニヤが止まらないの!!しかも、その小ネタもあからさまじゃなくて、断定的でもないから、こっちの“やりおるに違いない”っていう、勝手な妄想、想像を冷めさせないし、いい塩梅過ぎるエッセンスにとどめているからこそ、大倉先生の、人間として、男としての…深み?っていうのかな…増してくるんです!!(ちょっと言ってる意味わからない)…そう!っていうか、そう!!そうだよ早瀬!!(どうした急に)早瀬に足りなかったのは、人間としての深みだよ!!絵にかいたような好青年で、純度100%!…それはもう素晴らしいことだよ、人間としてね。だけどな早瀬、見た目好青年で、純度100%でもな、実は裏もそのまんま…ってんじゃ、やっぱり、人として、深みがない、つまらないんだよ!!そういうとこだぞ早瀬!!そういう人間としての深み、持ち合わせられたら、ドラマにまた…、戻って来いよな!!

って、第3話試写室だってのに、大倉先生が“やりおる男”に違いないってことと、急な早瀬への説教だけになってしまいそうですが、今回はそれだけじゃあもちろんないんです!!

刈部(鈴木亮平)に関してはまだまだこれから、その人間性がスパークしていくんじゃないか?…ホップステップジャンプのホップ段階じゃないか?…とは思うんだけど、それはそれですでにもうかなりいい感じのキャラクターに仕上がって来てて微笑ましすぎるし、あいこ(吉岡里帆)もあいこで、あのキャラクター、ホントによくよく考えたら相当クレイジーでありえないのに、吉岡里帆さんのおかげでなんの違和感もないし、応援できるようでできない…だからといって感情移入できないってわけでもない…っていう、ちゃんとキュートさを持ち合わせてる…のが絶妙だし。

向後さん(片岡愛之助)はキャラクターとしてもポップでかわいらしいのはもちろん、ハチャメチャな話なのにちゃんと締めてくれる存在になってるし、レンくんについても、それ関連のお話のおかげでドラマの視点が広くなってどんどん興味深くなってきてるし、色男だったお父さんのDNAが確実に受け継がれてる…と思うと末恐ろしい子供だわって、ちょっとこっちもニヤニヤしてくるし。

徐々に物語の中心に近づきつつある可憐(木南晴夏)…は、今回のラストで見つけた“あるモノ”が実に気が利いてて(前回自然に描写された、可憐の作画はデジタルってのが効いてくるの)、こっちのワクワク感も見逃せないし、え?じゃあ、(眞栄田)郷敦は?恋愛ドラマにおける重要ポジションで、いわゆる噛ませ犬的存在の、二階堂を演じる郷敦は?って!?…おいーーー!!!次回予告ぅぅぅーーー!!展開はえーーー!!!うん、もう、おわかりでしょう!!僕、3話でこのドラマのドツボにはまっちゃいました!!きっとさ、このドラマさ、第3話から本番だったんだよ!!(違う)

text by 大石庸平(テレビ視聴しつ 室長)