5月17日(月)21時より、竹野内豊主演、フジテレビ『イチケイのカラス』第7話が放送される。
東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)の型破りな刑事裁判官・入間みちお(竹野内豊)と、坂間千鶴(黒木華)らイチケイメンバーの活躍を描く。
証言の裏に隠された真実を求め、自ら事件現場へ足を運び現場検証するみちお。裁判官としては異端すぎる行動だが、機械的に判決を下すのではなく、「絶対にえん罪を生まないよう、話を聞いて聞いて聞きまくって、悩んで悩んで悩みまくって、一番いい答えを決めること」が裁判官の使命だと考えているため、その行動に迷いはない。
そんなみちおの型破りなスタイルは一体どのようにして生まれたのか。第7話では、みちおが弁護士時代に担当し、みちおの人生を大きく変えることになった12年前の刑事事件を描く。
それは、殺人の罪を着せられながらも無罪を主張し続けた被告人・仁科壮介(窪塚俊介)と、弁護士・入間みちおに降りかかった悲劇のストーリー。無罪を信じて奔走したみちおの尽力もむなしく、被告人は無期懲役を言い渡され、その後自殺した。あれから12年。被告人の妹・由貴(臼田あさ美)が「開かずの扉」とも言われる再審請求に踏みきったことにより、止まっていた時計の針が再び動き出して…。裁判官となったみちおが再びこの事件と向き合い、ついに全貌が明らかになる。
また、第7話の放送直後より、FODプレミアムにて「第7話 未公開シーンつきディレクターズカット版」を特別配信することも決定した。
<窪塚俊介 コメント>
“冤罪(えんざい)”は、自分の日常から離れたところにあるものと思いがちですが、あり得ないとは言いきれず、いつ我が身に降りかかるかわかりません。それはきっと、突然起こってしまいます。
なんとも魅力的なスタイルで人と向き合ってくれる入間裁判官が弁護士をやめる分岐点となった事件を知ることで、『イチケイのカラス』の面白さがより深まってくれると思います。
<臼田あさ美 コメント>
とても苦しい役どころでしたし、裁判のシーンは緊張感もありましたが、現場は和気あいあいとしていて、居心地が良かったです。並木(道子)監督が丁寧かつ的確に演出してくださったので、迷うことなく演じることができました。
入間みちおさんとの過去の深い関わりが、長い年月をかけて解けていく様子を、最後まで見届けていただけたら幸いです。