5月2日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、千葉県南房総市の「出張女将のおもてなし料理」が紹介された。
「店舗を持たず、お客様に呼ばれたところにお料理を持っていく」と“出張女将”について木村優美子さんが解説すると、松岡修造は「今までにはなかった新しい感覚の女将さんですよね」と感心しきり。
木村さんは東京で女将として働いた後、移住を機に出張女将を開始。依頼主のリクエストごとに毎回違うオリジナル料理を提供しているという。
コロナ禍よりも前に出張女将を始めたという木村さんに松岡は、「相当最先端をいってますね」と驚きの表情を見せた。
今回は「修造さんをおもてなしする春の料理」がテーマと伝えられると、「修造スプリングということですね!」と、松岡も大喜び。
鮮やかな「春の野草を使った里山料理」を目にするなり「色がきれいですよね」と絶賛し、南房総で今が旬という「ビーツのすり流し」をひと口いただくと、「おいしい、ビーツならではの甘みもあるし、本当に“春”です」と南房総の春の味を堪能。
「ちょっと何も言わないでもらっていいですか」と前置きし、ピンク色の手まり寿司の素材を食べてみて当てようとする松岡。「分かります?」と聞く木村さんに、「全然…らっきょうじゃないですよね?」と白旗の様子。
木村さんが同じ器に彩られているサザンカの花を指し、「そのお花です、サザンカの花びらを甘酢漬けしました」と正解を伝えると、松岡は「分かりっこないですよね」と感嘆の声をあげた。
豊かなアイディアを称賛すると、「突然湧くんです、器も私の手作りです」と笑顔で返す木村さんに、「女将さん、何者なんですか?」と松岡はうなった。
続いて提供された「筍とつくしの茶椀蒸し 柚子胡椒あんがけ」は、「全て南房総の食材を使って、素材の味を失わないように心がけています」という一品。
松岡は、「プリンにしか見えないですね」とコメントしながらゆっくりと味わい、「これは優しいです、包み込まれている感じです」とその味を表現。
「女将も料理も出張してもらっていますが、僕がいただいているのは“おもてなし”という気がします」と満足そうな表情を見せた。
次回、5月9日(日)の放送は、大根団子のスープ「ローポースタン」を紹介する。
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