4月29日(木)22時より放送される、フジテレビ『レンアイ漫画家』第4話に、坂東工のゲスト出演が決定した。坂東が、フジテレビ系のドラマに出演をするのは、今回が初となる。
『レンアイ漫画家』は、鈴木亮平演じる漫画一筋で恋愛が苦手な天才少女漫画家・刈部清一郎(かりべ・せいいちろう)と吉岡里帆演じる夢なし、彼なし、仕事なしの崖っぷち女子・久遠あいこ(くおん・あいこ)が織りなす、この春一番ピュアな不器用ラブコメディ。
顔出しNGの天才漫画家・刈部まりあこと、刈部清一郎は、大ヒット恋愛マンガ「銀河天使」の設定を令和の日本に移したものの、引きこもり故に令和のリアルな恋愛が描けず、困窮していた。
偶然出会った久遠あいこに、報酬を払うから漫画のネタのために疑似恋愛をして取材してほしいと依頼。あいこはエリートサラリーマンや、年下教師との交流を清一郎に報告することとなる。
だが、次々と常軌を逸した恋愛ミッションを繰り出す清一郎と、ことあるごとにぶつかり合うあいこ。一方、まともな幸せは作家をダメにすると思い込み、孤独な引きこもり生活を送っていた清一郎だったが、亡くなった弟の忘れ形見・レンを引き取ることに。また、あいこと丁々発止を繰り広げるうちに、少しずつその生活に変化が訪れていく…。
第4話で、吉岡演じるあいこの新たな疑似恋愛の相手となる独身貴族役としてゲスト出演することとなった坂東工は、リアリティショー『バチェラー・ジャパン』(Amazonプライム・ビデオ)の司会やクリントン・イーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」(2006年)に出演。大河ドラマ『西郷どん』(NHK/2018年)では、渡辺謙演じる島津斉彬役の衣装制作を担当するなど多彩な才能を持つ俳優だ。
そんな坂東が演じる八代貴之(やしろ・たかゆき)は、年収2000万、帰国子女、IT企業に務める超ハイスペックで社会的地位の高い独身貴族。清一郎が思いついた次なる恋愛ミッション=“格差レンアイ”のターゲットになる。あいこは、この社会的に地位のある独身貴族を射止めるために、あざとかわいい女子に扮(ふん)し…。清一郎のむちゃぶり恋愛ミッションに、四苦八苦してきたあいこは、八代とうまく恋を発展させることができるのか。
<坂東工 コメント>
――『レンアイ漫画家』への出演が決まった時の気持ちは?
実はフジテレビのドラマ初めてなんです。「縁がないのかなぁ」なんて思っていたので、今回のオファーはうれしかったです。反面、久しぶりの“悪そうな男”の役なので、どうしようかなと(笑)。
僕自身が、某番組のようなデートをするとは思いませんでしたが、面白そうなので参加させていただきました。
――台本を読んだ印象は?
一見すると、「こんなことってあるのかな?」と思いがちですが、実はネタとしては日常にゴロゴロ転がっていることなんじゃないかなと、自分の実体験と照らし合わせながら楽しく読ませていただきました。「いるよな…」と。
――坂東さん演じる、八代はどのようなキャラクターだと思われますか?
手に入る前は、相手の言っていることや振る舞いを受け入れているように見せ、手に入った後は、聞こえてくる言葉は自分が欲しいことだけ。所有と承認の欲しいキャラクターだと思ったので、自分が正しいと思うことに盲目になるように演じました(笑)。
結局のところ、相手は誰でも一緒、自分の世界の住人なのでしょう。怖いことではありますが。
――鈴木亮平さんや吉岡里帆さんとの共演はいかがでしたか?
とても気さくな方たちで、すぐに打ち解けさせていただき、シーンの合間には世界遺産の話で盛り上がってました(笑)。吉岡さんのうるうるした瞳に終始うっとりして、鈴木さんの力強さにヒリヒリしながらでしたが、楽しい時間をありがとうございました。
――視聴者のみなさんにメッセージをお願します。
これから恋愛する方も、されている方も「そんなバカな!?」と思う人が案外たくさんいます。その一例だと思って楽しんで、そして少しだけ自分の周りを見回しながら見ていただければと思います。