毎回さまざまなジャンルで活躍するゲストが集い、多彩な話題や事象を取り上げていくフジテレビのトーク番組『ボクらの時代』。
5月9日(日)の放送は、さだまさし、松本人志、泉谷しげるが登場する後編。
前編では、お互いの印象から出会い、「松本人志を超える芸人は現れるのか」などの話題を展開した。
後編は、「最近のテレビ」についての話題からスタートする。
これからのテレビはどうなっていくのか
さだ:昔は、テレビが世の中を変えたって時代があったわけじゃない。
松本:はい。
さだ:今は、テレビが世の中をそう変えないよね。
松本:変えないですね。
さだ:もう何か、SNSだとかネットだとか、そういったものが世の中を動かしている気配がありません?
泉谷:それはもう、テレビが大きくなりすぎただけの話じゃない?
さだ:大きくなりすぎたって、どういう意味ですか?
泉谷:やっぱり若いやつらってのは、マイナーが好きだから…。
泉谷は、若者は「新しいものや、安くできるもの」を求める傾向にあるのではないかと持論を展開。そこから3人は「これからのテレビはどうなっていくのか」について議論していく。
さだ「親子の会話がどんどんなくなっていくのが気になりませんか?」
また、「子どもが全員YouTubeだなんて、ありえない」という話で盛り上がっていると、さだと泉谷が「いまだにガラケー」であることが判明し、松本を驚かせる。
さだ:僕は、パッド(タブレット端末)持ってますから。
松本:あ、それはあるんですもんね。
さだ:持ってるから、それで事足りるもん。
そこでさだは、「あんな恥ずかしいことようせんわ!」と言いながら、スマホユーザーの真似をしてみせ、2人を笑わせる。
松本:音楽作りに使わないんですか?
さだ:音楽作り?音楽ソフトですか。あのね、面倒くさい!慣れてないから。
松本:ああ~。
さだ:ギター1本で作った曲を、レコーダーに吹き込んで。
松本:昔ながらの。
さだ:ギターのないときには、譜面にバーッと書いて。
「頭の中にあるものは、コンピューターじゃ実現できない」と話すさだは、「コンピューターばっかり見ている子どもはどうなるのか」と子どもへの影響や家族の在り方についても言及し「親と子の会話が、どんどんなくなっているのが気になりませんか?」と問いかける。
「65歳になったら引退」松本の本音とは!?
また、さだは「何かで読んだんだけど…」と、松本に切り出す。
さだ:65歳になったら、引退するとか何とか。
松本:僕はもう、ずっと言ってるんです。引退を…。
さだ:何で?何で?
松本:うーん、何でしょうね。
さだ:早く辞めたいの?今。
松本:僕はでも、もう30歳過ぎあたりから「辞めたい、辞めたい」って。
泉谷:えぇ!辞めたいの?
「『辞めたい』と言いながら、ここまで来てしまった」という松本は、その理由を明かしていく。
そのほか、子どもたちや孫との関係、「個性とは?」という話題、これから目指すもの、引退についての考え方など、本音満載で展開する。