5月16日(日)放送のフジテレビ『くいしん坊!万才』では、千葉県館山市の「ウスバハギ」が紹介された。

房総半島の南端は潮通しもよく、1年を通しておいしい魚が水揚げされる。その伊戸漁港で定置網漁をする漁師の梅木蘭さんに、定置網で獲れた朝獲れぴちぴちのウスバハギ料理を紹介してもらう。

「すごいきれいなお魚ですね」と獲れたてのウスバハギを見て松岡修造が感想を伝えると、「もともとは南の魚ですが、ここ4~5年くらいで定置網に入るようになったので、そこまで流通していないんです」と梅木さん。

まずは新鮮なウスバハギをお刺身でいただくことに。…と、松岡の目の前に置かれたウスバハギが勢いよく跳ね上がるハプニングが。「びっくりしたー!背筋がやっぱりすごいんだ」と驚きつつも、ウスバハギの背筋力を褒める松岡に思わず梅木さんも笑っていた。

ウスバハギの刺身を見て「透明ですね!」と声をあげ、さっそく口に運ぶと「おいしいわ~!脂ものっているんですね」と松岡は幸せそうな表情を浮かべる。

すると、その言葉を聞いたからかまた目の前のウスバハギが暴れだしてしまい、松岡は「ええっ!?すごい背筋…」と繰り返していた。

元々、沖縄でダイビングのインストラクターをしていた梅木さんは、「漁師1年生です」と笑顔を見せる。館山では女性の漁師は梅木さんひとりだそうで、「チャレンジするのが好き?」という松岡の問いに、「好きです」と即答する梅木さん。

毎朝3時に出港し、荒っぽい先輩漁師たちに混ざって力いっぱい網をひいて、「男社会の中でも、女性でもやれるんだぞということを見せたい」と語る梅木さんに、「本当にチャレンジャーだね」と松岡は感心していた。

続いて、いい出汁が出るという漁師のまかない飯「ウスバハギのみそ汁」を実食。「すごくいい出汁です」とコメントする松岡に、「骨もそんなになくて、身離れがよくて、食べやすい魚だと思います」と梅木さんもウスバハギをアピール。

梅木さんの笑顔と伊戸港のウスバハギ料理に触れて、「蘭さんのチャレンジ精神をいただいている気がします」と松岡は梅木さんの頑張りを称えていた。

次回、5月23日(日)の放送は、「伝統のなめろう」を紹介する。

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