30代後半に差し掛かった関ジャニ∞が、あらゆるモノやコトを追求し、楽しみ、“イカしたオトナ”を目指す本気バラエティ『関ジャニ∞クロニクルF』。

5月17日(月)は、新企画「1万分の1グルメ」と「もう一方の言い分も聞いてみた」が放送された。

希少な「熊の右手」に感動!高島礼子は感涙

その希少さゆえに、1万人に1人以下の確率でしか味わえないとされる超貴重な料理を、賛美を尽くして“無言”で味わう新企画、「1万分の1グルメ」。味覚にすべてを集中するべく終始無言で収録し、表情と、後から吹き込んだ“心の声”で感情を表現するという内容だ。

村上信五と安田章大が訪れたのは、中華の名店「虎萬元」(東京・南青山)。安田は自然な笑顔で、店内の装飾品に興味津々。一方、村上は目を丸くし、眉間にシワを寄せ「こういう静かな雰囲気苦手やねんな〜」と心の声が止まらない。村上のオーバーなリアクションに、安田は内心「ちょっと小芝居すぎるな」と、ため息。

そして、ゲストとして高島礼子も来店。村上&安田と一緒に無言で感情を表すが、村上の大袈裟な演技に開始早々、思わず吹き出してしまう。

今回、3人がいただくのは「熊の右手」。中国では約2500年前から食べられ、冬眠中の熊が自らの手を舐めて飢えをしのいだことから、神秘的なパワーが宿ると信仰されていた。現在では世界のごくわずかな地域でしか食べられず、調理に約1週間もかかる代物。毛抜きなどの下処理に4日間、煮込みに3日間を要し、塩と紹興酒で味付けをする。

気が遠くなるような調理工程に、安田は白目をむき、高島もガックリ崩れ落ち、思わず「すごい…」と声が出てしまう。

「楽しみやな〜」とニンマリする安田は店内に、かつて中国で使われていた鉄製の武器を発見。手に取ると、村上に攻撃するフリでおどけてみせる。すると、高島も武器を手に、「女の惚れた腫れたはタマの取り合いやで。村上信五、覚悟しいや」の“極妻の心の声”とともにジロリと睨み、2人から攻められた村上は困惑顔で料理長に助けを求める…。

そうこうしているうちに、熊の右手の料理「紅焼熊掌」が完成。ツヤツヤ光るクリーム色の肉球に、3人は驚愕の表情。思いっきり鼻をクンクンさせ、香りを堪能。

熊に敬意を込めて、誠心誠意でいざ実食。村上は目をつむってじっくり味わうと、「絶妙な味付けやで。美味しい波が後からくるぞ」と感じたようだが、思わず「2回うまい」と言葉を発してしまう。

安田は、うれしそうに微笑みながら「あとを引きすぎない、赤身の味の濃さ、肉球の柔らかさを舌で味わえる、この贅沢食感」と、心の中で舌鼓。

そして高島は、一口食べると笑みを浮かべたと思いきや、あまりの美味しさに感動して涙をこぼす。その希少な味を噛み締めながら、頬に涙を伝わせ、村上と安田を驚かせた。

ここでいったん収録が終わると、3人はリラックスモードで話し始めた。番組スタッフがやって来ると、村上は「見慣れたカメラの体制になったわ。喋った方が楽ね」と安堵の表情。

しかし、黙っているからこそ「早くコメント言わなきゃって、探さなくていい」と、しっかり味わえたとも言う。安田も「食と対話するってこういうこと」としみじみ。

最後は、村上が「初めてやで、芝居して首ひねられたの」と、自身の芝居とも顔芸とも取れるオーバーな演技を振り返り、笑いに包まれた。

「あとの3人は…」占い師の言葉に大倉反撃

日常生活でよく耳にするお客さん側の“不満の声”を、もう一方の当事者に聞いてみたら、意外な理由が分かるかもしれない…という企画「もう一方の言い分も聞いてみた」。第3弾の今回は、占い師への疑問や不満を、関ジャニ∞がぶつける。

大倉忠義が、「お金を払って占いに行ったことがある?」とメンバーに問うと、安田が「20歳くらいのとき、北新地(大阪)で」、丸山隆平も「外でやってるやつ、何回か見てもらったことある」と回答。

今回は、タロットカードを主に扱うKOUKI先生、西洋占星術の麻月ミライ先生、四柱推命のサトノ光年先生と中継をつないで答えてもらった。

まずは「とりあえず良いこと言ってない?」という不満について。KOUKI先生いわく「悪い占い結果を伝えて、思考がマイナスになるのは本末転倒」とのこと。「鑑定料ぼったくってない?」の疑問についても、KOUKI先生は「技術料。安すぎても不安じゃないですか?金額は自信の表れ」と解説した。

「ビジュアルが明らかに怪しすぎ」の声に対しては「個性を強く出すことがアピールになる」という。そんな中、トレードマークのサックスを持って登場した、占い歴40年のベテラン・光年先生に、関ジャニ∞メンバーは興味津々。横山裕は「バラエティにサックスって、武田真治さんだけやと思ってた」とツッコミ。

光年先生によると、あまりに個性的すぎる占い師は「消えていく」そうで、村上は「タレントも一緒。やりすぎると、耐えられなくなる」と、占い師とタレントの意外な共通点に苦笑い。インチキ占い師の見分け方について、光年先生は「お客さんの話を聞くだけの占い師は怪しい。運気が変わる時期を答えられない」と教えてくれた。

横山が、「関ジャニ∞メンバーの中で占いたい人は?」と尋ねると、光年先生は「横山さんは、来年がビッグチャンス。村上さんは、42歳からビッグチャンス。あとの人たちはちょっと…」と穏やかな口調ながらも、バッサリ。

大倉が「“あと”扱いやめて」と反撃するものの、光年先生は「横山さんと村上さんは、みんなを引っ張っていく力がある。中小企業の社長みたい」と太鼓判を押す一方、「助けられたい方なんでね、あとの3人は」と容赦ない。

大倉ら3人は「助けられたいタイプじゃないよな?」と笑顔で確認し合い、スタジオが笑いに包まれた。

次回、5月24日(月)『関ジャニ∞クロニクルF』は、イタズラの祭典「タズラーGP」が5年ぶりに復活。大倉が素晴らしいと認めたイタズラとは!?菜々緒も参戦!

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